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ありのままでいられる"習慣"

朝6時に起きたら枕カバーを裏返し、布団を整える。

緑茶を飲み、水拭きで床を綺麗にし、
2日に1回は洗濯をする。

ベランダの植物に水をやり、
8時になったら朝食と身支度。

毎晩シンクを掃除し、排水溝ネットを取り替えて洗いものを拭き、食器棚に入れて寝る。

金曜日の夜はトイレや排水溝掃除など、普段できないところを念入りに掃除する。
買い物は毎週一回土曜日で、帰宅したら1週間分の献立を考え、食材を切って冷凍する。

初めからやると決めて始めた習慣ではないが、
自分の生活を振り返った時にどうやったら効率的か、ストレスや疲労を最小限にできるかを考えて試行錯誤した結果、いわゆるルーティンというものが日々の中に多くなった。

ルーティンは日々を退屈なものにするのだろうか

誰に頼まれたわけでもないけれど、キチキチとこなさずにはいられない自分が、コンプレックスな時もあった。

しかしとある本で、
年中行事などの区切りを大切にするとストレスの解消に良い
というのを目にしてから、自分自身の習慣に対しての捉え方が変わったと思う。

仕事も人間関係も、人生においてはいくつもあるうちの一つの側面でしかないにもかかわらず、それが人生の全てのように捉えてしまう時がある。


そんな時に、3月にはこれを、4月にはこれをと、区切りをつけて楽しむことで自分自身の生活に目を向けることができるのだという。



社会生活においては、自身が夜型か朝型かは関係なく、就業時間に出社し、
人前で喋るのが苦手でも、発言しないといけない時もある。

趣味趣向は人それぞれなはずなのに、SNSやテレビで見かける他の人がいいと思う価値観に、自分の軸が揺らぎそうになることもある。


それでも、家に帰って運動をしたり、料理をしたり、推しのSNSをみたり、リラックスしたり。
私にとってはそれが先にあげたような掃除や日々のルーティンで、

自分で決めたルーティンをこなしていくうちに、社会に合わせていた自分自身を、本来の自分に引き戻すことができる。

ままならないことだらけの世の中でも、自分の習慣は自分で決めることができるのだ。

昔から団体生活が苦手な自分にとっては、日々は周りに合わせなくてはならないことだらけで疲弊してしまうことも多い。

それでも、自分の家に帰って、自分のいつもの行動をこなしていくうちに、外に出るために強く見せたり、武装していた自分から、本来の自分に戻っていくような感覚がある。

自分の生活の習慣を大切にすることは自分を優先すること、ひいては自分自身を大切にすることなのだと思う。

#日々の大切な習慣

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