J1第11節横浜FM対ジュビロ磐田 勢いを本物に変えられるかが問われる5月

J1リーグ第11節「横浜FM対ジュビロ磐田」は1−1の引き分けに終わりました。

もちろんジュビロ磐田を応援していたのですが、横浜FMのサッカーがあまりにも素晴らしくて、かなり魅了されてしまいました。
私は横浜FMのようなストロングスタイルというか、王道スタイルに惹かれるんだなと改めて実感しました。

横浜FMのチームとしての完成度は、戦術理解度が高いのもありますが、選手同士の理解度が高く、チームとして2手先、3手先が読めているような連動性のある美しいサッカーをしているなと、敵チームながら惚れ惚れしながら見ていました。

J1に昇格したばかりのジュビロ磐田とのチーム力の差を見せつけられたと言いますか、新黄金期がやってくるとするなら、おそらく横浜FMのようなチームになるんじゃないかなと。
それほどまでにジュビロ磐田の黄金期に近いようなサッカーをしているのが横浜FMかなと思いますし、この先、横内・藤田体制が我々ジュビロ磐田サポーターに魅せてくれる強いジュビロ磐田のモデルではないかと。

そんな王者の風格すら漂う横浜FMですが、ACLによる過密日程からか全体的にやや重そうな感じは否めないなと。強豪チームゆえの苦労というやつですね。

横浜FMのコンディションが良ければ負けていたかと問われれば、必ずしもそうではないですし、ここまで隙がないチームだからこそ、ジュビロ磐田も割り切って考えられた部分もあると思います。
横浜FMが3試合連続ドローというのも、相手チームからすればある程度割り切った試合展開で挑めるという部分も大きいんじゃないかなと

さらにジュビロ磐田は直近5試合を3勝1分1敗と好調で、前節に首位町田ゼルビアに勝利している勢いがあり、J1で戦えるという自信がついてきたのか、横浜の多彩な攻撃に焦る様子もなかったですし、後手後手になってしまっているというわけでもなく、淡々と勝負のタイミングを狙っているような強さを身につけ始めているのかなという印象でした。
攻撃面ではチャンスらしいチャンスは得点が生まれたあの場面くらいでしたが、1回のチャンスをものにできたというのは、勢いと自信の現れだと思います。

横内監督になってから、前節よりも今節の方がしっかりと成長している、強くなっていると見ていて実感できるのが見ていて楽しいなと。
町田ゼルビアの強さはやることを徹底している強さで、横浜FMの強さは変幻自在でなんでもできる強さです。
アウェイで横浜FMと引き分けで終えられたのは十分に及第点ですし、この2チームとの連戦を負けなしで終えられたことで、J1に昇格してからここまでで得た自信や勢いをもう一段上のステージに持っていけるチャンスではないかと。
残留争いをするのではなく、しっかりと上を見据えて一歩一歩前に進んでいくチームに変わるために、5月のタイトなスケジュールをぜひ無敗で終えることを最低限のミッションにしてもらいたいなと。

そして、見事にミッションコンプリートしたなら、今季を一桁どころか5位以内も目指せるチームに変われるのではないかと思っています。5月の最大の難敵と引き分けたわけですから、6試合を3勝3分を目標にぜひ前に爆進していってもらいたいなと!

今のジュビロ磐田なら難しい目標ではないですし、4月以上の興奮と歓喜を見せてもらえると確信しております!!!

最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ