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「星降る夜空に花束を」制作裏話(曲編)

こんにちは、春です!🐰
今回は僕たちの新曲、「星降る夜空に花束を」という曲の解説をしたいと思います。

この曲は、高校生くらいの主人公たちが日々の生活に退屈さを感じたり、寄り道をしたり、なんでもない日常を過ごしながら、心の中では非日常と自分たちだけのずっと続く世界を求めて、そして成長していく、そんな世界観の歌になっています。

ふみ作詞のこの歌詞を読んだとき、実際に自分が体験したわけではないのに、こんなことがあったような懐かしい気持ちになったのを覚えています。
誰もが経験したことがあるような青春の、その時だけの輝きや、学校が世界の全てに感じるような純粋な気持ち、いつかは終わるからこその儚さなどをテーマとして作曲しました。
タイトルにある、「夜空」「星」も音を作る上でキーワードになっています。

曲制作のイメージ

この曲は、
サビの抜粋→A→B→サビ→A´→B´→C→サビ
という構成になっています。
イントロと間奏、アウトロも含めて、全体的に今回はピアノとストリングス、アコースティックギターを基本に作っています。

1Aは、「退屈な午後 並ぶ机 無関心で 今の景色は僕には少し 青すぎて」
と歌詞にあるように、暑い夏に学校にいながらどこか集中できないような、退屈さを感じているようなイメージです。

1Bは、懐かしくて微笑ましい気持ちや、寂しい気持ちなど、少し不安定な心模様をストリングスで表現しています。
静かな海のような景色を想像しています。

1サビは、それまでとはまたガラッと場面が変わって一気に広がるような、
「星降る夜空に贈り物を 奇跡に花束を」
という歌詞通り星降る夜空が一面に広がっているイメージです。
それに伴って楽器数も一気に増やしています。

2番は、1番に比べて明るさを追加しています。MVもそうなっていますが、1番が夜、2番は昼のイメージです。
歌詞は回想のシーンが多いので、夏の昼に思い出の場所を巡っているような感じです。

Cは、なにか必死なイメージで、曲としても最後に向かって一番加速していきたい部分なので、サビに向かって大事に積み重ねていきます。
転調をしているのも特徴で、Bまでから一段進むようなイメージです。

最後のサビは、歌詞の締めとなる
「空に響け」
がキーワードです。
1サビでは、風を強すぎると感じていたのが、ラスサビでは「風も悪くない」と感じるようになって、少し大人になった主人公たちの青春が、消えることなく空に響いてくれたらいいなと思いながら作りました。

MVの推しポイント

①サビ

僕の描いていたサビのイメージとぴったりでした。この後に続く絵もすごく好きです!

②2Bのふみ

このふみが可愛くてすごく好きなんです笑

③ラスサビ

一気に桜が広がるのが今の季節とも合っていて好きなポイントです!

④目


この曲中に何回か目がアップで映るのですが、はるとふみ、それぞれの目にも特徴が現れています。

僕らにとってこの曲は、まだ作ったことのないジャンルの曲だったので、ふみも僕もほんとに、禿げるくらい頭を抱えながら作りました笑
今の僕らにできる最高のものが出来たと思うので、是非聞いてください!!

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