人の文章を読むのって楽しい

私は仕事上、人の文章を読むことが多い。プロの書いた出版された文章ではなく、アマチュアの文章だ。いわゆる添削というものだ。一見すると他人の文章を読んで添削するなど手間のかかる面倒なもののように思われがちだが、これがなかなかどうして面白い。

さて、何が面白いのかというと、書き手の内側が文章を通じて透けて見えてくるところに書かれた文章を読む面白さがある。
言葉の選び方、論の進め方ひとつでその人の生き方や人となり、性格が伝わってくるのだ。そこが添削の面白さだ。

ときには読みにくい文章もある。それをこの人だったらどのように表現するだろうかと想像しながら直していく作業も、大変だが味のある作業だ。

これから15本ほど文章を添削しなければならない。楽しい時間の始まりだ。

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