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鹹豆漿(シェンドウジャン)ってどんな食べ物?

台北二日目は朝のお散歩から。

中国といえば朝は公園で太極拳的なイメージがあったので、台北でも…と思って公園を散策。しかし、あんまり太極拳をしている人はいません。1人、もしくは2、3人でやっている人はいるけど、ほとんど見かけなかったなぁ。ちょっと残念…。

次の目的は台湾の朝ごはん。ネットやガイドブックを眺めたら、何やらスープというかお粥というか、そういう感じのものが載っていたので、「これ食べてみたい!」なんて思いました。これは「鹹豆漿(シェンドウジャン)」という食べ物です。「鹹(シェン)」は「しょっぱい」、「豆漿(トウジャン)」は「豆乳」っていう意味で、豆乳に酢を入れて分離させた柔らかいお豆腐のようなもので、塩味の豆乳といった感じみたい。 中にはザーサイやネギ・揚げパンなどが入っており、ラー油がかけてありますが、まったく辛くはない、とのこと。

ガイドブックは持ってましたが、街を歩くときはなんとなく…というクセがあり、ホテル周辺から近くの駅までの道をうろうろ。30分くらい歩いたかな?街中に列ができているお店を発見。『四海豆漿大王』というお店でした。列に並んでいると前に並んでいたおじさんが振り返って「店の中で食べるのか?」と聞いてきたので「そうです」と答えると「お店の中で食べる人はお店の中に入りなさい」と教えてくれました。お店の外の列はテイクアウトの列だったんですね。「おじさん、教えてくれてありがとう!」といって店内に入りました。(ちなみに台湾語は話せないので、おじさんのジェスチャーと雰囲気、最後の「ありがとう」だけ「シェイシェイ」と言いました)

お店の中に入ってメニューを見ながらいざ注文。紙に食べたいものを記入して渡す方式みたいで、メニューの写真を参考に(適当に?)注文してみました。メインの「鹹豆漿(シェンドウジャン)」、それから「蛋餅(ダンピン)」と「揚げパン」。「蛋餅(ダンピン)」というのは甘くないクレープの皮に卵やネギやチーズみたいなものが入ってます。

うーん、どれも美味しい!「鹹豆漿(シェンドウジャン)」はふわふわしたお豆腐みたいな食感がよく、体に優しいスープといった感じで、揚げパンをひたして食べてみました。また「蛋餅(ダンピン)」もクセがなくとても食べやすかったです。台湾の朝ごはん、いいね!っていう感じです。値段は500円から600円くらいだったと思います。

この日は地下鉄に乗り、淡水(ダンシュイ)というところに行ってみました。台北駅から40分くらいかな?ここは河沿いの街で、夕陽が綺麗みたいです。お店がたくさんあり、いわゆる観光地ですね。スターバックなんかもあったりして。この淡水、とても景色が綺麗です。やっぱり水辺の街っていいなぁ…なんて思いました。

この日は夕方、もう一つ初体験を。ホテルの近くで見つけたマッサージ店『潮澤養生會館』で「台湾式足裏マッサージ」です。この『潮澤養生會館』はめちゃめちゃ綺麗なお店です。怪しげな感じもなく、ちょっと安心…。街中には雑居ビルの上の方の階に看板が出ているお店がいっぱいありますが、初心者にはちょっと入りづらいですよね…。

このお店では、まずお湯の中に足を入れ温めます。そのあとおじさんがグイグイ足をマッサージしてくれます。このおじさんの手がすごい!長年のマッサージで手の関節あたりにタコがいっぱいできています。ちょっと痛いですが、足のマッサージなんかしたことなかったのでとても新鮮でした。なんでも体験してみるもんですね。40分で4,000円くらいかな?めっちゃ満足です。

晩ごはん昨日と同じお店で焼きそば、小籠包、それと蒸し海老餃子を食べました。『金品茶楼』というお店ですが、どれもとても美味しかったです^^

街路樹がガジュマル?南国は違いますね。
街の八百屋さんで見かけたネコ。かわいい!
気になっていた「鹹豆漿(シェンドウジャン)」。美味しい!
これは「蛋餅(ダンピン)」と「揚げパン」。こちらもうまい!
淡水の街。お土産物屋さんじゃない、市場みたいな通り。
スターバックス発見。この街はレンタサイクルも人気みたいです。
この3点で1,750円くらい。スタバは日本と同じくらいの値段かな?
河の向こうにはビルも並んでます。高級住宅街かな?
この辺りはお土産物屋さんがいっぱい。でも景色はよかったです。
足裏マッサージの前に足を温めます。なかなか設備の整ったお店みたい。
足裏マッサージを終えて空を見たら飛行機雲が。
晩ごはんの特製焼きそば。美味しかったです。
こちらは蒸し海老餃子。これも美味しかった!
お店を出て空を見たら満月が輝いていました。

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