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パウサミ4振り返り

なにこれ

6/8に開催されたパウパーサミット4(パウサミ4)に行きて帰りし物語。

準備編

デッキ

赤単バーンを使いたかったので作った。
「稲妻」をはじめとした火力呪文と、「熱錬金術師」と「ケッシグの炎吹き」、同型でより高火力な「どぶ潜み」を組み合わせてひたすら顔面を焼くコンセプトでプロトタイプを作り、サイドとか他のおすすめ呪文は古門せいがさんのdiscordで教えてもらった。
特に古いカードは何もしらんだったので大変助かりました。


それで生まれたのが俺ってわけ。

基本的にはクリーチャー以外はほぼ全部火力呪文、一応のドロソとして「実験統合機」を入れた。
「レンの決意」とか入るのが一般的っぽいけど、スペルに2マナ以上払いたくねえ…!2マナってったら6ダメ分だぞ…!(稲妻換算)みたいな気持ちが勝っちゃった。

というのも別に冗談ではなくまじで思っていたが、もう一つ真面目な理由としてこの規模のイベント初参加でちゃんと1日乗り切ろうと思うと脳みそに優しい構築にしないと保たないぜという予感があったというのもある。


サプライ

カードの状態とかにあんまり興味がないので普段は安いスリーブにプレイマット無しで遊んでる。
が、今回はイベントだしいろいろ揃えた。
ディズニーランドに行ったら耳を買わねばならんのである。

まずはスリーブ。カタナってやつが良いらしいと聞いて。正直いつも使ってるkmcのやつと何が違うのかあんまりわからなかった。
次にTシャツ。欲しい気がするがいつ着るねんと思ってたTシャツを着るべき時が来た。
何言ってるかわからない人はカードゲームうさぎで検索しよう。

Tシャツでアーキタイプがバレる。

そしてプレイマット。
プレイマット、好きなイラストのやつにしてもその上にカード並べたらイラスト見えないじゃん?見える時って盤面終わってる時じゃん?という思いをかかえながらアマゾンを彷徨った末に良いのを見つけた。
安い上にマットの上で何やらすることに意味が乗ってくる良デザイン。
これです。

余談ですがこっくりさんの紙は使い終わったら燃やさないといけないらしいですね。


最後にトークン。友人と練習してる時に、そういえば侍トークン持ってねえということに気が付いたが、公式の警戒侍トークンのデザインは好きになれない。
というわけで、奥さんに書いてもらいました。

左の2枚はフリー素材を模写したとのことだったので念のためマスク。対戦相手は燃やしたいが俺は炎上したくないのだ。

ゲーム中何回か侍トークン出せて、結構相手の方に褒めてもらえたので嬉しかった。


当日編

バスの時間勘違いしたり、思いの外やってる飯屋が少なくて「池袋、何もかもあるようで男の腹一つ満たせない街」とか思ったりしながら会場着。

会場の目の前の広場で別のオタクイベントやってた。


第1ラウンド 工匠の橋

アーティファクト土地に足が生えて襲ってくるデッキ。
引きに助けられて相手の盤面が揃う前に焼き切って2-0で勝ち。
勝ったし相手の方も丁寧な方だったのに緊張と寝不足でめちゃ疲れてしまって先行きが不安になった。


第2ラウンド グリクシスコントロール

1セット目こそ押し切れたものの、しっかり対策された2,3セットでは墓地対策するも間に合わず妨害とルーティングからの流れるような「トレイリアの恐怖」の着地で1-2。

土地が大事故起こした2セット目では手札8枚に気付かずにジャッジ呼ぶなどした。
ご迷惑をおかけしました…


第3ラウンド ゾンビ

早々に「屍肉喰らい」「鋸刃蠍」「よろめく怪異」が並んでなんかいろいろされてるうちにライフ吸われて屍肉喰らいはデカくなり気付いたら死んでた。
2セット目は厄介そうなクリーチャーから上手いこと焼こうとしたものの、「アスフォデルの灰色商人」で豪快に0-2。

対戦後にお話しさせてもらった時に黒単バーン良さげじゃないですかという話を振ったら、プレイヤーしか対象に取れないのがね〜というようなことを言われていて目から鱗でした。


第4ラウンド いいづカスケード

1セット目は「浄化の野火」と破壊不能土地でマナ加速されてクリーチャーを展開され、お互いのライフがどんどん減っていく展開。
ちょっとギリギリだけどこれでフィニッシュだろと思って打った「火炎波」を「ムラーサの胎動」で捌かれて負け。
2セット目は土地とクリーチャーが引けずにダメ元で火力撃ち続けたけど全然足りず0-2。

お相手の方にHIDARUMA Tシャツに気付いてもらえて嬉しかった。


第5ラウンド Tumbling Sands

「墓地にあれそれを落としてなんちゃらかんちゃらほげほげでライブラリー分ライフゲインしてマナが出る。お前は死ぬ」

model:うちの猫

なんか1セット目を落としたらしい。
(本当はちゃんと説明して進めてくれてます、俺が何もわからなかっただけ)(ゲーム後にゆっくり説明してもらいました)

墓地を活用したコンボで盤面関係ないのでとりあえず「トーモッドの墓所」サイドインで墓地追放のタイミングだけ考えながらの2セット目はお相手のドローが振るわず危なげなく1-1。
3セット目はあと1ターンでコンボ起動だったけどギリギリ焼き切って2-1。

勉強になったし、この日一番いい勝負したと言える回でした。

このデッキについてはお相手の方が解説記事書かれてます。
対戦中気付かなかったおしゃれポイントもわかりやすく解説されてるので要チェック。


第6ラウンド ボロスシンセサイザー

1〜3セットまでほぼ同じ展開で火力が間に合った回は勝ったし間に合わなかった回は負けた感じ。
「カルドーサの再誕」で生えてきたゴブリンを「祭典壊し」で即処理できるラッキーが続いて○×○で2-1。

結構新しめで知ってるカードが多かったので戦いやすかった感じがある。


第7ラウンド 青白ファミリア

前のラウンドの結果がうまいこと反映されてなかったことでテーブルが変わったりして数分遅れてスタート。

何をされてるかわからないうちに鳥だらけになっててもうこれ。

1セット目こそお相手が見落としてた墓地からの「溶岩の投げ矢」でギリ取れたものの、2,3セット目はライフゲインの体勢も整ってしまって最後のお相手のライフ58点とかでしたね。というわけで1-2。


まとめ

イベントについて

なんやかんやの3-4です。
パウパー初心者が自分で組んだデッキで初めての大きめのイベントと考えると出来過ぎてるぐらいでは?

最終戦まで集中力を保って遊べたのは、主催のPauperMTGさん、そして参加者の皆さんによって、ゲームの展開以外のストレスがない空間が作られていたからだと思います。
立地は便利で会場綺麗だし。
進行スムーズだし。
イライラしてる人とかいないし。
くさくないし。

歴が浅くて比較対象がないけど、すごくいいイベントだったんだと思います。
パウサミ5はもう秋ぐらいにやりませんか?


デッキについて

オススメしてもらっていれた「溶岩の投げ矢」がMVPでした。
あと「火炎波」も豪快に勝負かけられて楽しかった。
当初の脳に優しくという方向はそんなに間違ってなかったかなと思っている。
自分の知らないカードにいっぱい出会ったので、これで自分のデッキまで難しかったらきっと辛かった。

とはいえ当然調整の余地はある。なんなら余地まみれである。
とりあえず「紅蓮破」とか「大祖師の遺産」とかの高くて避けてたカード買うか〜と思っている。
あとはもうちょっとドロソがいてもいいと思うけど火力が下がるので試してみてかなという感じ。

なんにしてもHIDARUMA Tシャツ減価償却したい楽しかったのでもうちょっとこのデッキをいじってみます。


第8ラウンド ブタ入りニンニク少なめヤサイアブラ

思ったよりブタが重くて2-1

疲れ切った体に脂肪と糖と塩が染み渡る

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