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腹落ちすると、見える世界はこんなにも違うのか。

こんにちは。晴季です。

月曜から、夫が仕事復帰をしました。
なので、保育園の登園はわたしが担当になって、
早く起きられるか不安でしたが、
無事、いつもより30分早く家を出て、
娘を保育園に預けて、
なんならいつもより早めに会社に出社できました。ほっ。

逆に、帰りが雨にあって、
初の雨対応でバタバタしちゃいましたが
(降ると思わなくて、かっぱ買ったばかりなのに、
再び、かっぱ購入)

それでも、思っていたよりずっと大丈夫だったので、
今度はさらに
朝の執筆に1時間は取れるように、
さらに生活サイクル整えていきます。

(朝執筆ができなかったことだけが悔しかった)


さて
ここ最近、自分の内面が変化してきてるかなと思ってはいたものの、はっきりとはわからなくて、
でも、
あ、ほんとにわたし、変わってきてるんだ
と日曜に思うことがありました。

久しぶりの地元にテンションアップ

日曜は、久しぶりに
生まれて42歳まで住んでいた大田区に戻り、
市民オーケストラのコンサートを鑑賞してきました。

いやーいいですね。地元。
大好きです。地元。

開演が14時からだったので、
ランチを食べてから行こうと思って
時間に余裕を持たせて(といっても1時間くらいだけど)
着いたんですが、

駅ビルの中をついつい見て回っているうちに、
ランチはおろか、
コンサートにも開演時間ギリギリの到着になってしまいました。
(それでも、もっと見ていたかった~)

席は自由だったんですが、
ギリギリだったからか2階席に誘導されました。


第1部の曲目は、
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調

演奏の最初から無事、鑑賞することができて、
途中、気持ちよすぎで眠りかける失態もありましたが、(苦笑)
やっぱり、生の演奏はいいなーと
いつもの感覚で楽しく聴いていました。

感謝で涙が止まらない

休憩後、せっかくなら、
近くで聴きたいなと思って
上から見て空いていた最前列の右端寄りに座り直して第2部を鑑賞しました。


すると、音の迫力の違いにやっぱり近くはいいなと最初は幸せな気分で聴いていたのですが、
ちょうど指揮横顔が見えで、その表情や動きを見ているうちになんだかこみ上げるような感覚になって
、しまいには涙が出てきてしまいました。

これまで、指揮者はすごいと漠然には思っていものの、何故、凄いのかを、しみじみと感じてしまったんですよね。


曲のたどり着く場所へ
オーケストラの人達を先導し、
音色のひとつひとつをまとめ上げ、
そして、誰よりもオーケストラの演奏を応援しているんです。

どの指揮者もそうなわけではないかもしれませんが、
少なくとも、今回聴いていた高橋裕之さんという方はそう感じました。

曲の始まりは全面の笑顔で
オーケストラの皆さんにエールを送り、
曲の途中途中でうんうんと頷きながら
いいね。その調子と言わんばかりの表情で
演奏者を勇気づけているんですよ。

指揮者って、こんなにも全力で
オーケストラを勇気づけるものなのか。
こんなにも全身全霊で曲を応援するものだったのかと。

そう思ったら、それに応えるオーケストラも素晴らしいし、
この演奏会を企画してくれた、運営してくれるスタッフの方も素晴らしいし、
この演奏の場を作り上げる全ての人が素晴らしくて
涙が止まらなくなりました。

生の演奏はこれまでも聴いたことがあるし、
ハイドンの演奏はこれで2度目です。

なのに、こんなにも感動して、
涙が止まらなかったのは初めてで。

2部はほぼ、泣いて鑑賞してました。 

こんなにも素晴らしいコンサートが
無料なんて信じられなくて
わたしが今も大田区民なら、納税してるからまだいいとしても、
板橋区民になった今、助成金を出さずにはいられませんでした。
最低口数の2000円になってしまったのが
ほんとに申し訳なくて、
ちゃんとお金稼げるようになろうって思いました。

(次に演奏を聴くときには、一万円は出せる自分になりたい。)


一体、私に何が起こったのでしょう?

受け取る器が広がった

高橋さんの指揮とオーケストラの演奏が
良かったのはもちろんあるのだけど、
おそらく、わたし自身が変わったからということも大きかったんだと思います。


今では見えていなかったコンサートを支える人達のあらゆる優しさや気遣いや想いを
体中で感じて、
感動せずにはいられませんでした。

今あるものって、
全然、当たり前じゃない。

とても奇跡的で、貴重なものばかり。
それが、体感として、めちゃくちゃ腹落ちすると
こんなにも感謝できるものなのか。
感動で涙が止まらなくなるのか。
それをこれでもかと、味わってしまいました。


自分の夢の幅がさらに広がった

あと、いい演奏を聞いている時って
いろんなアイディアが浮かぶんですけど、
クラシックって、童話とめちゃくちゃ相性いいなって思いました。

最初の、曲目が「ヘンゼルとグレーテル」だったってのもあるだろうけど、
わたしの書いた童話の朗読とクラシックコンサートのコラボが出来たら最高だなと、
興奮して頭痛くなるほど泣きながら思ってました。

それをこのハイドンで出来たら死んでもいいかも。
(そうなったらそうなったで、次の死んでもいいアイディア思い浮かんでると思いますがw)

そうなるためにも、
死ぬ気で頑張って童話書かなきゃです。


しかし、市民オーケストラでここまで感動できるようになっちゃうと、
プロのオーケストラ聞いたら、わたし、どうにかなっちゃうんじゃないか。

でも、どうにかなっちゃって、
色々、開眼出来たら、更に進化できる気もするので、
一回、ちゃんとお金出して行ってみようと思います。

あと、せっかく今、板橋区に住んでるから
市民オーケストラあるのかな、そこも調べてみようと思います。

全身全霊で指揮をとってくれた指揮者の高橋さん、その指揮に応えてくれたオーケストラの皆さんのお陰で
素晴らしい体験をすることができました。
ありがとうございます。

わたしも人に感動を与えられる人になります。


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