SNSが本当に人を追い詰めた瞬間〜はるnote#2〜

私はある日、Twitterでこの方を知りました。「haru」さん。https://twitter.com/hr_3200

この方はわかりやすく言うと多重人格。私は多重人格の人って本当にいるんだと驚いて、その方がどんな風に生きてどんな風に感じているのか気になってフォローしました。

(おおよその)年齢も性別も違う人格が同じ体で共存している。そんなことが出来て凄いなぁ…とただ、思っていました。

そんな方が最近、Twitterなどで攻撃を受けていました。してもないツイートを「こんなツイートしてた」とスクショ風画像作って載せられたり、haruさん自身の写真を他の人が著作権侵害だと言ってツイートの写真が表示されなくなったり、心無い言葉を投げられていたのはしばしば…
今はツイートが消えているのでそれを見ることは出来ませんが、私は「そんな攻撃して随分と暇な人もいるのだなぁそんなことして何が楽しいんだろ」と見ていました。

しかし、昨日の日付変わってすぐの頃、haruさんが「もう疲れました」「死にたいです」とのツイート。
そこから11時間後。「皆さんお元気で。さようなら。ばいばい。」
そして21時、友人の方が代わりにツイート。「haruくんは遠くへ旅立ちました。」

これの本当の意味がどうかまでは私たちには分かりません。SNSやネットから離れただけなのか、人生から離れたのか。

この方には会ったことがありません。ただ、Twitterをフォローしてただけです。
けれども、なんというか、目の前で消えてしまった気持ちになって。
これまでは嵐や東海オンエアの話を楽しくしていたのにふと、その悪い人達の行いで急に消えてしまった。

追い詰めた当事者達はこの方を忘れてるかもしれない。もしくは、まだ見ていてそれで「自分はなんてことをしたのだ」と気づいてくれればいいものの、そうでなければ…と思うとゾッとします。

結局は弱者が脅威に晒され、追い込まれる。被害に合う。巻き込まれる。
実は今日、映画の罪の声を見てきたんでなんかそれとも少し重なる気がして。(罪の声の話はまた書きます)

SNSが本当に人を追い詰めた瞬間。それを見た気がする。

haruさんがSNSやネットから離れただけだと信じて。ゆっくり休んでください。

(ちなみに誰もそうとは思ってないでしょうが、私の名前も「はる」ですけど全く関係ありません。)

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