イメージ以上のわたし

わたしには「私」と「渡し」があります。
今の感じでなんとかなりそうな「私」
今じゃちょっと無理そうで次世に期待の「渡し」

たとえば、
「私」はオンチ、運動も歌も、それは残念なレベル
子供の頃は、運動会の日はお休みしたかった私
カラオケもマイクがまわってくると緊張する私

そんな私が、
キレッキレのダンスを踊れたら最高！とか、
気持ちいいくらいにすっ飛ばして歌ってみたい！
無理っぽいけど今度生まれるなら叶えてみたい、
次の私にバトン渡して叶えてもらいたい「渡し」

それでも20代の頃、会社の近くにバレエ教室があって、3ケ月通うことがあったのですが、毎日ストレッチしていると、鍛えれば身体がかなり柔らかいこと、毎日やり続ければもしかして次世はソフトな舞くらいならできるかも！（今はもうかなり固いのですが）瞬発力はない、けれど柔軟性ある、こんな切り口からいつかは運動苦手だけど好きになりたい、とか

それと、歌は上手く歌えないけれど、聞こえの良い、リズムある言葉は好き、覚える。子供の頃の読み聞かせ、本当にありがとう信者なのでその体験者としていつか出来るなら伝える側でありたいとか、それは今の「私」で叶うこと、読めばいんだから。
でも歌は無理です、と頭で考えてたのですが
それが先日曜日、車で誰にも遠慮なく歌ってると、急に音程がとれるようになって、もっと歌ってると今まで出なかった音もよく伸びて拾えて、身体もジーンと全身拍手してくれたことがあったのです。
歌詞もメロディも大好きで歌いたかった曲。ひとりでこっそり口ずさんでも、決して誰かの前ではアウト。でももしかして人前で歌っても大丈夫かも！
このまま凄く上手くなっちゃったらどうしよう、配信しちゃおうかな、って馬鹿なことを考えた今週。

些細なことですが、そんなことがあると楽しいですね。なにより自分のカラダに住む細胞が束になって、イイねしてくれる、とか震える、背筋に何か走る、押される、そういうのは、私と渡しのどちらともにものエール。
今までに合った　そのような　ひとつ、ひとつは、たぶん　何があっても　変わることがないわたし。

人は自分の前に浮かぶイメージに魅きつけられて動くものではなく、背後からなにものかに突かれて
生きていくものなです　

背後って昔感ありますが、じゃあイメージは未来？

イメージも大切ですが、それは自分のイメージの
範囲止まりのようにも思えるので、
イメージ以上、想像以上、ウエルカム。