普通が目標だった灰色の日々
目に見える世界が、まるで灰色みたいだったことはありますか?
私は何回かあります。
失恋しちゃった時とか、
周りの人との人間関係がうまく行かなくて疲れちゃった時とか、
何か失敗をして、自分を責めたりパニックになってしまった時とか、
人生や世界に絶望しちゃった時とか
そんな時にありますね。
でも、灰色の時間が長かったのは、小学校の時かなーと思います。
もちろん、仲の良い友達ができて一緒に遊んでいる時や
夢中になっていることがある時は楽しいなって思ってました。
でも、楽しいのはその時だけみたいな感じです。
一瞬なんです。
なぜかっていうと、小学生の時の私の目標は、いかに目立たずに普通に生きるかだったからです。
なので、自分の力を出し切って本気で物事に取り組むことなんて、ありませんでした。
もし、本気で頑張って良い結果などがでたとしたら、目立ってしまうから。
小学校の時、何かで優秀な成績を出した人はみんなの前で表彰されていました。
それを見て、羨ましいなと思う反面、もらわなくてよかったなと感じる自分もいました。
この考え方に至った理由としては、人間関係です。
私は幼少期の時は特に、人の目を気にしておとなしくて、行動が遅く、おどおどしているような子供でした。
近所に同世代の子もいなかったので、一人で遊ぶのが多かったような子供です。
小学校に入ったのをきっかけに、私は周りと違うのかなと思い始めました。
自分はそんな自覚なかったけど、変わってるって言われるんですよね。
人と反応の仕方が違う、
人と行動が違う、
また、おどおどして、大人しく行動が遅いような子供だったので、私のことを焦ったく感じたのか、邪険に扱う子もいました。
そのため、人と同じがいい。
普通になれば、人に嫌われず、皆みたいに上手くいく。
良くも悪くも、目立ってはいけない。
なので、
必死に目立たないように、
みんなと同じ普通になれるように日々を過ごしていました。
でも、そう言ってもいられない時期が来ます。
それが受験です。
受験は恐怖でした。
一日中寝る間も惜しんで勉強しなきゃいけなくて、
もし落ちたら浪人・・・。
そんなイメージがありました。
でも、受験を合格するためにどう勉強したらいいのかを調べたら、
やるべきことがわかり、その恐怖は薄まりました。
また、受験勉強の時期って周りもピリピリしている空気感なのかなと思っていましたが、私の周りは違いました。
誰かが頑張ってたら素直にすごいねって言ったり、
誰かも頑張ってるから、自分も頑張ろうみたいな雰囲気でした。
そんな、みんなで頑張ろうみたいな雰囲気が当時のクラスにはあったので、
私も真剣に勉強に取り組みました。
クラスで自主勉ノートっていって、自主勉強したノートを提出する決まりがあったんですが、ここで頑張って、たとえ目立ったとしても大丈夫そうだと感じ、頑張りました。
その甲斐あってか、自主勉ノートの提出冊数は、クラスで一番になりました。
また、私は中学校3年間皆勤だったので、クラス代表で皆勤賞をもらうこともできました。
目立つ機会を作ってしまったわけですが、
それを理由に人から嫌われるとかもなくて、
いかに周りより目立たずに生きるか・・というリミッターは消えました。
あと、真剣に取り組んでいて驚いたのが、勉強ってこんなに楽しかったっけ?ってことです。
目標もなく、ただ流れでやっていた時は、頭に全然入らないし、楽しくなかったのですが、
目標を持って、真剣にやったら、頭に入ってきて楽しかったんです。
勉強って面白かったんだな・・・。
そんな受験生時代でしたが、目標を持って充実した期間を過ごし、
無事に高校受験に合格しました。
受験生時代が楽しかったので、高校生になっても真剣に勉強していこうと思っていましたが、明確な目標がなかったので、だんだんそのやる気もなくなり、物事に真剣に取り組まない期間を過ごしました。
そんな期間を過ごしているうちに、あっという間に受験生です。
就職、大学、専門学校など、いろんな進路がありました。
高校時代、目標を持たず、その日が楽しければいいみたいな状態で過ごしていたので、それを打破したいなと感じ、専門学校の受験を選びました。
一番の理由としては、専門学校は大学よりも、実践経験が多かったからです。
自分の苦手な実践経験が多いし、
パツパツに授業が入っていることで、中弛みとかせずに真剣に取り組めそうと感じ、選びました。
そんな理由で、専門学校に入学し、高校時代の反省から真剣に3年間勉強しました。
特に受験生時代はめっちゃ頑張りました。
頑張れた理由として、
浪人になって再受験すると、合格率が下がることもモチベーションにありました。
それにプラスして、
勉強して知識と知識がつながった時に感じる脳のシナプスがパチっとつながった感じや、
日々の勉強の自分が成長している感じ、
周りも頑張ってるので、自分も頑張ろうと一体になっている空気もあります。
ここまでは、中学生の時の受験生時代とモチベーションとしては同じだったんですが、一つ新しく加わったものもありました。
それは人のために頑張ることです。
両親や、教えてくれた先生たちにもそうですが、
これから患者さんになる人たちです。
勉強していて、口の健康は全身にも影響することがわかりました。
平均寿命と健康寿命っていうのがあるんですが、
平均寿命は、人が生まれてから亡くなるまでを平均した期間、
健康寿命は、その人が健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間です。
以前に比べると、健康寿命と平均寿命の差は少なくなってきているそうですが、できるだけ差はなくしたくないですか?
どんな状態であれ、自分や周りの人たちと大切な時間を過ごすのは幸せです。
でも、どうせならその時間も、体が自由に動く期間で接する時間が長い方が、私としては嬉しいです。
口の健康は全身の状態に影響を与えるってことは、
自分が健康寿命を伸ばす手助けをすることができるじゃん!
そう感じ、それがモチベーションとなって、受験勉強の助けにもなっていました。
猛勉強や周りの支えなどもあった結果、無事に国家試験に合格しました。
成績は学年で1位を目指していたんですが、
上には上がいて、なることはできなかったです。
でも、自分の全力を出し切ったので、素直にすごいなと相手のことを賞賛することができました。
また、この経験をきっかけに、
自己成長と他者貢献のために目標をもって、全力を出し切るのって、人生が充実している…
そう感じるようになりました。
目に見える世界が灰色だった時って、
楽しい瞬間はあるけれど、真剣に何かに取り組むことはなくて、毎日が充実しているっていうわけではありませんでした。
ただ、毎日をだらだらと過ごし、時間を浪費している感覚というんでしょうか。
私何のために生きているんだろうな・・
この同じ毎日がずっと続くのかな・・・
みたいな感じです。
かといって、目標に進む時も、大変なこともあって楽じゃない。
しんどくて挫けそうな時もある。
けどそれを、周りと支え合えって頑張れるのっていい。
以前の私みたいに、世界が灰色に見えてたり、
人生面白くないなー、
つまんないなー、
っていう人が少なくなって、
その人それぞれの人生の目標や役割、好きなものなどを見つけて、
毎日が充実して、
幸せだなーっていう人が増えていけばいいなって思います。
そして、その幸せが循環して、波のように広がっていったら、
幸せな人がどんどん増えて、世界にももっと幸せが広がって、笑顔の人が増えそうです。
亡くなる前に、
生きててよかったなー、
毎日が充実していたな、
そう感じられるような人生を過ごしたと感じられる人を増やしたいです。
そのために、
自分だけ良ければいいみたいな仕事の手助けではなくて、
自分も含め、お客さんやその周りの人、一緒に働く人も幸せになれるような仕事をしている人の手助けをライティング(人の心を動かす文)でしていきたいなと思っています。
自分だけ良ければいい仕事だと、
一瞬良くなったとしても、きっと後で反動がきます。
売り上げが下がったり、
周りの人が離れていったり、
自分のことが嫌になったり、
大きな病気を起こしたり・・・
一度きりの人生、そんなの嫌じゃないですか?
どうせなら、幸せが循環して笑顔が広がっていく社会の方が素敵だと思います。
自分のしてくれたことで、相手が喜んでくれた時って、すごい嬉しいんですよね。
疲れたーって思っても、
相手が喜んだり、感謝してくれると、また頑張ろうって思えます。
相手が喜んでくれたことで、
結果的にもっと頑張ろうって思って、
次の仕事の糧になる。
循環してるんです。
そんな幸せが循環するような社会を目指しているような人たちと、
協力して、支え合って、一緒に仕事をしていきたいです。
そのために私も、ライティングや他のことも日々学んで、
他者貢献や自己成長をしていきたいと思います。
今日もありがとうございました。
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