大人になれば自動的に結婚できると思っていた話①

noteを始めたきっかけが、結婚とか婚活について、思っていたことを文章化してみたいな、からなので早速書いてみる。気が向いたときにちょっとずつ。

タイトルの通り、小さいころ、私は大人になれば自動的にみんな結婚できるのだと思っていた。
当たり前かもしれないが、私の親も結婚していたし、大好きな幼馴染の友達の親も結婚していたし、学校の先生も結婚していたし、独身の先生もなんやかんや言って結婚していった。
勿論自分の関わらないところには独身の方はたくさんいたのだろうけれど、まあ多くの人が結婚していたので、結婚はそんなに難しくないのだろうと思って生きていた。

それがどうやら当たり前ではないようだと気づいたのは、多分20歳を数年過ぎた時だった。

当時、付き合っていた人とお別れをして、ふと気付いたのだ。言い方がよくないかもしれないがいわゆる持ち駒がなくなって、ふと思う。あれ、私結婚できるのか、と。
会社の同期は気付いたらイケメンとかわいい子がとっくにくっついていたし、私の所属していた部署には若い男性なんて皆無で、出会いなんて全くなかった。
周りは大学時代から付き合っていた人とか、会社で出会った人と付き合って結婚していくというのに……

それでも20代前半の私にはまだ全然、危機感というものはなかった。

仕事も面白かったし、友達と遊ぶのも楽しかった。
まあもう少し、このままでいいかとこの時の私はまだ甘く考えていたのだった…これから婚活にこんなにも苦しめられるとも知らずに。