二十歳を過ぎたら

吹き出物ができた。とほほ。

こんなに睡眠が足りていて、ごはんも栄養満点な母の手作りで、ストレスだって繁忙期の30分の1くらいしかないし（当社比）、お化粧だってかつての半分くらいの時間しかしてない。一体全体なにが悪いというのか。少し前まではあごに、今は鼻の頭に、にきび…もとい、吹き出物ができている。不満。悲しみにくれながら洗顔して保湿してオロナインを塗布している。

そもそもにきび、というか吹き出物ってだいたい「睡眠不足」「栄養の偏り」「ストレス過多」でできるもんじゃなかったのか。どれにも心あたりがないのに、どうしてお肌がぺとぺとするのだろう。化粧水が足りてないのか、合ってないのか、乳液のつけすぎなのか。悲しすぎる。

かといって、治るまでノーメイクというわけにもいかない。外出時間は減っているけどゼロじゃないし、ビデオ会議だってある。すっぴんはいやだ。塗ったらよくないとはわかってるけど、赤いお鼻は隠したい。できるだけ低刺激っぽいパウダーをぱふぱふ載せる。このくらいは許してほしい。

明日になったら消えてなくなっててくれないかなぁ。でもなにがいけないのかわからないからどうしたらいいのかなぁ。困ったなぁ。

母に悩みを吐露してみた。すると、衝撃の返答が。

「栄養の採り過ぎじゃん？」

？！

た、たしかに、かつては1日2食の日もざらで、コンビニごはんも多くて、お昼ご飯はおにぎり2個とか、サンドイッチと飲むヨーグルトとかだった私が、毎日3回、一汁三菜的なごはんをもりもり食べている。。。え、栄養ってたくさん採ればいいってもんじゃないの…？バランスは今の方が確実にいいよね？？？

つまり、カロリー摂取量が急に増えたってことだろう。いくら「バランスのとれたおいしいごはん」だからといって、単純に今までの1.5倍近い量を摂取しているのだからそりゃ過多である。体重が増えたり減ったりで結果戻ったのがある意味奇跡であって、栄養状態が急に変わったからお肌もびっくり仰天なのだ、というのが母の言いたいことだろう。ここまで言ってなかったけど。

でもでもでも、そしたら明日からお昼を抜けばいいってことなのか…それはもっと悲しみ…。この食生活に体が慣れてくれたら、今の方が身体にはいいはずだからなぁ。

とりあえず、おやつはひかえめにしよう。明日から。明日からね。