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ポケカ評価①《一撃マスター》2021年新弾 ポケモンカード ソード&シールド

こんにちは。今回は、昨日発表された最新弾拡張パック「一撃マスター、連撃マスター」に収録されたカードを見ていきます!発売日は1/22とのことで、11/20に発売されたシャイニースターVからは2ヶ月のインターバルがあります。パッケージはこちらです。

型番はs5i s5r です。ICHIGEKI、RENGEKIだけあって格闘技をモチーフにしているのかな?全く詳しくない分野ですが、それぞれ柔道と空手に見えます。発表されたカードが思いの外多かったので、この記事では「一撃マスター」だけを取り上げます。評価点も一応付けていますが、情報が少ない中ですのでズレがあるかもしれません。参考までに。それではいつものようにカード紹介していきます!!!
 

いちげきウーラオスVMAX 評価点 8.0

このパックで表紙のメインポケモンです。下技キョダイイチゲキは一見、この技このポケモンだけ見ると「あれっ?弱すぎ...」という印象です。ですが落ち着いて公式記事じっくり読んでいくと「もしかしてまあまあ強い...?」と思いはじめました。後述しますが、このVMAXをサポートするカードがシンプルに強力なのです。過去の「アクア団マグマ団」や「プラズマ団」系のデッキと同じようにポケモンやトレーナーズ、スタジアムをいちげき関連で揃えて専用構築にする必要があります。ということで他のカードを紹介し終えたこの記事の最後に、再び考察します。ちなみに単体評価なら6.5くらいです。
 

いちげきウーラオスV 評価点 7.5

上技とぎすます 後1で使うと強いです。下技インパクトブロー 3エネ180点はザシアンVと比べて弱いですが、進化前の能力としては最低限合格です。またいちげきシリーズは、アシストするカードが優秀で火力補正が効きます。小回りの効かないVMAXにメモリーカプセルを持たせてインパクトブローと打ちわける作戦もアリです。


 

バンギラスV 評価点 6.5

2つの技がシンクロしていて美しいです。ウーラオスのサブアタッカーとして作られたカードです。ギラティナEXとの差に極度のインフレを感じますが、ウーラオスのエネルギー消費が激しいので、バンギラスを育てる余裕はあまりないと思われます。上技やまなだれ 可もなく不可もなく。いや、不可です。3エネの打点としては低すぎ、効果も微妙です。下技いちげきクラッシュ 300点前後が見込め
VMAXも頑張れば射的圏内ですが、ウーラオスでよくね?となります。可もなく不可もなく。ウーラオスとはタイプが違うことが強みではあります。
 

エンブオー 評価点 9.0

特性 : とうこんのかまえ
このポケモンがいるかぎり、自分の「いちげき」のポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。

2進化が面倒で技も弱いですが、特性が強力です。いちげきポケモンだけが対象ですが、加点30がサポート「ダンデ」に並び、さらに重なるという高性能です。エンブオーはウーラオスやバンギラスの評価アップに一役買っています。一撃カードでガッツリ組むと環境デッキに入ってくるくらいのポテンシャルがあります。後述のあるサポートで2進化のデメリットも無くなります。
 

いちげきエネルギー 評価点 9.0

パワフル無色エネルギーの「いちげき」版です。エンブオー同様、重複する打点上昇がウーラオスの評価を押し上げています。2色兼ね備えているためバンギラスにも使えます。エネルギーを全てトラッシュしてしまうウーラオスVMAXと闘タイプの鉄板エネルギー「ストーン闘」は相性が悪いこともあり、特殊エネルギー枠ではいちげきエネルギーがより一層使われます。汎用性は全く無く、ウーラオスデッキ以外では活躍できないので、相場は上がらないと予想できます。

ヘルガー 評価点 7.5

特性 : いちげきのほうこう
自分の番に1回使える。自分の山札から「いちげきエネルギー」を1枚選び、自分の「いちげき」のポケモンにつける。そして山札を切る。その後、つけたポケモンにダメカンを2個のせる。

特性でいちげきエネルギーとダメカンを加速できます。仰天のボルテッカーでサイトウが追加されたとはいえ、格闘タイプはエネルギー要求が多くまだまだ苦しいです。ベンチにはヘルガー、エンブオーなどのシステムポケモンをどう並べるか、専用構築がカギになってきます。

活力の壺 評価点 5.5

ウーラオスがエネルギーを消費し、活力の壺で回収し、ヘルガーで加速してねというポケモンカード公式のメッセージです。パッと見、期待が持てそうですがスペシャルチャージの下位互換になってしまっています。

グッズだけだとこれまた弱いですが、ヘルガーとのシナジーがあり使えなくはないです。そもそもVMAX同士のワンパン環境で何度もエネルギーを回すぐらいのターンは回って来ず、有効ではないので1~2枚程度の採用になるのではと考えています。

マスタード いちげきのかた 評価点 9.5

山札から選んでくる令和版マツブサの隠し玉です。「いちげきポケモン」指定はもちろん2進化のエンブオーを持ってくることができ、実際それがメインです。さらに5枚ドローでき、ほとんど反則です。アオギリの切り札に相当するサポートが「連撃マスター」にも収録されていて、そちらはトラッシュから連れてきます。

天空の城ラピュタに出てくるムスカ大佐に似ていませんか!?

話が逸れましたが、「いちげき」「れんげき」のポケモン達グッズサポートスタジアム特殊エネルギーは個々だとイマイチです。けれどもそれらを組み合わせて使うことで、1つ1つに相乗作用が発生するのでデッキとして強いという最近にはなかったデッキタイプです。
 

いちげきの巻物 怒りの巻 評価点 5.0

技どはつでん ヘルガーの特性で多少調整できるとはいえ、相手次第でダメージが変わるので頼りにはなりません。使う場面はかなり限られるので、上に書いたように私ならVMAXにメモリーカプセルを持たせて進化前Vの技と使い分けます。

あくの塔 評価点 7.5

いらないカードをドローソースにできるスタジアムです。ソード&シールドのようにサポートが弱い環境でとりわけ重宝します。格闘道場を入れてまだ枠あれば積極的に使いたいスタジアムです。

 

では最後にもう一度。

いちげきウーラオスVMAXを普通の格闘デッキで使うとたちまちエネルギー枯渇に襲われ、中途半端な攻撃力に苦しみます。ところが上に挙げたような多数の助っ人カードを見た後だと、否応なしに考えが変わります。ヘルガーがエネルギーを加速し、ムスカの隠し玉がベンチにエンブオーを供給し、キョダイイチゲキは300を軽々と超えます。マグマ団アクア団とは違い、ファンデッキでありながら勝てる力があります。これらの汎用性は皆無でありいちげきデッキを組まない人はいずれのカードも使用しないので、全体的に相場が低めで収まることも考えて、大変オススメできます。

近いうちに「連撃マスター」の記事も投稿しますので、是非寄っていってください!最後までご覧頂き、ありがとうございました👍

ポケモンカード 拡張パック
「一撃マスター」「連撃マスター」

2021年1月22日(金)

165円(税込)

カード5枚入り
※カードはランダムに封入されています。

やってみればいいではないか。 何か失うものがあるのか。