LINEスタンプ制作:完全無料AI画像生成アプリDiffusionBee
LINEスタンプの制作は、意外と簡単!
今回はカウガールのLINEスタンプを制作しました。
アメリカに駐在していた頃、警官の制服がカウボーイスタイルであったり、繁華街でもオシャレを楽しんでいるカウガール達が沢山いました。
映画の世界だけのスタイルだと思っていたので実際に見たときは驚きました。
今回は、ノーコード&ノー環境構築で、一般人が生成 AI を使える完全無料・オフラインで使用できる画像生成AIアプリ「DiffusionBee」を紹介します。
今回制作したLINEスタンプ「カウガールズの日常」はこのアプリで制作しました。
<参考>
Stable diffusionという画像生成AIでスタンプ画像の作成方法を紹介した過去記事もぜひご覧ください。
新次元のお絵描き体験!スタンドアロン型AIアプリ【DiffusionBee】の魅力
このアプリは、画像生成AI『Stable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)』を基に作られ、インターネット接続なしで利用できるスタンドアロン型のアプリです。
以下のリンクからダウンロードするだけで、手間なインストール作業やプログラミング無しでサクサクと画像生成を楽しめます。
これまでの画像生成AIは主にWeb上で動くものが主流でしたが、【DiffusionBee】はオフラインで利用可能。
これにより、個人情報の心配や利用目的への懸念を気にせずに、クリエイティブな時間を楽しむことができます。
インストール後に立ち上げると以下の画面が現れます。
Stable Diffusionを使ったことのある方にはお馴染みの以下の機能が搭載されています
Text To image
Image To image
Inpainting
Outpainting
ControlNet
History
各機能の詳細と使い方は下記ページを参照ください。
個人的に「History」を気に入っています。
過去に制作した画像のプロンプトやSeed等の情報が全て記録されています。
似た画像を作る時に参考になりますね。
・その他に気に入っているポイント:良い意味で低画質な画像生成
私は、Apple Silicon導入前のIntel CPUを搭載したMac book Air2020を使用しており、AIによる画像生成にはスペックが低いです。
しかしこのスペックの低さには実はメリットが存在します。
その理由は、AIによって生成されたことを感じさせない画像を作成できる点です。
特に、LINEスタンプなどでよく見られるイラスト調や温かみのあるデザインの画像生成においては、非常に便利なのです。
高スペックなマシンでは難しいかもしれない、ちょっとした歪みや手描きのようなタッチを持った画像が、私のMacを使って簡単に生成できるのです。
これにより、一般的なAI画像生成とは一線を画した、個性豊かな作品が手軽に作成できます。
・デメリット(Intel Macの画像生成速度)
しかし、低スペック故に画像生成にかかる時間が長いです。
解像度512x512/ステップ数25の画像生成に約9分かかります。
M1,M2のMacであれば数秒?!で終わるんだったと思います。
・まとめ
未経験の方でも、専門的な知識なしに、アプリの操作だけで美しいイメージを手に入れることができます。
これまでにない視点からのアプローチや、新しいアイデアの発見が待っているかもしれません。
ぜひ、この機会に画像生成AIの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
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