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【歌舞伎】案外、知識ゼロでも楽しめた。

人生でやりたいことリスト、
毎年上位に入っていた歌舞伎。

東京にいるうちに絶対観たいと思っていたけど
コロナで諦め半分でした。
そんな中、「歌舞伎」で検索してみると
感染症対策をした上で公演が再開されており、
コロナ対策を万全にして観に行くことができたので
その時のお話を綴ります。

01. いかに知識ゼロだったか。

正直、歌舞伎の知識はほぼゼロでした。
知っていたのは、有名な歌舞伎役者さん。
「中村勘九郎さん」「中村七之助さん」
・・・以上。(笑)

人生でやりたいことリストに「歌舞伎」を入れた理由も、単純です。
"人生を通して経験できるエンターテイメントを出来るだけ経験したいな・・"

"そういえば、高校の古典の先生が「大学生の時よく歌舞伎を観に行った」って授業でよく言ってたな・・"

"日本人として歌舞伎知らないのまずいよな・・"
という、完全にミーハーな考え。

歌舞伎の他で、
人生でやりたいことリストに常連で入ってた
「劇団四季の舞台」「ピアノのコンサート」は、
東京に来てから割とすぐに観に行くことができました。

・・・ただ、歌舞伎はなかなか手が出せなかった。

事前知識がないと楽しめないと思っていたから!!!

そんな私が当日までにした予習はというと
・電車の中で演目のあらすじを読みました。
(あらすじも難しかったのでさらっと3回読んで雰囲気だけ感じ取りました。)
以上。

02. 初めて観に行った演目はこんな感じ

九月大歌舞伎の第一部!

【 お江戸みやげ 】
【 須磨の写絵(すまのうつしえ) 】
を観てきました。

「お江戸みやげ」がとても面白かった!
ちゃんとしたあらすじは検索すればたくさん出てくると思うので
私なりの解釈で書いてみます。

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江戸で行商をしていた
おおらかな性格の「おゆう」と、金銭管理しっかりしている「お辻」が
湯島天神の茶屋で休んでいるところから始まり・・

湯島天神で芝居が公演されていることを知った「おゆう」は「お辻」を誘います。
「お辻」は、料金が高いことが理由で、
最初は芝居を見ることに乗り気ではありませんでした。

そんな「お辻」が芝居の役者「栄紫」に一目惚れしてしまいます。
ステージ裏に挨拶しに向かったところ、
「栄紫」とその恋人が義母から結婚を反対されていて
結婚する条件に大金を要求されていることを知ります。

そんなふたりを結婚させるために
「お辻」が江戸で稼いだお金を全部
「栄紫」とその恋人のために渡します。

そのお返しに「栄紫」から片袖をもらうのですが、
それが「お辻」にとってのお江戸みやげとなった、という話。
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あの金銭感覚キッチリしていた「お辻」が
惚れた男のために全財産を渡してしまうという、

恋による衝動は止められないという感覚に引き込まれました。


03. 次は音声ガイドを使ってみたいなあ

音声ガイドがあればもう少し楽しめたのかなと思いました。

「お江戸みやげ」は割と最近の言葉が使われている気がしていて、
すんなり話を理解することができたし、笑うこともできたのですが、

「須磨の写絵(すまのうつしえ)」は、少し難しかったんですよね。。

予備知識がゼロである分、副音声のような感じで
音声ガイドがあるともっと楽しめたんだろうな、と思いました。

あとは、逆に歌舞伎が好きな人に
どういう知識を持っていれば、もっと歌舞伎を楽しめるのかを聞きたいです。
(ぜひコメントに!!)


04. もっと歌舞伎のことを勉強したくなった

最近は日本史、世界史を教養として身につけようと思っていて
イロイロ本を読んだりしていますが、
この機会に、日本の芸術である「歌舞伎」について
自分の目で観て、感じることができてよかったなと思いました。

自分の生まれ育った日本の文化をもっと知り、
歴史上受け継がれてきたもの、
今、大事にしたいもの、
次世代に残していきたいもの、
を自分の中でも軸を持って考えていきたいと思いました。


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#02  【歌舞伎】案外、知識ゼロでも楽しめた。

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