6歳児と観るアイカツプラネット!第20話
noteのタイトル打ち込んでいて恐ろしくなりました。もう20話なの?!という驚きと、それに反して、もっとずーっと長い間この子たちの青春を観てきたような、まだ20話だったの?!みたいな感覚もあり。この、世界に入り込んでいるかのような感覚こそがアイカツプラネット!の素晴らしい恐ろしさですね。
第20話、「マジでバトルの5秒前!」
次回予告の時点でサブタイトル元ネタ世代の主人はめちゃくちゃテンション上がっていましたが、無知な私は歌詞を調べてみました。
『MajiでKoiする5秒前』広末涼子さんの歌。
『MK5』って略すって、昔からJKみたいに略すんだな〜という若者言葉の面白さ。丁度アイカツプラネットステーションにて伊達花彩さんが若者言葉についての企画を配信していましたね。
やっと私に来たチャンス 逃せないの
歌詞のこの部分はビートの心情でもありルリの心情でもあるように思えたようなお話でした。
私事ですがアイカツプラネット!のことは大好きながら、子どもが動画を見ている時間とはすなわち親にとっての貴重な自由時間で、いつもはこのスキマに家事をしたり自分のことをしたりするのですが、アイカツプラネット!の場合は母である私もお話を観たいのでご飯を食べたり化粧をしつつ子どもの後ろから覗き観ています。(子どもにはちゃんとご飯を食べさせ終わってから観せています!)
しかし今日はいつにも増してそれどころではなく、4回本気で泣いてしまったので4回化粧をやり直しました。どうしょうもない顔が更にどうしょうもなくなるほどボロボロ泣いてしまい、もう化粧するの諦めよう‥‥と最後の方は悟りを開いた顔になりました。
梅小路響子先輩(フルネームで呼びたい)とるりは対極に位置するようなキャラクターに見えて、二人とも一本筋の通ったまっすぐな性格。自分にも相手にも正直すぎる。
回想シーンも交えて、30分の間に描かれるドラマとは思えないほどのマッシブなストーリーでした。ズドーンと心にのしかかる。
るりの『失敗は宝』、梅小路響子先輩の『どちらの私も私』が芯になってふたりはステージに立っている。
今までの少ない話数の中で丁寧にアイドル一人一人のストーリーが描かれていたからこそ、こんなにも濃厚な青春活劇を噛みしめることができました。リアルのアイドルサバイバル番組を観届けているかのようです。
スターレットプロモーションは同じ事務所内にプラネットプリンセスグランプリへの出場候補アイドルが4人もいたわけですから、複雑ながら会社的にはかなり嬉しいことでしょう。アイカツプラネット内のシステムはわかりかねますが、今までもチケットが完売している描写などはあるわけですから。そんな背景があるであろうに、ふたりの気持ちを汲み取って寄り添ってくれるいずみさんや瀬川という大人たちがいてくれて残酷さが薄まっているのが救いだと思います。
去年の悔しさを知っている梅小路響子先輩だからこそ、るりに勝負を挑んだのでしょう。勝負無しに自分が勝ったとしても納得できない、るりに遠慮をしている訳じゃない。
焦燥しきったるりの演技といい、小椋梨央さんが本当にるりを見事に演じきっていて、憑依型のような…もはやこれはるり(概念)なんじゃない?るり(概念)ですねこれは?
あと舞桜と栞がちょいちょい出て来て、前回助言をくれたふたりを心配しつつも特に何も手を出さないの、すごく可愛らしくって、好き…!ってなりました。
娘はルリを応援していて「お母さんはどっちを応援する?!」と無邪気に聞いてきましたが、お母さんはどっちも選べませんでした。気づけばふたりとも大好きになってしまっていましたから。
ドレスが全部着れなくても勝てるっていうのはリアルなアイカツプラネット!のデータカードダスでも同じで、今回のどっちが勝つかオーディエンスもわからない手に汗握る描写、いつの間にか私たちも客席にいるかのよう。
悔しさを正直に口にし、それが前年の悔しさと別物だと言えるビート、それを抱きしめるルリ、もうルリの震える声を聞いただけで涙が止まりません。
勝敗が決まり、娘は応援したルリが勝ったはずなのに「なんだか泣きそうになっちゃった〜」とポツリ。
プラネットの世界と現実の世界が融合したかのような瞬間に立ち会えた気がする、没入感が加速した回だと思いました。どんどんプラネットと現実の境目が無くなって行く‥‥。
主人はルリの下剋上だ〜!と喜んでいました。「プラネットプリンセスグランプリは最終的にローズが勝ち、祝杯をあげていたところで突如登場した新たな敵にあっさり倒される、しかし敵は四天王の中でも最弱‥‥」などと述べており‥‥週間少年ジャンプの読み過ぎかと思われます。
次回サブタイトルの元ネタ、主人も私もわからずちょっと予想を立ててみました。
キンモクセイ―二人のアカボシ
吉幾三―二人のブルース
都はるみ・宮崎雅―ふたりの大阪
石川優子・チャゲ―ふたりの愛ランド
岡晴夫―二人のパラダイス
メロン記念日―二人のパラダイス
ふたりの…が付くJ-POPが多すぎる!
これにはお手上げ、早く来週答え合わせしたい。
何かヒントは?!と思い公式サイトを見に行ったところ、最近あらすじ画像が更新されていなくて心配になりました。
2クールで終わるとか、我が家は信じてませんから!!!!!から!!!
子どものアイカツプレイ代に消えるでしょう。ご覧下さりありがとうございます。