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小旅行のような3日間

3月も気持ちよく、仕事に集中することができました。
感謝、感謝です。

さて、先日は姉がお墓参りを兼ねて上京してきたので、また都内のホテルにお泊まりして遊んできました。

初日は荷物を置いて、日本橋千疋屋へ直行。
季節限定の「クイーンストロベリー」パフェを食べるために。
目玉が飛び出るくらいのお値段なのですが、これまた目玉が飛び出るくらいの美味しさで、二人で感極まりました(笑)

日本橋千疋屋にはそれぞれに父との思い出もあるのです。
父がまだ元気だった5年くらい前、父と二人で日本橋に買い物に行き、疲れたからちょっとお茶しようということになり、入ったのが千疋屋でした。
コーヒーかフルーツ系のジュースでも、、と思っていたのですが、メニューにはおいしそーなパフェがズラリ。
「わぁ、おいしそー」と思わず声に出すと、父が「食べていいよ」と。
しかし、何度も言うようですが、目玉が飛び出るくらいのお値段です。
「いやいや、パフェにこのお値段はさすがに、、」と私。
「いいよ、ご馳走してあげるから。お父さんも食べるよ」と。
えー、そ、そうですかぁ〜と50代(当時)娘。ちゃっかり、ご馳走になったのでした。
その時もいちごパフェでしたが、本当に美味しくて、感動したのです。
で、その話を姉にしたら、「私も今度行った時にご馳走して!」と、これまた50代(当時)の娘。で、上京時、父と二人でマンゴーパフェを食べたそう。

父が亡くなってからも、時折その時の話で盛り上がりましたが、さすがにあの値段はね、、と自腹で行くことに躊躇っていました。

ですが、とうとう、「行ってみる?」と意を決して出かけたのでした。
ひとしきり父や母の話にも花が咲きました。

2日目は鎌倉へ。
下の写真は鶴岡八幡宮の中にあるぼたん園。
今がちょうど見頃ということで、色とりどりのぼたんが凛とした姿で並んでいました。美しい、の一言です。

最後の日は、浜離宮恩賜公園へ。
ここは、父と母にとって思い出の場所(のはず)。
二人から直接聞いたことはありませんでしたが、遺品を整理している時に、結婚前に二人で頻繁に訪れていた、ここ浜離宮の写真を何枚も見つけました。

花柄の可愛いワンピースにハイヒールを履いた母や、ちょっと気取ったポーズで写真に収まる父。

今とはだいぶ風景は違ったでしょう。
公園の向こうには林立する高層オフィスビルが見えます。
公園の広さのおかげで圧迫感はありません。
今と昔が境目を曖昧にして溶け合っているように見えました。

特に思い出の地を巡ろう、と決めたわけではなかったけれど、気づけばそんな感じになっていました。

私たち二人の誕生日の間くらいということもあって、魚介を中心にした南仏料理のディナーを満喫したり、買ってきたケーキをホテルの部屋で食べながらおしゃべりしたり、あっという間の3日間でした。楽しかったぞっ!

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