うっすいコミュニティで、「お誕生日おめでとう！」が始まると、「うぉデターー」と思う件

ゆる〜いうす〜いコミュニティや、それなりに体育会系な職場あるある。

だいたい無責任な思いつき気まぐれ野郎が、「ねぇねぇ、もうすぐ〇〇ちゃんお誕生日じゃん。サプライズでみんなでお祝いしない！？」と仲間に持ちかけるんですねー。
うわあぁ　昨年は祝ってなかったはずなのに、どうして思い出すかなぁ。

そして常に全体の空気を無駄に読むまじめなヤツが、己の中の「ザ・平等公平分配侍」と、「それ仕事じゃないしめんどくさいし乙廃人」の戦いにすり減りながら結局、侍が後を引き継ぐ形にw 　

大切なことは、「ねぇねぇ」の言い出しっぺは、次回以降からシュッとオーディエンスに回るという。

メンバーが多ければ多いほど、段取りの仕事は増えて、なんちゅーか正直、祝いを楽しむより、取りこぼしはないだろうか、喜んでもらえるだろうか、みんな集まっておめでとうが言えるのはどのタイミングだろうか、と勝手に自分のタスクに背負い込んで重責の方が大きいという。

分担とかすればいいのに、人に振るのもヘタで、周りにはそういうのが好きなパリピキャラとして通っていて、人に気を遣わせないその気遣いに、誰か気づけよオイ、的な。

誕プレ購入も、端数は負担しちゃったり、みんな忙しいし、私が負担しよう、ケーキがすぐ食べられるように紙皿もフォークも用意しておいてあげよう、とか時間も金もないヤツが、なぜか勝手に被る羽目に。

たとえあんまりイケ好かないヤツが主役のターンだったとしても、やっぱり平等侍はそいつにも喜んでもらうことをミッションに、「なんでこんなこと私が・・」と心の中でブツ子さんでも、完ぺきな演出に燃えてしまったり。

義理プレゼントを用意するのにも
「みんなのお財布の負担にはならないように、みんなにも聞いてみよっかなあ。でもセンスない課長とかマジとんちんかんなこと言うからやだなぁ。用意しないヤツらの発想って収拾つかないからな。やっぱ本人がもらっても迷惑じゃないもののように、無難に食べ物かなぁ、でもこの季節、冷蔵物は避けたいよねぇ、たしか奥さん妊娠してたんだよなぁ、家族で食べるにはちょっとアレかなー。食べ物もめんどくさいから消耗品？ちょっとカワイイ指靴下とかどうかなぁ。でも、えっ俺って水虫って思われてる！？とか逆に心配されたら悪いなぁ。とりあえずみんなにメールで指靴下５本セットでどうですかってメールするかぁ・・・って、あっぶねー　本人もToに入ってるの気づかずに送信するとこだったわ。」と、指先がキーボードのエンターに向かうまでに、全集中の脳内サミットが0,1秒くらいの間に繰り広げられる。

さらに、そのコミュニティがオフの日にお誕生日来ちゃう人とか、自分はどうなるんだろうっ、前日には祝われなかった、きっと連休明けだなっドンマイ俺っってドキドキしちゃうとか（←ヒマなのか）
このように、祝う方も祝われる方も、何かとハラハラ大変なのですねー。。。と思うのは、きっとチンケな器なヤツなのだろうけど、そしてそれは私だが何か。

とにかく何が言いたいかというと、ペラペラたちで群れるって大変よねってことと、「ねぇねぇ」とヒソヒソ話しかけられたときは、ロクな話じゃないからね、ということでした。

そして、みんなで食べるケーキは毎回必ずうまいのであった。

おしまい。