レギュレーションG S19の振り返り│最終R1706 1442位【ポケモンダブル】
はじめに
こんにちは、こんばんは。「はる」と申します🫡
今回は、ポケモンダブルバトルのレギュレーションG S19の振り返りを行っていきたいと思います。
シーズン前半～中盤まで迷走していた際に使用した構築は、前回の投稿をご覧ください。
レギュレーションG│シーズン19の振り返り(没構築紹介編)【ポケモンダブルバトル】｜はる #note https://note.com/haru_empoleon/n/ncd54e7de808a
シーズン19の成績と反省
今シーズンは目標として、
①レート1800にタッチし、最終レート1700台を達成する。
②昨シーズンの構築とは異なるしっくりくる構築を作成する。
以上の2点を掲げランクマッチに挑みました。
◆成績◆
今シーズンの成績は最高＆最終レート1706の1442位を収め、戦績は225戦118勝107敗の勝率52.4%でした。(今回紹介する構築での戦績は107戦64勝43敗の勝率59.8%です。)
目標については、①の最終レート1700台と②は達成し、①レート1800タッチは達成できませんでした😞
◆反省◆
今シーズンの取り組み方が前半~中盤に構築探し・後半~終盤にてレートを上げるという形で進めていました。構築探しの際に負け越しの状態になっていたため、戦績を勝ち越しにしてからレートを上げていくというステップが必要になりました。そのステップはメンタルを必要以上に消耗させるステップのため、試合運びに多くの影響が出たことでしょう。そこが目標を達成出来なかった主たる要因であると思っています。
そのため、次シーズンであるS20では、無闇矢鱈に構築を変えず環境を読み構築を作成することが目標達成に必要な事だと考えました。バトルデータベース様で情報を収集しつつ、構築を考えていきたいと思います。
シーズン19の振り返りと軸の決定
次に、個人的に思うシーズン19の振り返りをしていきます。
今シーズンは、昨シーズンの結果や大型大会の開催によって環境に影響があったシーズンといえるでしょう。
伝説枠では、最終１位構築に採用されたザシアン。海外大会で注目されたザマゼンタ。JCS１位構築に採用されたテラパゴス。
一般枠では、黒馬バドレックスの相方として採用されたピッピ。ミライドンと相性がよく、対応の困難さに定評のあるテツノカイナ。パオジアンとタッグを組むカイリュー。カイオーガと相性のいいチオンジェン。「でんじは」を採用したオーロンゲ。
などのポケモンたちの採用率が上がったと体感しています。
使用率の低かった伝説枠にフォーカスが当たり、ある程度固定化されつつも伝説枠と相性の良い一般枠が発見されていく環境であったとまとめられます。
その中で自分はどの伝説を軸にするかを検討し、黒馬バドレックスを選択しました。理由は以下の４点になります。
①万人が使いやすい=使用率の高い伝説
→白馬バドレックス・黒馬バドレックス・ミライドン
②制圧能力が高い
→攻めに特化した特性、高い攻撃的な種族値
③積み技やトリルなどの準備をほぼ必要としない
→出番が来たらそのターンから攻めていける
④使用したい気持ち
→これが1番大切な理由だと思います。
これらの理由から黒馬バドレックスを軸に構築を組むこととなりました。
構築紹介
まず前述の通り黒馬バドレックスを軸に置きました。黒馬バドレックスの主な構築として、①黒バド+スタン②黒バドピッピ+スタン③黒バド+トリルが挙げられると思います。
黒バドの高い種族値であれば少し耐久によせて、周りが削りを入れた後に通すのもありだと思い①を選択しました。
また、個人的に好きな要素として「詰み」があります。昨シーズンでHDディンルーとタラプカイリューを使用し、特殊相手に詰めるといった戦術を使用していました。そのため後述の「詰み」性能のあるポケモンを採用するにあたりました。
ここまでをまとめると黒馬バドレックス+スタン+詰み性能ポケモンで構築を作成する運びとなりました。
詰み性能ポケモンとして、採用したポケモンはレジスチルです。レジスチルの採用理由は、黒馬バドレックスに対して選出されたノーマル・あくタイプのポケモンに打点があり、詰め性能を持つポケモンであるためです。「てっぺき」+「ボディプレス」での打点と「てっぺき」や「ドわすれ」による要塞化が物理・特殊の両方を詰める戦術がとれるのが魅力に感じました。
このレジスチルの採用が初めの一歩でした。
そこから相性の良いポケモンの採用を検討し、以下の通りとなりました。
・「グラスフィールド(以降:GF)」による回復と「ねこだまし」で積み技を使う隙を作ることのできるゴリランダー
・S操作とレジスチルに対するかくとうタイプポケモンに打点をとれるトルネロス
・レジスチル以外にかくとう技を使えてガオガエンやイーユイにも打点がとれる連撃ウーラオス
・「特性：いかく」と「おにび」による物理ポケモンの弱体化と「ねこだまし」で積み技の隙を作ることのできるガオガエン
のスタンダードな4匹を加えて構築が完成しました。
⬇下が構築の画像になります。ID：867LV6
個体紹介
①黒馬バドレックス
タイプ：エスパー・ゴースト
テラス：ゴースト(理由：ゴースト打点強化)
特性：じんばいったい
持ち物：いのちのたま
技：まもる
アストラルビット
ドレインキッス→かふんだんご
わるだくみ
性格：おくびょう
実数値(努力値)：
H199(188)-A↓-B112(92)-C188(20)-D121(4)-S215(204)↑
◆主な調整◆
〇H199：10n-1(いのちのたま調整)
〇HB199-112
・ウーラオス(200)の雨すいりゅうれんだを174~207の乱数1発(5.05%)
・ガオガエン(135)のはたきおとすを霊テラス時134~158の確定2発
・白馬バドレックス(238)のWダメブリザードランスを108~127の確定2発
〇HD199-121
・ハバタクカミ(187)のシャドーボールを霊テラス時を140~168の確定2発
・黒馬バドレックス(217)のWダメアストラルビットを霊テラス時182~216の乱数1発(43.75%)
・イーユイ(187)のあくのはどうを霊テラス時186~222の乱数1発(62.5%)
〇C188：あまりで努力値20振り
主な与ダメ一覧⬇
・Wダメ命の珠アストラルビット(188：C±0)
連撃ウーラオス(175-80)に153~183の乱数1発(31.25%)
タケルライコ(232-109)に114~136の乱数2発(98.04%)
白馬バドレックス(207-150)に166~198の確定2発
黒馬バドレックス(175-120)の受けテラスに103~122の確定2発
ミライドン(175-135)に91~109の確定2発
・珠かふんだんご(188：C±0)
イエッサン♀(177-125)に133~159の確定2発
同上(D+1)に88~107の乱数2発(99.6%)
リキキリン(227-90)に185~218の確定2発
〇S215：91族準速スカーフ(214)抜き
②トルネロス
タイプ：ひこう
テラス：ゴースト(理由：ねこだまし対策)
特性：いたずらごころ
持ち物：きあいのタスキ
技：まもる
こがらしあらし
おいかぜ
あまごい→ちょうはつ
性格：おくびょう
実数値(努力値)：
H175(164)-A↓-B90-C170(196)-D90-S165(148)↑
◆主な調整◆
しゃちpokeサイト 様を参考にさせていただきました！
最後にURLを載せますので是非チェックしてみてください！
〇HB175-90
・ウーラオス(200)のすいりゅうれんだを147~174の確定2発
〇C170
・Wダメこがらしあらし(170：C-)
ウーラオス(175-80)に確定1発
〇S165：最速ウーラオス+2抜き
③ガオガエン
タイプ：ほのお・あく
テラス：みず(理由：対みず+じめん・かくとうの打点消し)
特性：いかく
持ち物：オボンのみ
技：フレアドライブ
はたきおとす
ねこだまし
おにび
性格：いじっぱり
実数値(努力値)
H193(180)‐A168(140↑)‐B123(100)‐C↓‐D121(84)‐S81(4)
◆主な調整◆
〇H193：16n+1調整
〇A168
主な与ダメ一覧
・フレアドライブ(168：A±0)
ザシアン(167-135)に168~200の確定1発
モロバレル(221-103まで)に222~264の確定1発
〇HB193-123
・ウーラオス(182)のすいりゅうれんだをオボンのみ込みで150~192の確定2発
〇D121：Sに振ったあとのあまり
〇S81：60族(80)+1抜き
④ゴリランダー
タイプ：くさ
テラス：ほのお(理由：対ほのお+やけど対策)
特性：グラスメイカー
持ち物：とつげきチョッキ
技：ウッドハンマー
グラススライダー
ねこだまし
とんぼがえり
性格：いじっぱり
実数値(努力値)
H193(140)‐A194(252↑)‐B113(20)‐C↓‐D102(92)‐S106(4)
◆調整◆
〇H193：16n+1調整
〇A194：最大
〇B113：あまり
〇HD193-102
・イーユイ(205)のWダメ熱風を144-170の確定2発
〇S106：85族(105)+1抜き
⑤ウーラオス(れんげきのかた)
タイプ：みず・かくとう
テラス：はがね→くさ(理由：対でんき・みず)
特性：ふかしのこぶし
持ち物：こだわりスカーフ
技：すいりゅうれんだ
アクアジェット
インファイト
とんぼがえり
性格：いじっぱり
実数値(努力値)
H177(12)-A200(252)↑-B121(4)-C↓-D90(76)-S138(164)
◆主な調整◆
〇H177：16n+1調整
〇A200：最大
〇B121・D90：あまり
〇S138(スカーフ込み207)：最速136族(206)+1抜き
⑥レジスチル
タイプ：はがね
テラス：くさ(理由：対みず・でんき)
特性：クリアボディ
持ち物：たべのこし
技：まもる
ボディプレス
てっぺき
ドわすれ
性格：わんぱく
実数値(努力値)
H187(252)-A92-B209(156)↑-C↓-D183(100)-S70
◆主な調整◆
〇H187：最大
〇HB187-209：ランク補正効率より11nの調整
・ウーラオス(200)のインファイトを134~162の確定2発
・同上(レジスチル：B+2)の場合、68~84の確定3発
〇D183：あまり
構築の立ち回りと苦手な構築
〇立ち回り(おおまかな説明になることをご了承ください🙇)
ノーマル・あく・ゴーストタイプを主軸に話をしていきます。
黒バドを軸に戦う場合はノーマル・あくに打点が乏しいため、ノーマル・あくタイプを優先的に倒します。対テラパゴス・ガチグマの際は、ガオガエン・ゴリランダー・ウーラオスで対処します。例外としてハバタクカミ(Sブースト)には注意が必要です。また、黒バドのSが実数値215の調整のため、「おいかぜ」を使うタイミングに気をつける必要がある事と随時「ねこだまし」要員を使い相手の制限をしながら立ち回る必要があります。
レジスチルの要塞化をする場合、隣のポケモンはサポートだけでなくゴーストタイプを倒す必要があります。要塞化してもゴーストタイプには打点がないため、先にゴーストタイプを倒すことで要塞化の本領が発揮できます。また「相手が攻めにくくなるランクを上げる」が要塞化のポイントになります。単に目先のポケモンに対する積み技をするだけでなく、タイミングを見計らい後発に対する積み技をする必要があります。
基本的には、相手の構築にささるスタンを選択しテンポをとっていき場合によってはレジスチルの要塞化を使う立ち回りになります。
〇不利な構築
こちらでは苦手な構築について紹介します。
①テラパゴス軸
ノーマルタイプなうえ、「メテオビーム型」なのかそれとも「めいそう型」なのかによってトルネロスの「ちょうはつ」を打つ打たないが変わるため非常に相手にしたくない軸。サポートにハバタクカミ(Sブースト)やエルフーン(「アンコール」持ち)がいる場合が多く、「でんじは」や「こごえるかぜ」、「おいかぜ」によるS操作や、「アンコール」で「ねこだまし」要員やレジスチルの要塞化が止められてしまうのが非常にきつい相手でした。１番相手にしたくない軸です😐
②ザマゼンタ軸
「ワイドガード」による範囲技の制限と、「特性：ふくつのたて」によるBランク上昇+「ボディプレス」がレジスチル・ガオガエンを封さつしてしまう。隣にパオジアンがいることが多く、「ふいうち」による択の発生や「特性：わざわいのつるぎ」による防御低下が相手の攻めの拍車をかけます。また、「つららおとし」の怯みが存在することがきつい点でもあります。ﾋﾙﾐｷﾂｲ…。
③イーユイ入りの構築
構築相性上、イーユイが入るだけでかなりきつくなります。物理技で無理に倒しにいけないこともありませんが、軸である黒バドやレジスチルが倒しにいけないのが厳しい点です。また、イーユイの「特性：わざわいのたま」による特防低下が相手の攻めの拍車をかけます。また、「あくのはどう」の怯みの存在がきつい点でもあります。(パオジアンと同じ理由ですね。)
終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございました！
今シーズンは様々な軸の伝説を試して今回紹介した黒馬バドレックス軸に辿り着きました。辿り着くまでが長く、うまくレートを上げることができませんでした。次シーズン以降は、バトルデータベース様などで情報を収集し、環境を考察しながら構築を考えていきたいと思います。その中で完成度の高い構築を磨きあげて最終日まで戦い抜きたいと思います。
今後も不定期ではありますが振り返りや構築紹介をしていきますので、よろしくお願いいたします🙇
参考資料
ポケモンの仕様などの詳細⇩
・ポケモン徹底攻略 様
・ポケモンwiki 様
ポケモンの画像⇩
・攻略大百科 様
ダメージ計算ツール⇩
・GameWith ポケモンSV攻略wiki│スカーレット バイオレット ダメージ計算SV 様
・ダメージ計算ツールSV byポケソル
使用率データベース⇩
・ポケモンバトルデータベース スカーレット・バイオレット 様
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