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5年前を振り返りつつ、黒沢健一ソロ楽曲より5曲を選んでみた

2017年1月23日。
黒沢健一 献花の会」が東京カルチャーカルチャーで開催されました。
もう5年前なんですね。

帰りに立ち寄った「パイドパイパーハウス」(タワーレコード渋谷店)の店頭には、L⇔Rの CD「Lefty in The Right」が飾られ、エンドレスで流してくださっていました。

会場で頂いたピックを、ビートルズ仕様のモレスキンと一緒に撮影しました。

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そして。
黒沢健一先生(以下、先生)は天国へ旅に出てしまいましたが、先生の作品はまだ地上で生き続けているわけです。
いくら優れた音楽でも、発見してもらって聴いてもらわなくては意味がないと思っているので、この場を借りて、先生の公式YouTubeで発表されている作品を5つ、選んでみました。

なお、思いついた順番です。ランキングではありません。

【01】黒沢健一 - ALL I WANT IS YOU[Official Video]

1人3役の先生、なかなかの芸達者です。
ベースは、湯川トーベンさん、ドラムは岡井大二さん(の、モノマネ)
似てるんですよーこれが!(←わかる人には、きっとわかる)
ギターレスで強めのピアノサウンドが、Ben Folds Fiveを彷彿させます。

ソロ3rdアルバム「NEW VOICES」の2曲目に収録。

【02】黒沢健一 - 遠くまで[Official Video]

以前、この記事でも触れましたが映像的にはシュールで、初めて観た時は音楽の世界観と違う!って違和感を覚えました。
それはともかく、人生で一番リピートしている大好きな曲と歌詞。
今でも凹んだ時は、♪きっと大丈夫さ〜って、歌詞を口ずさんでいます。

ソロ 2ndアルバム「B」の5曲目に収録。

【03】黒沢健一 - Rock'n Roll[Official Video]

ロックなのに 変拍子とは これいかに
という短歌を思いついてしまった衝撃の曲です。
曲名から8ビートを予測していたのに、これロックンロール?え?が初めて聴いた時の正直な感想でした。
突き刺さる感じのイントロのピアノから、カットアウトで終わるエンディングまで、痺れるかっこよさです。

ソロ2ndシングル「Rock'n Roll」の1曲目と、

ソロ1stアルバム「first」の8曲目に収録。

【04】黒沢健一 - WONDERING[Official Video]

曲全体に漂う、Electric Light Orchestra感。特に「Telephone Line」の影響を感じさせる一曲。良い意味で日本人離れしているなーって思いました。
下は低音から上は高音まで(←あたりまえか)とにかく跳躍が激しい!それをさらりと流れるように歌ってしまう先生。凄いボーカリストです。

ソロ1stシングル「WONDERING」と、

ソロ1stアルバム「first」の8曲目に収録。

【05】Rock'n Roll Band / 黒沢健一

【01】【04】まではポニーキャニオンからのリリースでしたが、この曲は24th Floor Recordsより。
2013年9月30日付の公開。この頃のライブは会場で写真撮影・動画撮影・録音がOKで、ファンが撮影した写真や動画を織り交ぜながら作られたMVなのです。
それまでにはないロードムービー感というのか。どちらかというとブリットポップ強めなイメージの強かった先生が、アメリカンサウンド寄りになってきた印象でした。

ソロ5thアルバム「BANDING TOGETHER in Dreams」収録。
Spotifyにはなかったので、Amazon Primeのリンクを貼っておきます。

【アンコール】4songs LIVE 2009 at GlobeTokyo / 黒沢健一

2009年12月5日東京グローブ座公演より
Remember
Equinox
Northtown Christmas
Grow

24th Floor Records/YouTube Channelより 

2021年9月17日付の公開。
(やっぱり)5選に収まらなかったので、アンコールとして「黒沢秀樹5選」同様に、またしてもねじ込みました。
この東京グローブ座公演、もともとは同じ年の10月4日に世田谷パブリックシアターがSold Outしたことで実現した追加公演だったのですよね。
でもこれがきっかけ?になって、それから12月の東京グローブ座公演が定番となりました。
バンドスタイルとはまた別の試み・企画がここではあって楽しかったです。

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不思議なもので、こうして音楽を聴いている間は、やっぱり「そこにいる」ていう感覚があるんですよね。
だって、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンの音楽を聴いている時に「あーもうジョンはいないんだな、ジョージはいないんだな」って、わざわざ思わないもの。(ふと思う瞬間もあるかもだけど)
だから、音楽を聴くことによって「出逢い直す」ことができると思うのです。

そして、「もしかしたら聴いたらファンになる人がいるかもしれない」ので、そんな予感を感じさせる人がいたら是非「よかったら聴いてみて!」って勧めて欲しいです。
なかなか人と直接会うのが憚(はばか)られる時代だけど、今は各自がメディアになれる時代でもあると思うので「好きなものは好き!」ってどんどん言葉で、文字で、映像で伝えていけるといいなって思いました。

よき音楽を、後の世代に伝えるために。絶やさないために。

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誕生日・命日・記念日等に、今でも更新してくださっています。
スタッフの方々、どうもありがとうございます。

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