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フィリピン流~アイデアが出やすいワークショップ5つのポイント~

ボトムアップで意見が出てこそ

マニラ2日目。

首都がLockdownされるのももうすぐ。

ちなみに自分の帰国に関しては、全く問題はないです。



さて、昨日のワークショップで出てきたアイデアをここで整理しようとも思う。


思っていたよりも、いい感じのワークショップになりました。

メンバーから意見が出てきて、すぐに「よし!それ採用!」と言うことで、メンバーアサインして取り組み始めるプロジェクトもあります。


やっぱり、主体的に意見をボトムアップで出せる組織が強いと信じているので、理想的な形だった。

と言うことで、ざっと学びをまとめておこうと思う。

大したことはしてないし、メンバーがしっかり考えてくれたからってところが大きいけど、準備する側の心構えとして。

結論としては、以下の四点。


⒈事前に準備してきてもらう
⒉バリューに基づいてカテゴライズ
⒊リラックスした雰囲気で行う
⒋お菓子も用意する
⒌心理的安心を作る


それぞれ振り返る。

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⒈事前に準備してきてもらう

事前準備は何においても大事。

たとえ、ワークショップの趣旨として、その場での意見交換によって生まれてくる意見を求めていても、個別で考えると言う宿題は事前に出しておくべきだと思っています。

それを元に、「ある程度考えてきた状態」から始めることで、参加者も考えやすいと思います。

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なので、今回は「Crazy Kamila」と言うことで、色々枠組み取っ払って、事前に考えてきてね、と宿題を出しておきました。


⒉バリューに基づいてカテゴライズ

Crazyとはいえ、ある程度のガイドラインがないと、考えにくいと思ったので、バリューに基づいて、どうしたらそこをもっと高められるのかと言う視点で考えてもらいました。


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⒊リラックスした雰囲気で行う

これも大事ですね。

フィリピン人は、この分野において天才的な能力を持っていると思うので、僕は全く困りません。笑

いつも笑いありの和気藹々な感じでやっています。

「ときには厳しさも必要なのか?」みたいなことを考えないこともないのですが、今のところ、そう言うのは全くなしで、自由にのびのびやっています。



⒋お菓子も用意する

やっぱりフィリピン人、食べ物は必要ですね。

お菓子は会議中に必須です。


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⒌心理的安心をつくる


なんだかんだこれが一番大事だと思ってます。

今回もやっぱり今の心配事といえばコロナ。

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日本と違い、狭い場所で家族で一緒に住んでいることも多く、さらに医療も整っていないフィリピンでは、感染に対しての危機意識も高まります。

Kamilaとしては医療費は負担すると言うこともメンバーには伝えたし、ワークショップと直接関係ないけど、そういう心理的安全な環境がないとそもそも、アイデアどころではないと思います。

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この心理的な安全というのは、日本で行うワークショップでもとても大事で、「これを言ったら大丈夫だろうか?」という気持ちを少しでも持ってしまったら、アイデア出しは意味がなくなると思います。

ここをいかに取り除くか?

そこがキーだと思っています。


以上、5つでまとめました。


あとは、今後のスケジュールも伝えて、同じピクチャーを見てもらって。

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これからも、ボトムアップで意見が出やすい環境を作っていければと思います。


以上!


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