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ライブ・イベント記録

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隔たりのない場所でエンタメを味わった記録。その日その場所その席で見た人にしか書けないものを書きたい。
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終わりはその夜、切なく響く。【#YOASOBI初ライブ】

哀しいことばを、明るく歌う人だなと思った。 地獄のような就活が終わり、ベッドの上で朝方までだらだらと過ごしては解放感に浸っていた。そんなときに偶然Instagramで『夜に駆ける』を聴いたのが、YOASOBIとの出会いだった。 当時のストーリーズ。7月だったらしい。 MV、THE HOME TAKE、カバーなど様々な動画を見て、『夜に駆ける』の虜になっていった。曲をすべてダウンロードすると、当時の最新曲だった『たぶん』が、『夜に駆ける』を超えるくらいのお気に入りになった

ハハハッピー、ありがとう!!! | M!LK 1st ARENA #ハハハッピー 感想

「え、なんか、箱あるんやけど……!!!」 10月22日。横浜アリーナに入り、友人の肩を引っ掴んで叫んだ第一声。M!LK初のアリーナライブ『M!LK 1st ARENA HAPPY! HAPPY! HAPPY!』が幕を開けた。 最高スタートダッシュ 興奮のあまり言葉が出てこず「箱」と言った、ステージ中央に立つプレゼントボックス。そこから出てきた5人が最初に歌ったのは『topaz』だった。そっちか!! 私の席はセンターの一番後ろで、肉眼で見たM!LKは小指くらいの大きさ。小

よき春分の日

今日はいい日だったよ〜。 まず、平日の祝日。この時点で良さが溢れてる。 そして8時に起きた。休みなのに。うれしい②。 8時に起きた理由であるところの、WBC準決勝。勝ったねーー!! うれしい③。ソフトボールを9年していました、と言うと、じゃあプロ野球はどこが好きなの? と好きである前提で話されることがあるけれど、私は特にそういうわけではない。ただもちろん野球は好きで、一度観始めるとゴリッゴリに感情移入してしまう。今日もしっかり泣いた。私の涙腺は選手と連動している。キーマ

正直者のエンターテイナー|吉田仁人 『Find Myself』 感想

ライブレポートというより感想文。というか、ほとんど自分語り。私の目には、23歳になるM!LKの吉田仁人くんがこう映りました、という覚え書きです。 吉田仁人 23rd anniversary LIVE 『Find Myself』に参加しました。余韻に溺れながら書きたいだけ書いていたら、誕生日も残り数時間になってしまった。 仁人くん、23歳のお誕生日、おめでとうございます。 1.『感電』 米津玄師あのイントロで始まる曲を最初に持ってきたの天才だったなぁと、今になって思う。イ

M!LKホールツアー『満月の夜 君と逢う』感想|10月9日名古屋公演

M!LK『満月の夜 君と逢う』ツアー3公演目、名古屋公演へ行ってきた。 私にとっては先月の東京以来の2回目。 トップの画像、私の壊滅的な写真センスにより仁人くんが落っこちそうになっていて申し訳ない。雨でバタバタだった。ライブの日の雨、いろいろ大変。 名古屋2日目の感想を! 書きます! 初日の感想はこちら🔻 ※間違ってる箇所あった!あとで書き直します!(10月16日 追記) 座席運、ドンマイ 今回の席は(というか今回も)、2階の後列だった。前回はそれでも見晴らしが良

M!LKホールツアー『満月の夜 君と逢う』感想|9月10日東京公演

9月10日。 M!LKの秋ツアー『満月の夜 君と逢う』初日。 M!LKを知るきっかけとなった春ツアー『CIRCUS』から約4ヶ月、当時は予想もしなかった場所に自分がいる。ほんと人生何が起こるかわからん。楽しい。 ロマンチックなカウントダウンのおかげもあって、心の底から楽しみにしていた。ライブに行く前はいつだってテンションが高くなるけれど、何日も前からずっと気分が高揚していたのは久しぶりだった。 感想を書きます。 最終日を終えてから全部まとめる方法も考えたのだけど、それぞ

yamaは強さを“分けて”くれる #yama_TOUR2022 【ライブレポート】

音楽は景色を蘇らせる。 2021年3月。 学生最後の春休みはずっと、yamaの曲を聴いていた。ヒット曲『春を告げる』は2020年4月リリース。いつも私はワンテンポ遅れて流行りに触れ、そのくせしっかりハマってしまう。 その春休みに私は、地元福岡から遥々北関東、東北まで吹っ飛んで、推しのライブを追っかけていた。時間という透明な物体だけを財布にパンパンに詰め込んだ学生が夜行バスや鈍行で移動する最中、両耳にはいつもyamaが流れていた。今でも『タルト』や『クローバー』、『クリーム

「みんなのことが大好き」 Actorの1人が緑黄色社会からもらった愛について 【ライブレポート】

6月18日、緑黄色社会の全国ツアー「Actor tour 2022」に行った。 仙台公演はもともと3月を予定されていたのだけど、地震の影響で延期となり、待ち侘びた開催となった。 と言っても私は当初の日程では行けなかった。理由が地震だから、ラッキーというのも変だけれど、振替公演で行けるようになったのは嬉しかったな。 うろ覚えの記憶で感想を書きます。 注意事項としては、私は緑黄色社会の曲を全ては知らない状態で、ファンと名乗るのも烏滸がましいレベルだということ。知らない曲もあっ

初体験三昧、藤井風のおうち訪問 【ライブレポート】

6月16日、藤井風のライブ「Fujii Kaze alone at home Tour 2022」に行った。 昨年末、紅白歌合戦で初めて藤井風の曲を聴いた。一緒に観ていた母と「夏頃ライブ行くほどハマっとったりしてww」なんて笑っていたのが、現実となった。 きちんとライブレポートらしくセットリストを載せたりしたかったのだけど、ライブ後特有の興奮もあり、まともな記憶が出てこない。 それでも。 書き残しておきたい感動や景色がある。すごかった。初めての経験がたくさんあった。とにか

最果タヒ展で私が読んだもの

仙台パルコで開催された最果タヒ展に行った。 自分が立ち止まる場所によって、その瞬間によって、ことばが揺れ、繋ぎ目が変わる。 一枚ことばが裏返れば、見える風景や聞こえる音が真逆になる。 日本語の文法としては正しく繋がらないこともある。 背景に見えることばたちも、そのときそのときで変わる。 同じ会場で同じことばを見た人が累計500人いるとすれば、500通りの詩がある。この展示のコンセプトは、そういうことなのだろうと解釈した。 私が読んだ詩。 その中でも残したかった、私が出

心臓で音を受け止める

音楽文さんに掲載していただきました! 内容は同じです☺️ 🎤 ※一部、BALLISTIK BOYZのライブ『PASS THE MIC』についてのネタバレを含みます。 2月中旬、ツアー開催のお知らせがきた。『BALLISTIK BOYZ PROLOGUE LIVE TOUR 2021 "PASS THE MIC" ~WAY TO THE GLORY~』 それはBALLISTIK BOYZ 初の単独ホールツアーが3公演で中止となってから、1年間ずっと待ちわびていた知らせだっ

GET HYPEDが最高すぎてやっぱり独り言が止まらない

こちらの続きです☺︎ バカみたいに長いから気をつけてください。 王者3MCの超ド級なかっこよさで右頬を打たれ、 4voの甘く情熱的なラブソングを左頬に喰らい、 切なく想いを歌い上げる色男たちにアッパーをお見舞いされ、 満身創痍となったオタク。 私たち、どうなっちゃうの〜!?ってなわけですが。(ウザめのあらすじ) 明度低めの紫、緑、青、黄色で色っぽく照らされる4人が暗転し、新曲『SUMMER HYPE』をBGMに、ぱあっと明るい白光の中に現れたもの、それは。 「「「かわ

GET HYPEDが最高すぎて独り言が止まらない

BALLISTIK BOYZのオンラインライブ「GET HYPED」を再生しながらひたすら感想を呟いていくだけのnote。 ネタバレしかしてない。推し以外のメンバーについても好き好き言います。主観にまみれた個人の感想ですのでご注意を。 見ながらツイートするようなことをここにまとめて書いた形なので、特に有益なことはございません! ​BALLISTIK BOYZのライブを見るか迷ってまだ買っていない方、ぜひ見て欲しいな…!2時間後の“最高”、俺たちが保証するから…(誰) も