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書けない理由(わけ)

うぅむ、難しいな。書きたいのに書けない。だけれど、いまの自分が詩を書けない理由は分かっている。引きこもり生活が長すぎて何の刺激も受けていないからだと察している。しかし。受けたいとも思っていないのだからこれまた厄介だ。穏やかな日々であることだけを願って生きているから、自然と刺激を避けている現状である。
ふぅむ…。本を読んだり映画やテレビを観たり音楽を聴いたり、誰かと会話したり。そういう刺激も大事だが、まずは外に出なければならぬか。とても気力が必要だし緊張もするが、このままでは呆けたおばあさんになってしまうのが目に見えとるし。
60歳になっても70歳になっても詩を書いていたいから、そのために今できることを継続していければな、とは思う。思うだけって気もしなくもないが、まあパニックに陥らぬよう無理のない範囲で。

もうひとつ書けないものがある。手書きの“字”だ。これの理由は明らか。服薬している薬の副作用や老化による(笑)手の痛みと震え。これは抗いたくても抗えない。リハビリと称して書いてはいるが、どれも満足できるものではない。悔しい。とても悔しい。字を書くことが好きだったけれど、思うように書けなくなり次第に億劫に感じるようになってしまった。これではいけない、好きなことが奪われてしまう、と、痛みと震えに耐えながらまた筆を取って書き始めたけれども、消化不良で終わるばかり。それを解消するには書き続けるしか対策はないのか。そのうち本当に嫌いになってしまうんじゃないかと不安が襲うけれど。

詩も、書も、好きなままでいたいのにな……


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