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光を描くこと

2019年の夏に開催した個展「花の水槽で」に出展した作品
「光と風の舞」のお話です。

誰かにとっての光になりたい。
誰かにとっての光でありたい。

私が度々言っている「光」とは何だろうか。



光と風の舞_透かし入

「光と風の舞」

使用画材
顔彩・ランプライト水彩紙

この作品を制作し始める際、
タイトルと「光を描きたい」と言う2つが浮かびました。

描きたいテーマや対象となるもの、構図が先に浮かび、
そこからタイトルを考えることがほとんどなので
珍しいパターンでした。


「舞う」と言うキーワドは、活動を始める前に
金魚を見た際に舞い踊っているように見えた出来事から。
つまり作家活動の原点です。
原点と、現在考えているテーマ・コンセプトを掛け合わせたかったのです。

作品のコンセプトは「心の拠り所」

心にそっと寄り添ったり導いたり、心の内を表す鏡のような存在…
心の居場所になりたいのです。

白い物は光を反射します。
鏡も同様に反射します。
白い花を鏡に例えて描くことでコンセプトを表現しました。


私の描く「光」とは何か。
「希望」を意味することが多いですが私の場合は少し違います。


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202字
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