「期待に応えないと……」を手放す

会社のパソコンに貼った付箋に、こんなことを書いている。

「他人に勝手に期待して、希望通りにならないことに
 不満を抱くのは傲慢」

何かの本で読んだのを、
はっと、してメモをした付箋をそのまま会社に持っていって
ノートパソコンの正面に張り付けている。

他にも(ちゃんとした)仕事の付箋が山盛り張り付けてあるので、
周囲にはバレていない。
自分だけのささやかな戒め。

他人への期待は、ほとんど無意識だと思う。
とくに、仕事上では。

仕事なんだから、
誰かに褒めてもらおう、なんて思ってやってない。
それでもつい、手間がかかった仕事にはお礼の返事を期待していたり、
聞こえたらなら気を聞かせて引き取ってくれないかな、とか、
無意識に期待をしてしまっていることが多いと思う。

逆に、
勝手に期待されていると思い込んでいたり、
勝手に良かれと思ってやっていることもまた、
たくさんあると思う。

例えば、
終業時間は17時だけど、
営業さんが17時過ぎて帰ってきたとき真っ暗なのもなあ……
なんか書類があるかもしれないしなあ……
と勝手に良かれと思って18時くらいまでいたり。
(勤務形態上、残業はつかないので。。)

でも、帰ってくるかも分からない営業さんを
なんとなく待ってるのって、
ただの自己満足だな、とふと思った。

もしかしたら、いることを期待されているかもだけど、
「残ってて」と言われたわけでもないし、
残ってる必要は、まあ、ない。

自分で勝手に、
期待されているかもだから、
それなら応えたいしなあと……
と自分を縛っていたのかもしれないな、と。

こんなことを思ったのは、
時間の使い方を見直そうと思ったから。

新しいことを始めるためには、
何かを手放して時間を捻出しないといけない。
手帳を眺めていて、「ここ」と思ったのが、
なんとなく、良かれと思ってしている残業だった。
定時で帰りにくい、のもちょっとあったけど。。

必要があればもちろんしっかりやり切って帰るのだけど、
ここは思い切って手放していきたい。

そのうち、「この人は早く帰る人」ポジションになれば、
きっと定時で帰るのが当たり前になるはず。

そんな思考をたどりながら、
「勝手に期待に応えようと思うこと」を
手放してみようと思った。

何かを変えるには時間がかかるけど、
少しずつ。

ということで、
今日もコツコツ、変化を積み上げていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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