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この先もきっとずっと、最遊記が好きだろうなと思った昨日と今日

1月にnoteを再開してから密かに続けてきた週一更新が、ついに先週達成できなかったので悔しい。(体調が最悪だったのと仕事が多忙すぎた)

それはそれとして、ついに最遊記RELOAD ZEROINの放送が終わった。
このご時世によくオアシス編のようなセンシティブな話を放送できたと思うし、ヘイゼル編という原作の中でも大きな比重を占める大事なエピソードを映像化してくれたなぁと思う。
色んな人の努力の結果だろう。それら全てにまずは感謝したい。


昨日は無事チケットが取れたので、最遊記FESTAに参加して、久々の三蔵一行4人のやりとりを見て。
歌劇伝の方々の熱い思いを垣間見て、アーティストの方々の素晴らしい歌を生で聞けて、長年夢見ていた野見山さんの歌声も生で聞けて、とても幸せな一日だった。

今日仕事から帰宅して、夕飯を食べながら改めて録画していたZEROINの最終話を見た。

ふと烏哭戦での悟空のセリフが、胸にズシっときた。

「旅に出た
いろんなものを見た
俺達のまだ知らない世界
知らなかった感情
知らなかった問題
…知らなかった痛み
知らなかったー『恐怖』
―――いろんなものを見て、そんで分かった事」
「俺達はーーすごく 凄くちっぽけだ」


そうだ。ただ気づかなかっただけで。
問題というもの、現実というものは、常に隣に横たわっているのだ。
世界のこと、自分の国のこと。

今の生活で精一杯で、考えることを後回しにして、見てこなかったこと、気づかなかったことがたくさんある。

そういったたくさんのものが積み重なって、結実して、現在の世界が出来上がっているのだろう。


全てのことに頭を巡らすには、自分はあまりにもちっぽけで、どうしようもない存在だけれど。
直視することがしんどくて、つい、心の安寧のために目を逸らしてしまうこともたくさんあるけれど。
時々でもいいから、自分の頭で、ちゃんと考えてみよう。
目を逸らさないで、ちゃんと考えてみよう。


昨日からずっと夢見心地だった気持ちが、ふと引き締まった気がした。


私が最遊記に出会ってから18年ぐらい経った。
出会った頃はずっと年上のカッコいい兄ちゃん達だった三蔵一行は、すっかり年下の可愛い兄ちゃん達になった。
改めて読み直したりすると、年を経たことで、良い意味での青臭さみたい感情も彼らに感じるようになったりもした。(さながら気分は近所のオバチャンである)

それでも、やっぱりいつまで経っても、彼らは格好良くて、憧れのまま西へと向かって走り続けていて。
作品に触れるたびに、いつも心のどこかのスイッチを入れてくれるのだ。

最遊記ZEROIN、FESTA2022、本当にお疲れ様でした!!!!!!!!


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懐かしくなって飾ってみた、ヘイゼル編連載時のゼロサム本誌の巻頭カラー。

このあおり文も大好き。


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