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"Not To Do List" Workshop in6次元

2016年12月18日(日)
荻窪・6次元にて。
主観でしか話せないけれど、感想と備忘録、おいおい追記あるかも。

以前より、友人の話やら気になるカフェとして、ぼんやり頭にあった「6次元」。Twitterで流れてきた【Not To Do List】という視点に、なんだかわからないけど興味を抱き、そのままするすると参加ボタンを押した。

初来店。
木製の長机。所狭しと並ぶ本、本、本。混沌としていて、静かにわくわくしてくる。心躍る装丁が並んでいた。
まるで、『耳をすませば』に登場する【地球屋】みたいだ。
私は地球屋のおじいちゃんだいすきです。
うたっているのをみて、すかさずセッションはじめちゃうおじいちゃんたち、最高。(話それた)

店主のナカムラさん。本日のファシリテーターでもある。
参加者が腰かける長机の前に、腰を下ろし、ゆったりとその時間は始まった。

Not To Do List
幸せになるためのやらないことリスト100

【人生を変えたければ、「やることリスト」より「やらないことリスト」を考えてみましょう!】

単に、ナカムラさんのお話を伺うだけでなく、参加者で空間をつくっていく、そんな雰囲気がとても心地よかった。
なにより、周囲の方の体験談や、ぽろぽろと紡ぐ言葉にこそ、大きなきっかけやヒントが隠されていたりして。

でも、なかなか、
「やりたくないこと」を考えることは難しいもので。
「やりたいこと」「こうなりたい」wantの感情はたくさんある。
その中で、何をしたくない?何が嫌い?何を信条とするの?

物事の取捨選択の下手くそ具合がよくわかる。

□ わかったフリをしない :Life
□ できないと思わない :Work
□ 考えすぎない :Think
□ テンション下がることはしない :Wear
□ 頭で食べない(体が欲するものを摂る) :Food
□ モノも言葉も貯めない :Home
□ 他人とむれない :Play
□ ガイドブックにとらわれない :Travel
□ 相手の趣味に必要以上に関わらない、察してもらおうと思わない :Love
□ 何をするにも年齢を気にしない、 :Death

今回決めた項目の中で、印象に残ったものたち。
参加者のみんなと話して、一緒に作り上げたものの一部。

誰とどんな話をするか、その時の自分はどんな気持ちか、コンディションか、そんないろんな要件によって、このリストってきっと変わってくる。
やらないこと、やりたくないことって、けっこう気まぐれな生き物なのかもしれない。

話す中で、特に印象的だった出来事を幾つか。

不幸とか、悲観という感覚はなくすことはできないだろうけど、、
そもそもそんなに悩むべきことなの?
ご飯も食べられて、あたたかいところで眠れて、それってきっと恵まれているんじゃないの?

当たり前のようなことだけど、はっとした。
私、なんだかんだ些細なことにふりまわされて、、いや、自分で自分を振り回して、悲観的であることにハマっているんじゃないのか?
なんだか、とっても恥ずかしいような何とも言えない感情になりました。
いちいちそんな風に思っていたら、きっと何もできないんだよね。

「~しない。」ってモノゴトをシンプルに考えるために、とても手っ取り早くて、だからこそ難しい。
だって、ヒトは簡単なことを難しく考えちゃう生き物だと思うから。
感情もってるんだもん。
それも、人それぞれ違うものを。
そんなこと言ってたら、究極論になってしまうけれど。

あと、面白いなと思ったのは、
「親族だからといって、無条件で愛さない」。

親族だから、なんだかんだ気になる、そういう感情もある。
けれど、その逆もきっとある。そりゃそうだよね、行ってしまえば、自分以外は異なる個体だもの。
この場にいる方の、様々な考え方や、生き方が垣間見れて、それもまたこの空間を共有する醍醐味のようで。
それもまた、面白くて。
面白い、というと、語弊があるかもしれないけれど、自分に思いつかなかった視点がぽん、と現れたことがとても面白く思えたんだ。

それと、自分の中で結構重要なテーマ。Death.


参加者のどなたかが言っていた、
「人の死を遠い昔に感じない」ということ。

すごく、ずしりときた言葉。

この言葉を聴いたとき、ある友人が脳裏をよぎった。

死って、本当に身近に感じないと、すぐに薄れて忘れていってしまうもの。だけど、本当にそれでよいの?

きっと、よい、悪い、どちらともいえないと思う。
だけど、その人のことをふと思い出せたら、きっとそばに来てくれるんだろうな。
忘れたわけじゃない。けれどしばしのお別れ。
だけど、思い出せば、すぐに会える。面影や思い出はずっとそこに残る。

だいじょうぶ。想いを通わせた人との交流なんて、そんなすぐに消えないよ。

そして思うのは、自分だっていつ旅立つのかなんて、わからないってこと。

笑って、あっちの門をくぐりたいもんだわ。

それなら、今しっかり地に足付けて生きていくしかないよね。亡くなった方の分も。気負う必要はないと思うけどさ。

ワークが終わった後、
ナカムラさんと、同じチームでワークショップに参加していた女性とお話する機会をもてた。

「死」の話をした。

民俗学的な話題になったり、本当に興味深いし、「話す」って楽しいなぁ、心からそう思えた。

この日、ナカムラさんの著作『パラレルキャリア』を頂いて、そこから改めて考えた。
モノゴトは繋がっている、って。

まさしくご縁。
一見つながりのないようなことも、実は繋がっている。
それを気付いて繋げるか、別物として取り扱うかは自分次第だけれども。

自分自身が、宗教学やって、その後Web制作の職に就いてるのもきっとそうなんだよなーと思ったり。

考えても、終わりがない。それがまた楽しい。


こんな過去記事もありました。

縁ってつながるんだなぁ、真摯に生きている人は縁をつなげるんだなぁ、、って思えるね。http://www.okamura.co.jp/magazine/wave/archive/1604nakamuraA.html

ハルキストからすると、6次元は世界的にみても聖地みたいな扱いなのかも。ほんとにいろんな人が繋がっていく。
それをきっと、ナカムラさんは楽しんで、ときに実験的に空間をつくっていているのかな、なんて思ったり。
6次元や、ナカムラさんもこれからどんどん進化されていくんだろうなぁ。

それを見ていたいと思うし、自分自身も変わりたいし、巻き込まれたい。


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