見出し画像

一人暮らしの贅沢

カレーほど、多種多様な料理はほかにあるだろうか。

誰もが口にしたことがある料理でありながら、店や家庭、作る人によってまったくちがうものができ、アレンジも多くできる。

一度にたくさん作れるため子供のいる家庭にも、毎日一人分を自炊をするのがめんどくさい一人暮らしにもうってつけの料理だ。

私もカレー好きの一人で、4年前に一人暮らしを始めてから一番作ってきた料理だと思う。

市販のルーを使ったり、肉を変えてみたり、スパイスを使って作ってみたり、、、今まで本当にいろいろなカレーを作ってきた。

その中で、こうしたらおいしいという自分なりのレシピが出来上がってくる。

一番好きなのはチキンカレーだ。骨付きでも何でもいいのだが、特に鶏ももだと食べやすく、ジューシーで好きだ。

そして市販のルーの時には水は使わない。代わりに野菜ジュースを入れて水分を足す。トマトジュースだと一番いいが、まあ、何でもいい。ミックスの野菜ジュースを入れれば、水よりも濃厚で、いろいろな野菜のうまみが入っている(ような気がする)。

ジャガイモは私があまり得意でないので入れない。ピーマンやナスなどの夏野菜を焼いて、上に乗っければ完成。チーズと卵などマイルドにする付け合わせもあるとさらに最高だ。

これが家で作る一番スタンダードなカレーだが、たまに玉ねぎがなければ省くし、ひき肉だったり、豚肉だったり、その時家にあるのを入れればそれなりにおいしい。

最近は市販のルーではなく、スパイスで作るカレーにはまっている。これもまた意外と簡単で、材料は自分好みに変えながら、理想のカレーを探し求めることができる。

自分の好きなものを入れて、嫌いなものは入れない。一人暮らしの醍醐味も味わうことができる。

市販のルーがあれば、玉ねぎもジャガイモも、肉だってなくてもいい。その時家にあるものを入れてしまえばいい。

カレーほど寛容な料理もほかにないと思うのである。



#うちのカレー

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?