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今目の前にあるすべてが尊いもの

最近、運転のお供はBIGBANGのライブDVD。

曲のメロディー、歌声、ラップする声、煽りのフレーズ。ライブのオープニングのバンド演奏すら口ずさめるほど何度も見てきた。セットリスト順に歌う〜なんてお手のもの。


・世間が求める音楽
・自分たちがやりたい音楽
・SNSの投稿
・レコーディング現場
・ライブのリハーサル
・本番のライブ会場

すべてにおいて、内外問わず、彼らの魅力が抜かりなく発揮されてきたから、強く広く愛されたのだなと思った。


ステージに立つまでに、100点が当たり前であること。150点が出せるテンションやコンディションがなくても、常に100点である。


G-DRAGONのライブパフォーマンス
「煽りばっかりせんと歌え!」ってクレームがついていたこともあったけれど

ステージにG-DRAGONが立っている。
スピーカーからはG-DRAGONが紡いだ言葉やメロディーがのった曲、誰かがG-DRAGONに表現を託した曲が流れてる。

時間や気温、空気、明るさ。すべてにおいて意図を持って演出されたそのステージが「そこにある」

それだけで充分だったんじゃないか
と、以前ほど簡単にステージを見られなくなった今、とても強く思う。実際、G-DRAGONが最後にステージでパフォーマンスをしたのはいつなんだろうか?


DVD映像を見て、助手席のかあちゃんが一言「本人たちがこんだけ楽しんでる姿見せてくれたら、お金出して見に行ってよかったと思うよな」

BIGBANGが最後に日本公演のチケットは確か一律13,200円。
当時、ライブに行きまくっていた私にとっては当たり前の出費だったけど、改めて数字に直してみると なかなかのボリュームがある出費。

でもあの時代に精一杯彼らと同じ空気を吸って、同じ時代を歩んでくることができてほんとに良かった。

個人がやりたいこと、世間が求めること、会社が求めること
個人がありたい姿、世間が求める姿、会社が求める姿
生まれたままの自分、人前に見せる姿の自分
すべてがはっきりしていて、流れに沿っていたからこそ存在したBIGBANGだったんだろうなと。

バランスが少しでも崩れてズレると そこには存在しなかったのだと思うと とっても尊いものだね…

今自分がここにいることだって
隣に弟がいることだって
ぜんぶ何かがずれていたら無かったもの。
抱きしめたい。

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