読書感想〜嫌いなら呼ぶなよ〜

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綿矢りさ
『嫌いなら呼ぶなよ』

コロナ禍の社会で暮らす、各章の主人公の脳内独り言を中心に物語が進んでいく。

たぶん、合わない人には全く合わないと思います。
物事を軽めに捉えている様に見える主人公たち
口悪そうに聞こえる言葉だったり…
でも、だから身近に感じたし、めちゃくちゃ共感できました。
絶対に口には出さないけど、善でも悪でも偽善でもない自分が心の中で呟いてる時ってこんな感じ。
どこか冷めてて、生意気で相手を見下してたのに急に怯えてたり、勝手に面白ワードに変換してたり。

だから理解できない人は、きっと面白くない一冊。
私は大好き過ぎて最高な一冊でした


教えない
善悪偽善は関係ない
私のリアルな独り言

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