【劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影 興収100億円おめでとう!!!】

劇場版26作品目にしてとうとう行きましたね! 興収100億! すごいです!!!去年のハロウィンの花嫁の時には惜しくも行かなかったので、感無量という感じです。
今更感がすごいのですが、感想を綴ろうかな、と思います。
もう公開から3ヶ月以上が経っていますので、ネタバレ全開で行きます。
ダメな方はこの時点で回れ右をお願いします~🙏

↓以下ネタバレあり感想(全て一個人の感想です)

今回の映画、結論から言ってほんとサイコ~でした!!!
昨年の「ハロウィンの花嫁」も劇場に見に行って、その時もこれぞコナンだ!!! と思ったのですが、今回はそれ以上に面白かったです!
1回目見終わった時に、その場で「哀ちゃ~ん!!!!😭」って叫びたくなりましたもの(笑)。
でもコナンの劇場版って、1回目ってあまりに衝撃が強すぎて、細部まで覚えられなくて、毎年2回いくことにしてるんですが、今回はいつもより拍車をかけて衝撃が強かった感じがします。
そして2回目。ようやく細部まで確認しながら見ることができて、伏線とかもあらかた理解することができて、1回目よりもより楽しむことができました。
それにしても、今回は黒の組織も絡んでくる、というのもあるのですが、ここ数年で名探偵コナンを知った方よりも、古参のファンの方の方がより楽しめたように思います。
登場人物が結構多くなっているんですが、その辺はいつものOP「俺は高校生探偵工藤新一……」で説明が入るので、コナンを全く知らない方でも最低限の人物の把握はできるのですが、物語が進むにつれて、どうしてこのキャラはこういう発言をするんだろう、とか、どうしてこのキャラはこういう行動をするんだろう、とかがOPでは説明されず(膨大な量なのでそもそも説明ができないのですが)、今までのコナンの物語を追っている方だと、そうそう! こんなことあった!、とか、このキャラだともちろんそういう行動取るよな~、など、登場人物のある程度の内面まで把握できているのでより楽しめました。
OP直前の、コナンくんが今まで遭遇した黒の組織の男性メンバーを挙げている時とか、まさかテキーラまで出てくるとは思わなかったですし。
と、ここまでの前置きはさておき、ここからは本編を思い出しながら書いていこうと思います。

まずはプロローグ部分。
ユーロポールの職員が殺されるシーン。なんとかしてキールが職員を逃がそうとしますが、ジンに阻まれてしまう。この時また肩を打たれてました。
純黒の時も肩を打たれてた気がしますが(腕だったかな?)、ほんとキール最初から災難すぎです。
シーンが変わってデパート? モールの一角での少年探偵団のところで、哀ちゃんがフサエブランドのブローチの購入整理券を後から来たおばあさんに譲る場面。あ、哀ちゃん良い子や~😭って思いました。
その相手のお婆さんがまさかまさかのベルモット。
1回目見に行った時は本当に分かりませんでした。おばあさんのネイルで気づいた人いっぱいいたと思うんですけど、私はそこまで意識が向かず、ラストまでわからなかったです。
博士の家でのシーンで、沖矢さんはいつも通り盗聴してて、コナンくんに情報をくれて、この赤井さんとコナンくんの関係も良いな~なんて思ってました。

そしてOP。今回色々とまた変化がつけられていました。なんせ最初の新一くんのセリフ「俺は高校生探偵工藤新一」の入り方が違ってました。
今までは、イントロからいつものメロディが流れたとほぼ同時にセリフが始まっていたのですが、今回はセリフの方が先でした。
イントロ→「俺は高校生探偵工藤新一」→いつものメロディが流れる、という感じでした。
OPの入りも、今回は海や潜水艦が舞台ということもあり、海へ潜るシーンから潜水艦内部への映像へと移っていくのですが、その背景がすごくカッコイイものになっていました。
また、今までは新一が殴られて薬を飲まされるシーンなど全てアニメーションで描かれていた部分が、一部シルエットのみになり、そのシルエットも潜水艦の背景にプロジェクションマッピングのように直接投影されて、よりカッコ良さが増してました!
この映像と共に流れるメインテーマも黒の組織を意識してか、不気味でありながらもカッコイイというものになっていて、このメインテーマだけ聞いても十分楽しめます。
前回に引き続き、音楽は菅野祐悟さんが手掛けていらっしゃっていて、ハロウィンの時とはまた違ったアレンジで、本当にプロの作曲家の方はすごいなぁ、と思います。

ここまででも話がつきませんね。

続いて本編ですが、もうね、今回は息をつくところがあまりないんですよ。特にキーパーソンの直美がバーボンとベルモットに拉致されてからは、哀ちゃんがシェリーだとバレるし(実際はかなり際どいところ止まりで、完全にバレたというわけではない)、哀ちゃんまで拉致られるし、後はもうサスペンスというか、ずっと緊張のしっぱなしでした!
ただ、各キャラの背景や行動理由を知っていると、ところどころクスッと笑える部分や共感できるシーンがあって。
直美の拉致時の直前に、清掃員に化けたバーボンとベルモットが、走り過ぎるコナンくんを見て、「なぜここに?!」って驚くシーンや、ウォッカがジンに、「シェリーが子供の姿で生きてるかもしれない!」と報告した時に、ジンが「じゃあ、俺が直接会って確かめるから、拉致しておけ!」ということで、急遽その場にいたバーボン、ベルモット、キールに「やるぞ」と言っても、三者三様に拒否した場面は「そりゃあ、みんな拒否しますよね~」とクスッと笑ってしまいました。
だって、バーボンは哀ちゃんがコナンくんの友達だって知ってますし、公安なので絶対にやらないでしょうし、キールもCIAという立場の違いはあれど、バーボンと同じ理由があるし、ベルモットに関しては、ミステリートレインで有希子(新一の母)との「私たち(コナン陣営)があなた達を出し抜けたら、もう哀ちゃんに手は出さない」という約束が交わされているので、手は出せません。おまけにベルモットはコナンくんのことを「シルバーブレット」と呼び、なるべく傷つけることのないようにしています。
でもこれ、三人ともお互いどういう立場で動いているかわかっていないんです。スパイであるバーボンとキールもお互いがスパイであるということをわかってません。
(たぶんその情報はお互い知らないはずです。バーボンには秘密のお茶会で、もしかしたら赤井さんから情報が入ってるかもしれませんが……。)
黒の組織は一枚岩ではないので、それぞれにそれぞれの理由があって組織に所属し、行動しています。そのことが今回の映画ではより詳しく(?)描かれていました。ここまで黒の組織側が描かれているのも珍しいなって思います。

そんな組織のやり取りの裏側(表側?)では、コナンくんが今回の舞台である、インターポールの施設であるパシフィックブイで、持ち前のあざとさ……もとい可愛さで色々と立ち回ってました(笑)。
(ここで世界的警察組織の極秘施設に子供が簡単に入れるわけがない、というツッコミはしたところで、話が進まないので、スルーです(笑))

そして、第一の盛り上がりポイントである、拉致場面がやってきます。

この場面も含め、今回の映画は、かなり踏み込んだところまでやるよな~と思ってました。
今までは、黒の組織が絡んだとしても、あまりコナンとかと絡みはなく、ラストでド派手に大暴れしてコナンくんに追い払われて帰っていく、というのが流れだったのですが、今回は序盤でなんと哀ちゃんの正体がバレるし、拉致もされるし、ちょーやばい展開になっていて、これ、原作に後々影響出ないかな? とか思っちゃいました。
それに、この拉致場面の直前の、コナンくんと哀ちゃんのお互い持っているメガネの交換シーン。控えめに言ってサイコーです!
ピスコのシーンもすごく懐かしかったですし、人差し指立てたコナンくんの笑顔も良くて、ラストに青山先生の原画もあいまって、哀ちゃんの苦笑がとっても可愛い!
って悶えそうになった後の、緊迫シーンですよ!!!
哀ちゃんの組織センサーが働いて、逃げようとしますが、間に合わず、ピンガの睡眠薬で眠らされてしまいました(悲)。
(この逃げる時に、寝相によってめくれた歩美ちゃんの布団を直してあげるのがやさし~って思いました!)
それに気づいたコナンくん。もう内心、「やばい! 哀ちゃんが攫われる! いそげー!!」って叫び出しそうになってました。
なんとかして追いつこうとするコナンくん。でも子供の姿だと、高いところから降りるのも一苦労。ああ、間に合わない(>_<)……って思った瞬間!

来ました蘭ねーちゃん!!!

あれはもうカッコイイの何ものでも無いですよ!!!
相手がナイフ持ち出してきても、「ハンッ、こっちは拳銃の弾丸すら避けられるんだから、ナイフなんか!」って内心蘭ねーちゃんでもないのに思っちゃいました(笑)。
そんでもって、キャンティからの銃撃で、コナンくんが蘭ちゃんを抱えて避けた後のシーン。

きましたイマジナリー新一くん!!!
こうしてイマジナリー新一くんを見たのは久しぶりな気がします(去年あったかな?)。
このコナンくんと新一くんが一緒に話すのが好きなんですよ~(≧∀≦)

そしてそして、前半の山場といってもいいカーチェイスシーン!!!
ここはコナンくんはもちろんのこと、博士がかっこいいんですよー!
もう博士にとって大切な家族である哀ちゃんを助けるために見せるドライブテクニック!
「ぶつけてでも止めたるわいっ!!!」
という気迫! もうカッコイイですね!
そしてコナンくんのスケボー技術は、今回もカッコイイの一言ですね!
(さっきからカッコイイしか言ってない(^_^;))

でもそんな二人の奮闘虚しく、哀ちゃんは海の中へ......。

思わずコナンくんと一緒に呟いてました。「嘘だろ......」って。
それでもギリギリまで追いかけようと崖を下るコナンくん。
そして海の中で見たものは———漆黒の潜水艦。
もうまさしくこの瞬間は絶望ですよ。
今までこんなに絶望的な状況ってなかったと思うんです。どんなにピンチになっても、主人公補正でどうせ助かるから大丈夫......なーんて楽観視してきましたが、今回はもうマジで、ヤバい……これ、本当に大丈夫なのか??? って思っちゃいました。
そして、哀ちゃんを助けられなかったことがわかってからの博士の号泣シーン(´;Д;`)
か・ら・の、今回の第1の名シーン!!!

「博士……灰原は、俺が絶対、助け出す!!!」

この時のコナンくんは、まさしく怒りの頂点マックスですよ!!! こういう、叫んだりとかせずに、ただただ静かに怒りの炎を燃やす。
一見クールに見えても実は熱血なところがある江戸川様ならではです!(ここのシーンは「コナンくん」ではなく、「江戸川様」と呼ぶに相応しいシーンです(笑))

その後、パシフィックブイに戻って来たコナンくんと博士。そこに馴染みの目暮警部と佐藤刑事から事情を聞かれたものの、最初言うことが信じてもらえず、珍しく取り乱すコナンくん。
今回の映画のテーマに「大人と子供」というのも含まれているというのもパンフレットに書いてあったんですが、まさしくこのシーン、工藤新一のままだったら、すぐ信じてくれるのに、という葛藤もコナンくんの中にはあったんだろうなと思いました。
この時必死の訴えに耳を貸してくれる目暮警部と佐藤刑事。本当に優しいなって思います。

シーン変わって潜水艦の中。
直美と哀ちゃんのシーン……。昔の宮野志保との出会いやいじめの話を聞いて、切なくなりました。
そんな中、一番辛いシーンがやって来ます。直美のお父さんの殺害(未遂)シーンです。
ここもちょっとツッコミどころが多いんですが、そこは置いとくとして、黒の組織って本当に悪い存在なんだなと再認識するシーンでした。
途中挿入されたキールのお父さんとの過去も、映像に懐かしさもありましたが見てて辛くなりました。
潜入捜査って、本当辛いものです……。
そして、キールに仕掛けた盗聴器を通して、状況を知る哀ちゃんも、組織に両親と姉を殺された身。攫われたことですでに恐怖でいっぱいな状況なのに、さらに追い打ちをかけるように辛いことの連続で、涙を流す哀ちゃんをもう見ていられませんでした。

そして、あの男がついに潜水艦に乗り込みます。

哀ちゃんにとって最も危険な人物———ジンの登場です。
それにしてもジンの兄貴、今回はいつもより髪サラッサラじゃないですか。どんなシャンプー使ってんですか……?

閑話休題。

ジンの兄貴が潜水艦についに乗り込むってんで超ピンチな哀ちゃんと直美。
ですが、ここでキールの活躍ですよ!!!
本当今回の映画でのMVPは間違いなくキールですね!!!(←個人的な意見です)潜入捜査官の優先事項は本来所属している組織の任務なのは当たり前なのですが、キールはコナンや赤井さんとの約束もあるので、そのコナンの友達である哀ちゃんをできうる限り助けようとしてくれるんです!
囚われて直後の哀ちゃんが足を縛られている間にキールに盗聴器を仕込むんですが、それに気づいたにも関わらず黙っていてくれたり、脱出方法がわからないと言えば、ウォッカにさりげなく(?)尋ねて魚雷発射管のことを聞いたり……。
脱出時には身を挺してジンから二人を守ってくれたりと、怪我をしている上に殺される可能性もあるにも関わらず、動いてくれてありがとう! キール!

そして、無事脱出した時に、駆けつけたコナンを見ての哀ちゃんの顔!!!
そりゃ、あんだけ怖い思いしたらあんな安心し切った顔にもなるよね、哀ちゃん(>_<)

そこからはコナンくんのターンです。
パシフィックブイににて起こった殺人事件の解決ですよ~。
ここは久々登場の眠りの小五郎でした。いつからやってないんだろう? 2017年のときってやってましたっけ? だめだ、覚えてないな~。(また今度見直してみます。)
そして今作1番の驚きは、グレース(女性)が実は黒の組織のピンガ(男性)で、尚且つ声優さんが一人ってこと!!!
私、あんまり声優さんに詳しくないので、今回の声優さんの村瀬歩さんを存じ上げなかったのですが、すごいですね! あれだけ女性の声と男性の声を使い分けられる方がおられるとは!!!
最後のエンドロール見て一人の名前しかない時にびっくりしました!
この事件解決のシーンでも、ちょっぴり切なくなるシーンが。ピンガに蹴り落とされ、危うく階下に落ちていく蘭を自分の手で助けることができず、支えようと思って思わず持ち上げた手持ち無沙汰な自らの両手を見て肩を落とすコナンくん。
新一だったら……と切ない気持ちになりました。

ピンガの正体もわかり、あとは追い詰めるだけ。ですが、そこは黒の組織。一筋縄では行きません。
コナンくんだけがなんとかギリギリ逃げるピンガに追いつくのですが、そこでやはり、バレちゃうんですよね、コナンくんが、工藤新一であると!
あ~、ピンガ気づいちゃった。ってことはこのキャラは……。
それにしても私としては、こういうコナン=工藤新一ってバレちゃうシーンが大好きなので、内心ありがとうございます! でした。
それにしてもコナンくんあんなに煽って大丈夫だったんでしょうか? だいぶ蹴られてたので、ちょっと心配です。

とここまでですでにお腹いっぱいになりつつある今作ですが、ここからがクライマックスです!
そして今回のクライマックス、最後にとんでもないものを描いてました! それは……。

とその前にこれだけは書いておかないと!
今回の脅威である潜水艦をどうするかで、コナンくん、安室さん(今回はバーボン)、赤井さんの三者会議(笑)が行われるんですが、スマホ2台持ちを生かしての会議、面白かったです。(ちなみにあれ、一台は新一名義だと思うんですけど、そうなると赤井さんの番号を新一名義の方に入れてるんですよね? ってことは、もう赤井さんには自分が工藤新一であるとバレててもいいってことなんでしょうか???)
さらにこのシーン。劇場版名探偵コナンには、たまに原作者青山先生の原画が使用されるんですが、その原画、ここで3連発で流れたんですよ!
しかもここ、赤井さん、安室さん好きの方々にはたまらなかったんじゃないかな、と思います。
まさか公式で、「ライ」、「バーボン」呼びが聞けるとは思わないじゃないですか!!!
そしてそこからのコナンくんのかっこいい表情ですよ! も~サイコーです!!!

そして、ついに来ましたよ最大のシーン。

それは潜水艦を無効化した後。コナンくんが水中で力尽きたところへ、哀ちゃんが助けにきたところからです。
潜水艦の水流の影響で、酸素ボンベもゴーグルも吹き飛んで意識を失ったコナンくん。それを発見し、自分の酸素ボンベの酸素を分け与えるために、人工呼吸を施す哀ちゃん。ここはいいんですよ、ここは。
見ているこちらも、なんのことはないただの人工呼吸をやっているものだと認識(もしくは「14番目」のオマージュ)しているので、コナンくん死ぬな、としか思ってないんですよ。
哀ちゃんの懸命の行動で、無事息を吹き返したコナンくん……。

で、ここからですよ!!!

『あっぶね~。サンキュー灰原』
という心の声と共に目覚めたコナンくん。哀ちゃんに、減圧症になるといけないからゆっくり浮上しよう、と水面を指差し促します。
ゆっくり浮上していく二人。またこのシーン海の中がキラキラしててほんとキレイなんです。
ただ、ゆっくり浮上するにしても酸素が必要なわけで。でも酸素ボンベは哀ちゃんが持ってきた一つだけ。
と、いうことは……そうです! 一つのボンベの共有です!(←興奮しすぎ)
しかもここ、演出がまさしくラブコメの典型で、離れないよう握った二人の手の映像と共に、ボンベの交換が描かれるんですよ。これだけで胸キュン❤️です。
そして、最大のシーンがやってきます……。

浮上していく二人ですが、今回のことで哀ちゃんの正体がほぼバレました。そうなった場合、哀ちゃんは案の定、「もうここにはいられない」と考えてしまいます。このままコナンくんの手を離せば、自分は海の底へ沈んで、みんなに降りかかる恐れのある黒の組織の脅威から守ることができる。みんなに迷惑をかけないで済む。

『バイバイだね……。江戸川コナンくん。』

だから、コナンくんから差し出された酸素ボンベを受け取ろうとしない哀ちゃん。コナンくんがボンベを渡そうと再度促すも受け取らないのを見て、繋いだ手をぐいっと引き上げます。そして、『まーたくだらないこと考えてんのか?』と、哀ちゃんの顔を覗き込んで、ニカっと笑うんですよ! そして言うんです。

『言ったろ? 俺がぜってーなんとかしてやるって、よ!!』

お、おまえ~~~~~!!!
このタラシが!!!!

すみません、取り乱しました。
そしたら、哀ちゃんも思い出しちゃうんです。今までのコナンくんとの出来事を。この時の映像も、絵が綺麗だし、懐かしさもあって、泣けます!
そして、『どうしてあなたは、いつもそんな顔ができるの?』的なことを言ってた気がするんですが、ごめんなさいうる覚えです(;´д`)
何せこの次の哀ちゃんが、爆弾発言するんですよ!

『わかってるの?私たち、キスしちゃったのよ?』

????
?!?!?!?!
き、きす?

(さっきの人工呼吸を思い出すオタク←)

ぎゃ~~~~~~~!!!!
確かに! 確かにキスでしたよ?!
ええ、あれは紛れもなくキスでしたよ!!!

でもね、今まで哀ちゃん、そんなふうな恋愛的なことを口にする(視聴者にわかるように表面に出す)のってなかったじゃないですか!!!
こちとら、今までアニメとか原作とか見ていて、きっとそういう感情も無いこともないんだろうけれど、でもコナンくんには蘭ちゃんがいるから、相棒としていようとしてくれてるんだろうなぁ~。きっと哀ちゃんのコナンくんに対する想いは今後も哀ちゃんの胸の中だけで、(視聴者にわかる形では)表に出てくることはないんだろうな~、と、ちょっと切なくなることもあったんです。
だからこそ、ここで、劇場で、大きなスクリーンのキラキラした海の底で、はっきりと「キス」という認識とコナンくんに対する恋愛的な感情を抱いていることが公式にはっきり表現されて、ギャ~!! って叫ばずにいられないんですよ!!(←もちろん上映中は静かに見てましたよ?)
尊いだの、せつないだの、キュン❤️だの、もうありとあらゆる感情が混じって、こちらの方が溺れそうになりました(笑)。
今回の映画、このシーンのためだけにリピート決定です!!!

そしてまだ、衝撃のシーンは終わっていません。

この後無事浮上して、おまけの風物詩、コナンくんの「いっけええええええええ~!!!」もやって、本当に最後の最後……。
最後の危機も脱したかに見えたのですが、気づくとなんと哀ちゃんが地面に倒れています。
慌てるコナンくん。さらっとコナンくんの膝に借りていた追跡メガネを返す哀ちゃん(?)、そしてそこに駆けつけた蘭ねーちゃん。
「くそっ、減圧症か!」と人工呼吸を施そうとするコナンくんの唇を、なんと哀ちゃんが両手で塞ぎます。
「???」となっているコナンくんと蘭ねーちゃんの隙をついて、今度は哀ちゃんから蘭ねーちゃんへ電光石火のごとく素早いキスが!!!

「ちゃんと返したわよ、あなたの唇———。」

エンディング突入。

もう、何を見せられたんでしょうか……。
興奮を通り越して、放心状態です(笑)。
1回目見た時はもういろんな衝撃が強すぎて、エンディングの間中は何も考えられなくなってました。
(2回目以降はエンディング曲「美しい鰭」の歌詞が、今回の哀ちゃんの心情そのものだったので、泣きそうになりながら見てました。)

とここまでつらつらと語ってきましたが、正直まだ語り足りないです(^◇^;)
結局この映画、5回も見に行きました。しかも内2回は応援上映で、ペンライト振りながら(笑)。
まだ見足りないんですが、仕事の都合上これ以上は無理そうなので、おとなしく円盤(Blu-ray)を待ちたいと思います。
そして円盤が出てしばらくしたら、また次の映画の話が出てくると思うので!
来年は私の推しキャラの一人が主演なので、今年以上にキャッキャしてるかもしれませんヽ(´▽`)/

ここまで長~くなってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございます。
途中、テンションがおかしくなり過ぎて引かれてないか心配ではありますが、そこはオタクの性ということでお許しください(笑)。
また、最後に映画を見てから随分と経っているので記憶が曖昧なところが多々ありました。すみません。
雰囲気だけでも感じていただければ! と思います。

それではまた次の記事でお会いできることを願いつつ……。
さようなら~

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