大橋ちよさんに感謝を込めて
今朝、ちよさんが素敵な記事を投稿してくださいました。
私が去年の冬、作詞したものになんと曲を付けてくださったのです。
お礼をコメント欄に書こうと思ったのですが、とてもコメント欄では収まらなかったので、記事にすることにしました。
去年の冬から今日までの流れをお話ししたいと思います。
去年の11月14日から12月20日に行われた「才の祭」という企画。
まず小説を公募して、小説のグランプリを決める。その後その小説に合わせた歌詞を公募して、歌詞のグランプリを決める。そしてその楽曲と動画を作成して発表するという企画でした。
私はその頃、noteを始めて4ヶ月ほどで、企画に参加するような事もほとんどなく過ごしていましたが、PJさんにお声をかけて頂きました。小説は無理なので、作詞に挑戦してみようと思い、作ったのがこちらの詞です。はじめての作詞でした。作詞なんてしたことがなかったので、才の祭の小説のグランプリが決まってその小説を元に作詞をする前に、自分で詞を作ってみようと思って作ったのです。
そしてその作詞の元にする小説は、ちよさんの「始祖の物語」にしようと決めました。小説の内容は勿論素晴らしかったのですが、あとがきの「様々な執着を捨て、著しく異なる価値観を知り、解ると思わず、解り得ないことがあることを受け入れ」という言葉にとても惹かれからです。そして、私はこの時初めてちよさんを知りました。
ただ、この私が作った詞は、自分の勉強のために作ったものだったので、特に発表することはなく、自分の記事に投稿しただけでした。
それで先日、たまたまちよさんの記事を読んでいたら、この「才の祭」のことを取り上げていて、そういえば私、作詞をしたなぁと思い、そのようなことをコメント欄に書きました。そのコメントがきっかけで、ちよさんが曲を作ってくれると! 詞が先で後に曲を作るのは初めてなのに! 本当に夢のようなお話でずっと楽しみに待っていました。
ちよさんの音楽の世界も大好きなのですが、思った通りでした。壮大で幻想的。暗闇の中に、一筋の光がさしているような、そんな感じがしました。小説の中でカイとナギサが結ばれるように、小説と詞と曲が結ばれて、ここでカイとナギサの物語が完成したかのような気持ちです。
この詞を作ったときは、まさかこんなことが起きるとは夢にも思いませんでした。本当にちよさんに感謝しています。創作の世界から、またひとつ大切な宝物を頂いたような気がしています。ありがとうございました。
ヘッダーは、ちよさんのイラストです。
是非皆さん、「始祖の物語」を読んでみて下さい。