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正解探しがやめられないなら、目の前のことをやる

いろんなことに、
正解探しばかりしていた気がする。

自分は話すのが得意ではないと思っていて、
それは自分の意見をちゃんと持てていないから
ではないかと思っていた。

だから急に話を振られてもうまく返せなかったり、
どう思う?と聞かれても答えられなかったりする。
どうやったらしっかり自分の意見を持って、
自信を持って答えられるようになるかなと考えていた。

そんな中で先日、
ちきりんさんの『自分の意見で生きていこう』という本を見つけ、
なんてドンピシャなタイトル!と
迷いなくAmazonでポチった。

「意見」と「反応」の違いなど、
今まで考えてもみなかった視点になるほど……と
うなずきながら読み進める。
最後の章には意見を持つための練習ワーク。

お題に対して賛成・反対を示して自分の意見を書いてみよう。
書けないなら、この情報があれば自分の立場を決められるという
情報を調べて考えよう。

そんなワークだったのだけど、
思いのほか、自分の立ち位置ははっきりしていて意見も書けた。
ちきりんさんが意図したほど、
深くはなかったかもしれない。
それでも5つのお題に対してすべて答えられた。

ということは。

上手く話せないのは、自分の意見がないからではないのか。
それをうまく伝えられないだけなのか。
話し方講座とかの方が解決につながるのか??

考えて、いやいやと思い至った。

会話しながら、「相手の正解」を探そうとしてるから、
上手く答えられないのかも。

「そういうことなんだよ」とか
「よくわかってるね」「やっぱりそう思うよね」という
YES で進むスムーズな会話を無意識に求めていたのかもしれない。

だとしたら、「そうじゃないよ」と返ってきても良いんだ、
と自分の意識を変えないといけないのではないか。
自分が否定されたわけじゃない、と。

ちきりんさんの本の中でも書かれていた。
「意見」に「正解」はない。
各々異なる意見があるだけで、「正解」も「間違い」もない。
だから「あなた」と「わたし」の意見が異なるからといって、
「そういう意見もあるのね」で終わればいいこと。

「意見」に「正解」を探していたなあと納得する。

他のことでも、同じかもしれない。

やりたいことややるべきことを
いくらリストアップしてみてもマインドマップにしてみても、
具体的な一歩となると結局なかなか前に進まないのは、
「これで合ってるのかな……」と
自分が進みたい方向にまで「正解」を探しているのでは?
そんな自問自答に陥って、ぐるぐると考えてしまった。

もはやこうやって考えている時間がもったいないのでは?
とも思ってしまう。

考えて見つかる「正解」なら、
もう見つかってるかな。。
これだ!ってビビッと来るものを探してても仕方ない。

内向きにも外向きにも、正解探しを手放したい。

正解が見当たらないなら、とりあえず、
目の前のことを精一杯やっていこう。

ということで、
今日もコツコツがんばります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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