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ハイパーインフレのベネズエラ。コーヒー一杯がBs.16からBs.2430へ。

毎週参加している移民向け英語教室での今季のテーマは、自国の紹介。
発表者の主観が入った面白おかしい話もあり、なかなか楽しいZoom時間を過ごしています。

一番バッターは、ベネズエラ出身者でした。
ベネズエラは、日本ではあまりなじみのない国かもしれませんが、アイルランドでは、かの国出身者に結構知り合う機会があります。

二年前の政治動乱時には、連日のようにベネズエラのニュースを目にしましたが、ここ最近は全くニュースに出ず。
落ち着いたのかと、思っていたのですが、まだまだ現地の混乱は続いているとのこと。

友人が語ってくれた内容では、なんと、この一年半で、
コーヒー一杯が、16 ボリバルから 2430 ボリバルへ値上がりしているとのこと。
私には、全く、想像もつかない社会となっています。

元々、ベネズエラは世界に名だたる原油産出国。にもかかわらず、自国ではガソリンスタンドには長蛇の列。
その理由は、原油を輸出し、海外で精製されたガソリンを輸入しているから。技術は海外にあるので、精製は海外でやってもらうしかない、ということだそうです。

本来ならカリブ海に面する、風光明媚な美しい国ですが、今どのようになっているのか。。。

二年前の動乱時でも日本ではあまりニュースになっていなかったようですが、地球の裏側にも目を向けてみると世界が広がるかもしれませんね。

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