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MCU一気見の刑に処す③『インクレディブル・ハルク』感想 - "拳"で。

警告
本記事は映画『インクレディブル・ハルク』及び
その他MARVELシリーズのネタバレを多分に含みます。




引き続き、MCUシリーズを『アベンジャーズ:エンドゲーム』まで初見で一気に観て、一作ずつ感想を書いていくやつ。

今回は『インクレディブル・ハルク』です。

今作はガンマ線実験の被害者として超パワーの変身能力を持ってしまった主人公が、軍からの逃避行を続けながら自身の治療法を探す……というものでしたが、

正直、「このシーンいる?」ってところだらけでした。

冒頭の、ブラジルで変な気功の師匠みたいなおじさんに呼吸法や投げ技を習っているシーン……

「呼吸で心拍数をコントロールするんだ」
ぼく「ええやん!ハルクの超ボディから繰り出される武術アクション!そういうの頂戴もっと」
ハルク「ハルクスマッシュ!!(地面ドスンコ)」
ぼく「スマッシュときたか……」

ブルース「コォォ……」
肉体変化の起こらない日数31日→0日
ブルース「ドヤァァ」END
ぼく「えっ、武術ノリまだやってたん?」

パパ将軍「奴は逃亡犯だ」
ベティ「貴方がそうさせたのよ、自分のキャリアのためにミスを隠して」
ぼく「えっと……ごめんなさいしてさっさとブルースくん保護しよっか?」

ブルース「僕が行く」
将軍「着陸させる」
ブルース「このまま高度を保て」
ぼく「なんで?安全に降りようよ」
ブルースくん飛び降りる……変身できない‼︎
ぼく「バカか?キミは」
地面の中から現れるハルク……
ぼく「えっさっきの中和実験なんだったん?」

その他にも、まあ逃避行ものだとあるあるなんですけど、国境越えがやたらチョロかったり、野宿してたと思ったらすぐモーテルとか見つけてたり、まあどうでもいいんですけどベティの今カレからブルースへの移り身の速さが異常だったり……

個人的には、なんか要らんストーリー設定で無駄に尺使ってるんだったら、ハルクがデッカい敵や超パワーの軍人と戦うアクションシーンや、ハルク出生のシーンをもっと多めにやってほしかった感がありました。

→これは、どうせこの先はブルースくんよりハルクの方がいっぱい出てきて活躍するんだから、ブルースくんの人となりとかどうでもよくないか?
または、先の設定のちぐはぐさから、ハルクがたまに出てくる怪物にしか見えないから、ハルク自身がヒーロー(=ブルースの延長上の人格)として苦悩する姿を見て感情移入したいなあっていう、今後の『アベンジャーズ』展開ありきの考え方をしてしまっている自分もいるせいかなと思います。

まあ色々ぐちゃぐちゃ書きましたが、『アイアンマン』がそういう細かいところどうでもいいくらい良すぎたし、今後の期待を込めた結果という事で勘弁してください。

次回は『アイアンマン2』です。

ではまた。

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