書くための練習日記-97

 頭が悪いが人に恵まれる。

 私の人生はそんな感じ。
 私には悩みがあるそれは、頭が致命的に悪い。IQテストで70くらい。

 恐ろしいくらいに勉強はできないし、資格試験も私だけ落ちるのは日常茶飯事。一番、きついのは指導中に作業するタイプが本当に苦手で、情報を整理することができない。数字が本当にダメ。”-(マイナス)”の概念が出た時に理解ができずに死亡した。
 一生懸命やっているつもりなんだけど、両親には”手を抜いている”とか言われて怒声を浴びせ続けられた。

 底辺高校、Dラン大学、人が自殺するブラック企業、能無し無職と悲惨な人生を歩んできた。

 頭が悪いと出会いがないと思うのだが、不思議なことに、本当に友人や出会う人達に恵まれる。

 退職したのに飯を誘ってくれる元同僚。1回だけしかお会いしたことないのに、悩みを真摯に聞いてくれる社会人サークルの皆様。どんなときも帰ってこいといってくれる大学時代からの友人。
 
 私は人間怖い癖に多く組織に入ってきたが、どの組織でも手厚くしてくださった。地方でも都会でも、関東でも関西でもそれは本当に変わらない。皆さん親切で強くて、賢い人達ばかりだ。

 話術があるわけでも、容姿がいいわけでもない。
 昔からびっくりするくらいに上がり症だ。震えて声がでなくなってしまう。新卒時は電話応対でミスしまくって悪口を言われた。女の子に話しかけれない。就職先を選ぶときも、社外で対応する仕事(営業など)は真っ先に進路から外した。
 本当に会話が苦手な人の進路を送ってきた。

 だからこそ、良い人に巡り合う率の高さに驚いている。
 人生はめちゃくちゃで能力はとても低いけれど、出会う人達には本当に良くて感謝している。

 能力も欲しいと思うけれど、わがままは行ってはいけないのかもしれない。
 人生詰んで死にそうなのだが、死ぬときは誰かと遊んでから死にたいと思うのであった。

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