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私がピアノ教室で起業した理由

大黒柱の立場になり生活をしていくため
これが私がピアノ教室で起業した理由です

40才で大黒柱に 相次いだ身内の死

もともと私はどこにでもいる普通のピアノ講師でした。29才で結婚し、2人の子供に恵まれ、平凡ながらもしあわせな日々を送っていました。長男が2才になったのを機に職に復帰しようと考えていた矢先に不幸が訪れました。主人のガンが発覚したのです。

約2年の闘病のかいもなく、42才で他界。
不幸はそれだけなく、主人が亡くなる1年前に義父が交通事故で即死、主人が亡くなって半年後に実母が病死、この年はあの東日本大震災がおこった年でもあります。

40才を機に人生が180度以上変わってしまいました。

生活の糧として、事業としてピアノ教室を立ち上げる

周りからは安定した職に就くようにと何度も言われました。確かに正社員になれば年金も保険の保証もあり、安定した収入を得られる。でもどうしてもそんな気持ちにはなれなかった。

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写真上段に写っているエレクトーン。これは結婚10周年の記念に亡くなる3ヶ月前に主人がプレゼントしてくれたもの。音楽をやっている自分を誰よりも認めてくれていたのが主人。ピアノを、音楽の道をあきらめることは主人の期待を裏切ることになる。それに心底打ち込めるのはピアノ、音楽でしかない。覚悟を決め、起業という形で改めてピアノ教室を立ち上げることになったのです

起業に当たって考えたこと

ピアノ教室で生活していくと決めた以上、そこからしっかりとした売り上げを出していかないといけない。ただのピアノの講師ではやっていけない。ピアノの先生ははいて捨てるほどたくさんいる、その中からどうやって選んでもらえるのか。どこからどうやっていったらいいのか。わからないことだらけでした。

その中で一筋の光を見いだしたのが1冊の本からの出会いでした。

続く


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