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心穏やかに過ごす指針~遺訓~

今年に入って、6日目。この間、2度、徳川家康のものと言われる「遺訓」を目に耳にした。縁がある。

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人の一生は重き荷を負って遠き道を行くが如し、急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え
勝つことばかり知りて負くることを知らざれば、害その身に至る
己を責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるに勝れり
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1回目は、全文を目にしたが、この部分が特に心に残った。
「不自由を常と思えば不足なし」

2回目は、この部分が映画のセリフにあった。
「怒りは敵。堪忍は無事長久の基。」

今、改めて、全文を読むと、自分にとっては、いずれも、心穏やかに過ごす指針=処世術になると感じた。

心にとどめておきたい言葉。

※ 遺訓を検索していたら、実はこれ、徳川家康の言葉ではなく、徳川光圀の遺訓が元になっている言葉という説を目にした。家康という看板がつくと、人々の耳に届きやすく、残りやすいからか。史実は、不明だが、いずれにしても、この遺訓がいつまでも大切にされるような世の中であってほしいと思う。

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