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自分は何てダメなんだ。ダメ人間だ。

ここ2ヶ月くらい、ダイエットに励んでいるはるです。
励んでいると言えるほどでもないですが。
さて、このダイエット真っ最中の私は、
ふと高校の頃の私の体型ってどんなだったっけ、、と思い立ち、高校の頃の写真が入ったアルバムを探すことに。

【補足】
今と違い、高校までの私はスーパー細かった。
なのに自分のスタイルや体型に今まであんまり関心を持ってこなかったせいで、どんな身体をしていたか忘れてしまったのだ…。

そこで今日、アルバムを探そうと、昔の思い出の品々が入った段ボール箱を奥の方から引っ張り出してきて、朝からごそごそやっていた。
そうしたら、昔の日記やら、成績表が出てくる。そして手紙も山ほど。
今の私の目的物はそれらではないにも関わらず、私の手はついついそちらに伸びてしまう。
久しぶりに見る、中学そして高校時代の成績表。

見て、驚いた。
あれ?4ばっかりじゃん。って。(5段階評価)
3なんかもちらほらあるし、5の教科はひとつとか。ふたつあれば、良い方。
なんなら、人生で2なんて取ったことないと思ってたら、高校の化学で一回2を取ってたし…
確か人生初の赤点を有機化学分野のときにとったから、その時かな。
それにしても、ショックを受けた。

こんなとこで言うのは本当に恥ずかしいことなのだけれど、自分は過去、もっと勉強が出来るタチだと思っていたのだ。
だけど、実際は全然違ったのだ。
なんて恥ずかしい話なんだろう。
確かに、大学入学以前の私は、勉強に真面目に取り組んだ記憶がない。
嫌な勉強から逃げてばかりで、現実逃避に本ばかり読んでいた。
そして、対して勉強してないくせに、
今まで自分は勉強が出来る方だった、という自負が今まで自分の中にあったのだ。

何度も言うけど、本当に恥ずかしい話だ。
さらにさらに私にショックを与えたのは、
私へ宛てた、私の母からの手紙だった。
手紙は、主に私の進路について書かれていた。
当時私はケータイを持っていなかったので(学年に2人くらいしかいなかったレアケース)、
私がどんなことを母に伝えたのかまではわからない。
でも、手紙から大体のことは想像できた。
手紙の内容は、ざっくりと、
はる(私)のやりたいと考えていることは、就職することで本当に出来るのか?
大学受験の大変さから逃げたいだけなのではないか?苦手な数学ときちんと向き合いなさい。
きちんと自分の進路について考えなさい。
というようなものだった。

本当に今の私には全く身の覚えがないのだけど、大学受験の直前(夏頃の日付だった)に、私は就職か受験かで悩んでいた時期があったのだ!
これには本当に驚いた。
私は物心ついたころから動物のことが大好きで、将来の夢は獣医さん、と言い続けていたのに。
(結局獣医には進学しなかった。学力も全然ダメだったし、本当に動物の治療がやりたいかを考えた時、違うと思ったのだ。)
もし獣医になれなかったとしても、動物と関わらない人生なんて有り得ない、と思ってたから、どこかしら動物関係の進路に進みたいと思っていたはず。
だから、きっとそういうところに就職することも考え始めたのかな。
でも、この時の私の本当の本当に根っこの部分にある本音は、受験勉強したくない、苦手な、嫌いな勉強と向き合いたくない、
というものだったんだと思う。

本当に情けない。
こういった都合の悪いことを綺麗さっぱり忘れて、
私は、昔は自分のやりたいことがはっきりとわかっていた!
と思っていたのだから、これほど恥ずかしい話はない。
しかも、よくよく思い出してみると、
大学受験前だけでなく、高校受験の前ですら、お菓子作り好きだし、パティシエ養成の専門学校に行くのも良いかもな、、
とか考えていた時期があった。
ここにも、受験から逃れたい、という私の逃げの姿勢がありありと見てとれるではないか。

本当に、呆れる。自分に失望した。
しかも、高校受験も大学受験も結局そんなに一生懸命勉強せず、その時の自分のレベルに合わせて行くところを決めた。
すごーく消極的な方法。

それでも、大学で動物について学ぶっていうところは譲れなかったから、そこはちゃんと選んだけどね。
苦手な数学は結局最後まで苦手だったし、諦めちゃった教科でもあるけど、
赤点とった化学では、最後の追い込みできちんとセンターで点を取れるようになった。
そこは少しは褒めても良いかも。
あんまり自分を下げると本当に嫌になっちゃうからね。

こんな長文書いて、結局何が言いたいかって言うと、
私って、人生の中で嫌なこと、やりたくないことから、とことん目を背けて、逃げてきてしまったんだな、ということ。
こんな過去を送っていた自分に、どうしようもなくショックを受けてしまい、勢いそのままに書き始めた。

じゃあ、今の私は昔と変われたのか?
と問われると、ドキッとしてしまう。
そして、あんまり変われてないような気がしてしまう。特に、自分が窮地に立たされた時に、自分で決断せず、周りに流されて、ああ、ここまで来てしまったなら、もう決めようもないな、というところまで行ってしまうこと。
つまり、自分で決められない。覚悟できない。
あとは、やっぱり、嫌なことからは逃げ道がないか、常に探してしまう。
大学院を辞めたいなと思っていた時もたぶん、そう。

でも、こうして逃げていてばかりだった私だから、
嫌でたまらなかった大学院を辞めずに卒業したことは、少しは自分のためになったのかもしれない。
それに、大学に入ってからは、自分でやるって決めたことを、悩みながら、そして時にはやっぱり辞めようかな(おい)、とか思いながらも、やって来た。
だから、少しは成長出来てるかな。
そうだといいな。
じゃないと悲しみにくれちゃうよ。
これから社会人として働いていく中で、逃げることじゃなくて、
どうすれば出来るか、
を考えられるようになりないな。

おわり。


2020.7.25


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