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通院にも楽しさを。+αのコミュニケーションを心がけて。

表参道駅徒歩1分の場所にある表参道高柳矯正歯科の院長である高柳先生。元々物作りや職人の世界が好きだったと話し、あるきっかけで矯正歯科医への道へと進みました。院内にはアート作品が展示され、空間やコミュニケーションにも注力されています。今回OruFunの作品を購入するまでのいきさつや、矯正歯科医としてのアートとの関係などお伺いしました。

自分のクリニックに合ったアートを

一番最初にご購入されたアート作品は?

豊田弘治さんの作品です。趣味でサーフィンをやっているのですが、WTWというサーフショップがあり、よく通っていたんです。アパレル、インテリアなど様々な商品を扱っているセレクトショップで、絵などが飾ってあるんですが、そこで豊田さんのポスターを見つけて。気に入って購入したのがきっかけです。当時は、ちょうどクリニックを開業した時だったので、我が家に、というよりは、クリニックに絵を飾りたいなと思っていたところでした。

確かに、病院やクリニックにはよくアートが飾られている印象です。

そうですね。自分のクリニックに飾る絵はポップな感じにしたいなと思っていたんです。やっぱりクリニックとかって少し行きにくいイメージがあるので。あまり硬くならないように。そういうところを少しでも明るい印象に出来たらと。

豊田さんの画風を見て、これだ!と。自分のクリニックのイメージにすごくマッチングしていて。クリニックに置いてある各チェアーに今でも飾っています。

その後、ハワイで偶然豊田さんの作品に出会うのですね。

本当に偶然で。たまたま立ち寄ったお店に絵がおいてあって。なんか似てるな〜と思ったら豊田さんの作品だったんです。実は、ポスター買った当時、作品も名前も知らなかったんです。なので、「あれ?これポスターと同じ人なのかな?」と。で、ようやくその時に名前を知った感じですね。

初めて原画を購入されたのも豊田さんの作品ですか。

そうですね。もちろん、ポスターとは違って数千円とかではなかったので、少しハードルは高かったですね。でも、思い切って買いました。

今、私が持っている作品が3つあって、1つはその最初に出逢って購入したもの。2つめはちょうど娘が生まれて半年後にハワイの同じお店に行ったとき、親が赤ちゃんを抱えている原画があり、それも豊田さんの作品だったんです。なんだか他人ごとではないような気がして、妻も欲しいと言ったので購入しました。

そして今、実は妻のお腹にもう一人、3人目の赤ちゃんがいます。1、2ヶ月前にたまたまネットを見てみたら、子供一人バージョンと二人バージョンがあって。これはもう買うしかないと(笑)その作品は家に飾ってありますね。お家で、作品見ながら子供が生まれた時を妄想したりして、楽しんでいます。

アートの購入に対してハードルが高いと思われる方が多いんですが、実際に購入してみていかがでしたか?

原画だと確かに高い買い物ですが、今はあちこちにポスターなどのプリントが額付きで売ってたりしますよね。私も最初はそれを買いましたし。数千円くらいなら、そんなにハードルが高いとは思わないですね。

実家に飾られていた絵が好きだったことに気付いた

元々絵を飾るのは好きだった?

実はあんまりそういうのはしてませんでした。高校生の頃は雑誌を切り抜いたりしましたが、その程度ですね。

改めて、思い出したんですが、実家に飾っていた絵があって、その絵のイメージは強く印象がありますね。その絵は、幼少期にオーストラリアに住んでいた時に、父親の友達が描いてくれた絵なんですよね、多分。オーストラリアの農場のような、風景画だったと思います。絵の印象はそれくらい漠然としてるんですが、それをよくみていた、その思い出だけはあります。当時はなんとはなしに、特別な感情もなく見ていたと思います。

でも、今振り返ると、「あの絵、私好きだったな」って思ったんですよね。それまではあまり思っていなかったんですけれども。今回きちんと思い起こしたことで「あの絵どこにあるのかな」って最近思いました。実家のどこかにあるのなら、もらってこようかなと思って(笑)そういうのがあるから、アートっていいなって思いますね。

美術館に行くのは好きですか?

普段はなかなか美術館に行くことはないですが、海外の学会へ行った際は立ち寄ったりぐらいですね。美術館に飾られている作品は何十年、何百年前に描かれているので今後はその時代背景や画家について勉強した上で訪れたいと思います。

実際にクリニックで絵を飾った時の皆さんの反応はいかがでしたか?

すごく多くはないですが「あれ、こっちに変わりましたね」とか「隣の絵、違いますね」とか「私もこういう絵好きです、この感じ」って言ってくれたりしますね。意外と見てるんだなって思いました。当院に来てくださった方には前向きになって欲しいって意味で、ハッピーな絵を飾っています。話をしなくても、その雰囲気を汲み取ってもらえたらなと。絵をきっかけにコミュニケーションが生まれたりして、面白いですね。

今回OruFunの作品を購入してみていかがでしたか?

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作品を作った方にお会いしたのは今回が初めてなので、すごく新鮮でした。そうしたら、こないだOruFunさんも同じことを言っていましたね。直接作品を渡して、リアクションを伝えれたり、アーティストの人となりを知ったり、直接触れ合うっていうのはやっぱりなんかいいですよね。

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ちなみに高柳先生ご自身は、創作活動をしたりされますか?

それこそ小学生の時とかは美術とか好きでしたけどね。あの、しょうもない話をしてもいいですか?(笑)とても作品とは言えないものなんですけれども、最近こんなご時世じゃないですか。ホームセンター行って、アクリル買って、受付のところにね、アクリルボードを作ったんです。最初木を切って枠を作って、ニスで塗って組み合わせて。

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45度にこだわってきちんとカットしてるんです(笑)角をちゃんと作って。カフェに額みたいな形でぶら下げているのがあったんですよ。それを真似してみました。横が1m30cm、高さが90cmぐらいかな。これが私のアートでございます(笑)

ちなみに完成するまでにどのくらいの期間がかかったんですか?

多分1日ぐらいで終わるんですけど、パーツが足りなくて買い足したりしましたね。ホームセンターに行ったんですけど、アクリルに穴を開けるやつ探してたら、歩いてた大工さんが、これ使ったら大丈夫だよって教えてくれたりして(笑)

コロナが収束し終わったら、ただの粗大ゴミかもしれない(笑)でも半年〜1年くらいはそのまま置くんじゃないかな。でもこの1ヶ月はすごく貴重で、結構楽しかったです。日々色々なものに追われちゃって、なかなかこういう時間がなかったりするので。

アーティストも買う側も自由な気持ちでいい

今後アートに期待することありますか?

期待することといったらすごくおこがましくなってしまう。アートってすごく自由なんだなって思っています。例えば今回OruFunさんの作品、本のページを折ってアートにするっていう発想とかね。絵についても、色々美大があったり、書き方だったり、色々とあるんでしょうけど、それだけじゃなくて、何を使ってもいいと思ってるんです。ツールとして、頭の中を表現するやり方は無限大にあるんだなって思って、今回、非常に勉強になりました!

だから、妄想が膨らむ、自由な発想が持てることはすごくいいんじゃないかな。もちろん人様に迷惑をかけるのはよくないですけれど、世の中の色々なところでそういう自由があるのは、アーティストを育てるのにすごく必要なんだなって思いました。

自由な発想、そして自由な捉え方が広がると良いですね。

人によって伝わり方が違いますもんね。描いている側も自由に描いていいし、受け取る側も自由に受け取ったらいいと思います。描いている人が思っていることを感じないといけないわけではないと思いますね。それがその人の生活状況とマッチングすればよりいいでしょうし。

ちなみに突然ですが、高柳先生はなぜ矯正歯科医になろうと思ったんですか?

きっかけとしては親戚の叔母に勧められたことでした。うちは全然医療とは関係ない家族だったのですが、元々物作りや職人の世界が好きでして。矯正歯科は歯並びを治していく治療になり、普通の歯の治療とはまた少し違うんです。いかによく見せるか、というのが一つ大きなポイントになる。結構そこに人のメンタルもすごく影響してきたりするので、そういった意味でもやりがいのある面白い職業だと思ってます。

職人の世界に通ずるものがあると。

そうですね。ちょっと専門性の高い、プロフェッショナル、職人ではないですけれども、そういうものに憧れがあって。矯正の中でも裏側矯正っていうのが更に狭い特殊な分野を専門にしていますが、そういう特殊技術とかは昔から好きだったのかもしれないですね。ちょっとアート的な要素もあるので。いい感じに並べればいいっていう話でもないし。機能的に、健康なものにしないといけないし。健康に加えて審美的な要因も考慮しないといけないんですよね。さらに矯正の場合はメンタルに関してもすごく難しい部分がある。単純に治療が上手い下手とかいう話ではないんです。

そういう背景もあってコミュニケーションを大事にされているんでしょうか?

コミュニケーションはすごく大切だと思っています。そこに時間を費やしていますね。当院では、SMILE PHOTOというページで、患者さんとの記念撮影をご紹介させていただいたりしているのですが、こういうのもその1つです。どうせなら、楽しくやってもらいたいので。技術は当たり前。プラスαの価値を提供できたらと思っています。

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医療法人社団 J.TAKAYANAGI ORTHODONTIC OFFICE 表参道高柳矯正歯科
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-40 YCビルⅡ1F
03-6434-5681
月・火・水・金 13:00〜20:00
土・日(第1・3) 9:30〜18:00
日曜診療の翌日月曜は休診
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HARTi(ハーティ)は「感性が巡る経済を創る」を企業理念に、空間プロデュース、展示企画、作品販売を展開しています。 HARTiの語源は “Say Hi to ART” http://harti.tokyo/
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