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【ドラマ】君が心をくれたから

昨今のドラマは、昔に比べて質が落ちたように感じるのは私だけだろうか?
それでも シーズンごとに3作品くらいは コレ!と決めて観ている。
毎週、観るのが楽しみになるドラマを シーズンが終わる度に探している。

そして そのドラマの最終日が来ると 必ず 心にポッカリ穴があく。

今シーズン冬ドラマで楽しみにしていたドラマの一つがコレ!
『君が心をくれたから』
死の淵に立たされた大切な人(太陽)を助ける為に 神様に自ら(雨)の五感(心)を差し出すと言うもの。

五感とは

・味覚・・・食べ物の味
・嗅覚・・・花の香り、食べ物の匂い等
・触覚・・・触れ合う感触
・視覚・・・見ること
・聴覚・・・聞くこと

どれもなくなっては困る。
それが 徐々になくなっていく気持ちは耐えられないと思う。

このドラマは、あまり視聴率がよくなかったみたいだ。
「重すぎる」と言ったような内容を目にしたりしていた。
でも 私は毎回 涙して観ていた。
長崎の綺麗な映像と音楽に心も揺さぶられたりもしていた。

最後の聴覚がなくなくなった時 奇跡が起こる。
と言うより 必然的に 太陽は死ぬ運命だったのではないか?と思う。
雨に心を返す代わりに自らの命が失われる。
太陽は迷うことなく、それを選択したけれど やはり、運命は変えられない。と言うことも 伝えるドラマだったのではないかとさえ思う。
太陽は一旦 助けられた命 3ヶ月で未練ない人生を生きて亡くなってしまう。

今 この世に生きてる人すべての人に 争いなく、人生悔いなく、生きようよ。
と言うメッセージ性もあるのではないかと思う。

ところで、五感はどれも大切な物だけど 私は目が一番 なくなっては困る。
若年性緑内障なので 毎日 「見えるってありがたいな」と思っている。
この景色を少しでも長く見ていたいと日々 思いながら生きている。

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