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サッカー少年団とクラブチームのメリット・デメリット

長男が小6になり、6年間少年サッカーに関わってきました。
住んでる地域が非常にサッカーが盛んで、市の半分で40以上の少年団とクラブチームがあります。
自転車で通える範囲に絞っても、10チーム以上の選択が出来ます。
全国的に見たら、かなり特殊な地域なのかもしれませんが選択肢が多い分、少年団とクラブチームのメリット・デメリットが見えている部分があります。
お子さんにサッカーを習わせようか迷ってる方の参考に少しでもなれたら幸いです。

金銭面
金銭面に関しては、少年団は非営利団体なので安いです。
ひと月でいうと、少年団が5000~6000円、クラブチームが10000~15000円と言ったところではないでしょうか。
ただクラブチームはバスを持っていたり、J下部のような強豪かつスポンサーがついているチームは、スパイクも支給されることもあるので、一概にクラブチームが高いとも言えないところもあります。
 
活動日数・場所
少年団は基本は土日です。クラブチームは平日も活動しているので、週3~4日程度の活動になります。少年団は校庭での練習になるため、学校の規則に従う形になります。グラウンドを持っているクラブチームの方が夜間練習もできるため、自由度が高いです。
特にコロナ禍のような特殊な状況の時は、少年団は学校の規則に従うため、活動ができなくなりますが、クラブチームは自分たちの規則になるので、活動できます。
コロナ禍のような状況ですと、活動場所を確保できているクラブチームは強いなと実感しました。

練習の充実度
クラブチームはビジネスなので結果を求められ、実績を作らなくてはいけないので、練習の充実度は高いです。
全少の県大会でベスト16に残った少年団が5チーム、クラブチームが11チームなので、やはりクラブチームの方が恵まれていることが分かります。

入団のハードル
強豪クラブチームになると、入団のハードルはかなり高くなります。J下部レベルになると、難易度は格段に上がるため、ハードルは最高峰に高いです。
そのレベルではないにしても、強豪クラブはどこもセレクションが設けられているので、小4くらいになってお子さんの実力を見てからの判断になります。その点、大多数の少年団は誰でもウェルカムなので、サッカーを始めたいご家庭は少年団の方か強豪ではないクラブチームになるかと思います。
強豪クラブチームへの他のルートとしては、フットサルやドリブル塾といった、メインの大会には出ないけれど技術を教えてくれるところに入り、低学年のうちは技術を磨くというのもあります。

親の負担
こちらは少年団の方が負担は大きいです。
ここは活動費の違いが如実に現れているところではないでしょうか。
ここを重視するなら、クラブチームを検討した方が無難だと思います。
少年団で親の負担が少ないチームをあげるなら、団員の数が多いところと代表者の年齢が若いところがオススメです。
団員数が多いということは、お茶当番といった持ち回りの負担が減ります。そして、必ずそうだというわけではありませんが、代表者の年齢が高いところは、昔ながらの習慣が根強く残っているところが多いため、監督やコーチに対する気遣いが多くなります。
なので、体験入団をした時に、団員数と代表者の方の確認をすることをオススメします。

スタッフの充実度
こちらもクラブチームの方が充実しています。クラブチームは職業としてサッカーに関わっている方たちなので、知識や経験で勝てる少年団は少ないです。

少年団は先にあげたように監督の年齢が非常に高いところが比較的多いため、昔ながらの練習や戦術をとっているところが多いです。
これも体験入団の際に確認した方がいいのが、コーチたちの年齢とどういう実績のある方たちなのかを聞いておくことをオススメします。
少年団でもサッカーの知識や経験が多いコーチがいるところはありますし、最近の傾向として30代~40代前半のコーチがいるチームは、上の学年でも通用する戦術を教えているため、プロを排出していたりもします。

とはいえ、重要なのはやはり子供が楽しんでサッカーをやれる環境なので、子供が入りたいチームに入るのが1番ではないかと思います。
親が出来ることは、子供では分からないところをリサーチするくらいなので、親もサッカーについて勉強することが大切かなと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ