LINEスタンプ制作/背景削除ツールの紹介

LINEスタンプの制作は、意外と簡単！
今回は愛らしい獣人（ケモネコ）お姉さんのLINEスタンプを制作しました。獣人やケモナーのファンの方におすすめです。

Furry cat woman – LINE stickers | LINE STORE

今回は、初心者でも簡単に背景削除できる便利ツールを紹介します。

前回の記事ではStable diffusionという画像生成AIでスタンプ画像の作成方法を紹介しました。こちらもぜひご覧ください。

LINEスタンプ制作に役立つ：背景削除ツール3選

1.無料webサービス：remove.bg

写真・画像の背景をワンクリックで消す方法 | まずは無料でお試し – remove.bg

面倒なソフトインストールや環境構築は一切不要、画像をアップロードするだけで自動で背景削除してくれます。
さらに手動で削除した部位の一部復元や追加削除の微調整ができます。

以下に透過処理前後の画像を掲載します。自動でこの精度で背景削除できるのは嬉しいですね。

処理前　　　　　　　　　　　　　　　　　　　処理後

2.無料Pythonツール：Transparent-Background

Python上で指定したフォルダ内の全画像を一括処理できちゃいます。
背景削除以外にも以下の処理が可能。
使用方法は上述したリンク先から確認してください。
・背景削除
・白背景
・グリーンバック
・マスク作成

私は、導入時に以下のエラーが発生してしまいました。
対処方法を列挙します。

2-1 Transparent-Background導入時のエラーと対処法 for Intel Mac

＜エラー1＞
lzmaモジュールが見つからないというエラーです。

ModuleNotFoundError: No module named '_lzma'

＜対処方法＞

1. OBSのインストール
   Macユーザーは仮想カメラが初期状態では無いので、下記からOBSをダウンロードしてインストールします
   https://obsproject.com/

2. OBS起動、右下らへんから仮想カメラ開始＜画像1＞

3. 「brew install xz」の実行
   上述した"モジュール lzmaが無いよ"という＜エラー1＞対策のためにはpythonインストール前にこのコマンドを実行する必要があります。

4. 「pyenv uninstall "pythonのversion情報"」の実行
   一度pythonをアンインストールします。

5. 「pyenv install 3.9.6」の実行
   pythonのヴャージョンが3.9.6でないと以下の＜エラー2＞が発生します。
   なので改めてpythonをヴャージョン3.9.6で再インストールします。

＜画像1＞

右下赤色の◯で囲んだボタンで仮想カメラ開始してください

＜エラー2＞

pyenv: transparent-background: command not found

The `transparent-background' command exists in these Python versions:
  3.9.6

3.Mac プレビュー編集機能

まだphotoshopで消耗してるの？Macで爆速で写真を切り抜く方法 | ちだより

Macユーザー限定の方法ですが、初期から搭載されているプレビュー機能を使って背景削除できます。
使用方法は上述したリンク先から確認してください。

おわりに

素敵なLINEスタンプができたら、大切な友達や家族と共有して、笑顔と感動を届けてみてください。自分のアイデアが形になる喜びや、コミュニケーションがもっと楽しくなることを実感できるはずです。