つまりは土曜、東俊希のゴールが観たいってこと
決定機に顔をださせたら世界屈指のウィングバック・われらが東俊希のシュートからは、ことしも枠をとらえる気配をかんじなかった。枠いけばとっくにシーズン2ケタとって海外行きコースの選手である。なにしてんのよほんとに。
いっぽうで、あのきれいめな見た目・クールなたたずまいで「じつは最後の詰めがあまいんです」というギャップもまた魅力的な選手でもある。
いまじゃプレミア行きもきめちゃって、すっかり手のとどかないところにいってしまった川辺駿も、以前は"詰めがあまい"枠だった。決定機のたびにパスをひっかけ、足をすべらせ、シュートをハズす。そんな駿の詰めのあまいところをぼくはとても気に入ってた。
だから正統なる後継者として東俊希がシュートをハズしだしたときには、新たなもったいなさにうちふるえたものだった。
とはいえ、である。このまま東にキャリアを停滞させられても、それはそれでこまる。くすぶった彼を見まもるという提案もわるくはないが、サンフレッチェの選手にはなるべくしあわせになってほしい。本人の視線のむいてるさきをかんがえれば、Jリーグで足どめくってる場合ではあるまい。
それにいまリーグ戦も勝ててないわけだし、いろいろひっくるめて総合的に判断すると、どうかんがえても東俊希にはゴールをとってもらったほうがいい。ぼくもそこはさすがにわりきるべきである。
では、どうゴールするか。やはりフリーキックだろう。いまのかんじだと流れのなかではもうきびしいので、フリーキックをしずめてもらうしかない。もちろん蹴るまえにはちゃんとガクと話をすりあわせることが必須。話してるうちにモリシが蹴っちゃうというオチもなくはないので、そこは注意したい。
東のフリーキックといえば、去年のヴィッセル神戸戦でのゴールだ。ちょうどだれかさんが退場しちゃってタイヘンなときに、蹴った本人もびっくりしたぐらいのコースにとんで、ポストをかすめて決まった。あれはわすれようにもわすれられない。やはり決めるならフリーキックしかないとおもう。
今週のレモンガススタジアムには行くつもりなので、あんなのをバシっとベルマーレのゴールにブチこんでいただきたい。すわる位置的にできれば前半の45分間中で、ぜひ。期待しております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?