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ポケカ評価②《連撃マスター》2021年新弾 ポケモンカード ソード&シールド

こんばんは。今回は、拡張パック「連撃マスター」のレビューをしていきます。前回の記事では「一撃マスター」を詳しく解説しましたので、まだ読んでいない方は必ず寄っていってください!
収録カードの紹介、総合での強さとオススメまで書きました。

それではいつも通り書いていきます。パッケージはこんな感じ。

まず結論から言うと、強さは圧倒的に

「れんげき」<<<「いちげき」

です。なぜこんなに釣り合わないポケモンを同時発売したのか不思議で仕方ないですが、とにもかくにもメインのポケモンから見ていきましょう。
 

れんげきウーラオスVMAX 評価点 5.5

正直、いちげきウーラオスVMAXを見た後ならガッカリすると思います。単体性能では一撃が少し勝っていたとはいえほぼ互角でした。しかし一撃の時とは違い、連撃をアシストするカードは全然噛み合っておらず、評価点は大きく差がついています。上技しっぷうづき アサルトサンダーやアサルトゲートなどとイメージは似ていますが、あれはサブアタッカーの役割であって主役ではありません。後程示すように特殊エネルギー、メインポケモン、サブポケモン、トレーナーズのほとんどで一撃シリーズに完敗しており、火力も人気も伸びないです。下技キョダイレンゲキ ダメージ補正ができない、さらにエネルギー全捨てでスムーズな加速手段もないので扱いづらい印象です。

れんげきウーラオスV 評価点 3.0

一切忖度なしの点数です。進化先に希望が薄いぶん進化前に期待してみましたが、やっぱりダメでした。大前提として今のポケモンカードは「ワンパン1強」なので、「いちげきvsれんげき」を並べる時点で勝負は明らかです。気を取り直して効果を見てみると、上技ひるがえす ベンチに戻れるのがせめてもの救いです。進化前のVで技を打つような状況は避けたほうが良いのですが、まあ最低限といったところです。下技ひゃくれつラッシュ 早くベンチ下がっとけよ、という感想です。
次、サブアタッカーVはどうか。
 

エンペルトV 評価点 7.0

特性 : エンペラーアイ
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手のたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)の特性は、すべてなくなる。

ルールを持つポケモン?どのような意味か現段階ではわかりません。デデチェンジやナイトアセット、さるぢえなどの特性をストップできます。メインアタッカー不在の中で3エネ130は使い物にならず、VMAXとは何の関係もない特性ですが、他のデッキに出張できそうだという可能性を見込んで7点を付けています。れんげきウーラオスと同じデッキで使うのはナンセンスで、モスノウ水デッキなどと組んだほうがよっぽど輝きます。
 

オクタン 評価点 7.5

特性 : れんげきサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から「れんげき」のカードを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「れんげきサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。

れんげきシリーズで最も注目できるポケモンです。サーチ対象はポケモン、エネルギー、トレーナーズを場面によって変えられます。選択肢があり、すなわち柔軟性があり、もしこれがいちげきシリーズに入っていたなら10点を付けていました。れんげきシリーズでは連れてくる対象がいずれも不甲斐ないので、評価が下がってしまいました。今後よりよいメイン&サブポケモンが発表されると、8点9点と上がるかもしれません。
 

コジョンド 評価点 5.5

上技はたく 進化して20点は論外です。下技スピニングウィップ こんらん+90点+山札エスケープで、イメージはヨクバリスの「しばいてにげる」に似ていますが、ボスがどんどん指令するようになった今ではそこまで活躍が見込めません。如何せん打点が
低いですが、工夫を凝らしてコジョンドメインのデッキを組むと面白いかも。

手札とくるくる回せるお手軽ワザ。

 
れんげきエネルギー 評価点 7.0

オクタン同様ポテンシャルはありますが、付け先が不十分で燻っています。2色2エネで有力な特殊エネルギーと言えますので、今後使われそうな「れんげきポケモン」が登場したらオクタンと一緒に評価が上昇します。

マスタードれんげきのかた 評価点 6.0

もはやアオギリです。しかしアオギリほどの汎用性はありません。

肝心の2進化ポケモンが発表されていないので100%の能力を発揮できません。それにしても、ワンパン一本路線に舵をきったポケモンカード公式が敢えてこのタイミングで「一撃vs連撃」を打ち出したのは何か意味があるのでしょうか?
 

うねりの扇 評価 6.5

劣化版の改造ハンマーです。

特殊エネルギーが強い環境ですが、改造ハンマーがスタン落ちしているので使用率は少し高めになりそうです。汎用性はかなり高く、普通のグッズとして数枚持っておきたいカードです。もちろんれんげきデッキからは飛び出して活動することになります。

れんげきの巻物 渦の巻 評価点 4.5

一撃シリーズの時もそうですが、ポケモンのどうぐは目立たない能力をしていますね。ただいちげきの巻物はワンチャンある性能をしていますが、れんげきの巻物は30点をバラまきます。さるぢえヤレユータンは4ターン、デデンネGXは6ターンで倒せます。強いですね!

みずの塔 評価点 7.0

コンセプトは連撃だよ、色々なポケモンでワザを使ってね!というメッセージを受け取れます。改めて逃げエネを見ていくと、れんげきポケモンはどれも2エネ以下で逃げられるのでバッチリです。ちなみに前回の記事で似ているものをジブリ作品から紹介しましたが、みずの塔にそっくりかも!?な建物を発見しました。映画「千と千尋の神隠し」より、油屋です。

まあ似てるっちゃ似て...いや、似てな....やっぱりかろうじて.....似てなくはないですね。
 

以上、一撃マスター、連撃マスターのレビューでした。それぞれのデッキを総合すると、「いちげき」は環境入り候補で、「れんげき」はVMAXスタートデッキとだいたい同じレベルです。まだ全てが発表されたわけではありませんが、1つ参考になれば幸いです。
こんな記事が読みたい!などの希望がありましたら教えてください。最後までご覧頂き、ありがとうございました😛

 

商品情報

ポケモンカード 拡張パック
「一撃マスター」「連撃マスター」

2021年1月22日(金)

165円(税込)

カード5枚入り
※カードはランダムに封入されています。

やってみればいいではないか。 何か失うものがあるのか。