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#7 極論、好きな人が喜んでくれれば仕事内容は何でもいいのかもしれない

現在28歳の俺は、何がしたいか確定しきれないまま
月収5万円でのほほんと暮らしている。
さすがにこのままでいいとも思っていないので
やりたい仕事についても考えるのだが、
求人サイトを眺めていてもいまいちピンと来ない。

そこで、今までやってきたお仕事(アルバイト含む)を
楽しかったもの・そうでなかったものに分けてみた。
すると、その差は仕事内容ではなく
好きな人から感謝されたかどうかだと分かったのだ。


人生で一番楽しかったアルバイトは去年の夏。
農家さんのお手伝いで
トウモロコシの苗を大人数で植えたのだが、
農家さんが何度も何度も
繰り返し感謝の言葉を伝えてくれたのだ。
「いやぁ~助かるわ」
「ありがとうなぁ~」

言葉だけでなく、
途中で休憩しようと言って
飲み物やアイスまで差し入れしてくれた。
アイスを食べ終わる頃には
俺は農家さんがすっかり好きになっており、
この人の役に立ちたい!と強く思ったのを
覚えている。

「アルバイトとは指示通りに動くコマである」
「コマとして使われる代わりにお金がもらえる」
と思い込み、勝手に苦しみながら稼いできた俺は
アルバイトの自分を『人』として扱ってくれ、
感謝までしてもらえたこと

とんでもなく嬉しかったのだ。


他にも今、
オンライン家庭教師のアルバイトもしている。
飽きっぽい俺が家庭教師を続けているのは
生徒たちのことを好きになったからに他ならない。

だから一方的に勉強を教えている時間より、
生徒の「わかった!」という顔を見たり
休憩がてら雑談したり相談を聞いたり…
といった時間の方が楽しいし、
充実した気持ちになれる。


ずっと「俺は何がしたいのか?」と考えてきたけど、
どちらかというと仕事内容よりも
誰と一緒に or 誰に対して仕事がしたいか?
を考えていった方が正解に近そうだ。
俺に出来ること・得意なことで
目の前にいる好きな人に喜んでもらえるなら、
これほど素敵なことはないと思う。

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