わたしの検定対策~聴解編1~
こんにちは🌸 はるのきです。
日本語教師職の求人を見ると、必ずと言っていいほど目にする「日本語教育能力検定試験 合格」の文字。
私は、初受験が2017(H29)年度(大学2年の時)、初合格は2019(R1)年度(大学4年の時)でした。今回から不定期に、私なりの勉強法をまとめていきます!
はじめに
まず、勉強はそれぞれ自分に合った方法を見つけて行うのが一番いいと思っています。
こちらでご紹介する方法は、「私にとって」効果的だった方法です。
「ふーん、そんな勉強の仕方があるんだ~」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。
そしてもうひとつ先にお断りしておくと、私の勉強法はとっても泥臭いです。なぜなら、私がとっても不器用で要領が悪いから。笑
「もっと効率よく勉強できる!」という方はそっとページを閉じてください😌
第1弾は聴解編!
私が行ったことは、大きく3つです。今回はそのうちの1つ目をご紹介します。
私の聴解対策①
ずばり、丸暗記です!!いきなり泥臭い方法でごめんなさい。
でも当時私なりに工夫した方法でもあります。
何を丸暗記したかというと、こちらのオリジナルの表。(ダウンロードOKです。ご自由にお使いください◎)
〈勉強の手順〉
①各項目の声帯振動の有無・調音点・調音法・音声記号
を表に書き入れる。
*検定対策の参考書・問題集を数冊参考にしました。
*青ペンで、手書きしました。
(青色は暗記に効く、という迷信を高校受験のころから信じています笑)
(私は一度自分の手で書くと記憶に残りやすいので、手書きしました。自分に向いている覚え方を見つけておくのも大切です💡)
②特徴を見つける ←大切なポイント!!
すぐに暗記に入ってもいいのですが、自分なりに特徴を見つけたり、グループ分けしたりすることで、覚えやすくなりました!
例えば…
「ハ・ヘ・ホ」は調音点が声門です。
調音点が声門の音って、日本語ではこの3つだけなんです!
表でも声門は1か所にしか登場しないため、特徴的です。
グループ分けも効果的です。
例えば、
カ行・ガ行・ガ行(鼻濁音)は調音点が全部、軟口蓋!
ハ行は全部、無声音!(ちなみに調音法も全部一緒!)
など。
こういった、自分なりの「覚えるための特徴」を見つけ出します。
画像は当時の私が見つけた特徴を書き込んだものです。(汚いですね…) ここに書いてあるものがすべてではありませんし、見方によっても変わると思います。(凡例:⇔は対比・セットで覚える、カッコのような曲線はグルーピング、水色マーカーは暗記の過程でよく間違えていたもの、声門はONLY ONE!)
この方法を試される方は、ぜひご自身がわかりやすい特徴を探し、ご自身の言葉でメモしておくことをお勧めします。
③ひたすら暗記
やっと暗記に入ります。
細かな段階としては、
私はこの表(ダウンロード版・一番上の段と一番左の行だけ書いてあるもの)をたくさん印刷し、
最初は完成版を見て書き写し、徐々に見ないで書くようにしました。
(印刷は裏紙なんかでオッケーです。)
見ないでスラスラ表を埋められるようになったら、
次は表を使わないで暗記します。
(実際の試験の時になにも無い状態でも思い出せるようにするため)
適当な紙に、
カ行 無声音 軟口蓋 破裂音 [K]
といった感じで上から順にすべて書いていき、完成版で答え合わせをする。
これを繰り返します。
安定して(まぐれは×)1つも間違えず書き出せるようになれば、次の段階です。
ここまで来たら暗記も最終段階です。
最後はランダムに書き出します。
その日の気分でもなんでもかまいません。
フ→ラ行→サスセソ→…など
ランダムに選んで声帯振動の有無・調音点・調音法・音声記号を書き出します。
表の一番左の列をチェックしながらだと、漏れがありません。
最後の段階は、試験日まで1日1回行うようにしていました。
あとは、この表の完成版をトイレの扉に貼ったり、冷蔵庫に貼ったり…目に触れる回数を増やしました!(効果は謎です…)
試験まで時間があるなら1日1回ずつやって、習慣にするといいと思います。
試験が迫ってきているなら、とにかく書き写しましょう!!「ハへホ」「ヤ行」「ラ行」「ワ」、鼻音系(ガ行鼻濁音・ナ行・マ行)は特徴的なので試験に出やすい気がします。保障はしません!が、時間が限られるならこのあたりを重点的に覚えるといいと思います。
おわりに
今回は、日本語教育能力検定試験の聴解問題対策をご紹介しました。お役に立てればうれしいです😊
3月に入り、ようやく春めいてきました。風がやわらかく、あたたかいというだけで、心がほぐれます。
悲しいニュースや、長引く先の見えない状況、花粉も…いろいろなことがありますが、すべての人に、心から季節の移ろいを喜べる瞬間が来ますように。
読んでくださってありがとうございました🌸
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