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切れ間のない 青空のひとすみ、 ぽっかりと 色が抜けていました。 そこには、 出番にはまだ少…
毎日を慈しんで愛するよ。 理不尽なこの世界。 それでも、君は昨日と変わらない声で笑う。 気…
夕暮れどき。 車窓から見える風景を、まばたきで切りとる。 次にまぶたを開いたときには、そ…
俗にいう無駄なこと、無駄な時間を削っていったら、 そこに何が残るんだ、と思う。 何も残ら…
軽いな、と思う。 夏の日差しの名残が残る、秋の晴れ間。 外は、夏よりもどこか、軽い空気で…
とんぼは、飛行機のようだ。 軽い機体で、縦横無尽に飛び回る。 低空飛行する小型飛行機には…
目を焼くほどに眩しい太陽が 溢れんばかりの光をそこかしこに振りまいて、 ぐんぐんと確かな速度で昇ってくるのを見た日には ああ、生きていると 生かされていると 感じないわけにはいかないのです あの太陽が現前に、 人が作り上げたこの世界に、ひょいとたち現れてくるのは この世の誰が働きかけたからでもないとおもうと、無性に心が騒ぐのです 思い通りにならない世界に、一つの安寧をもたらすのです ひらけた視野のほんの一点から 世界を照らす太陽を 何も妨げることのない 地平線いっぱいに続
空のキャンパスで 誰も知らない色が 名もなき色が まいにち たくさん生まれている 金色の輝き…
変わっていくこと 変わらずにいること 変わりたい自分 変わらないで欲しい人 月日が経っても…
人生をひとつの物語に例えるなら、 あなたは今、何ページに辿り着いているだろうか。ときに…
太陽そのものよりも、川に映ったそれの方が眩しかったなんて、なんだかばかみたいだ。虚像にすら勝てない、虚像にすら、惑わされている。