見出し画像

#映画感想文 私的アマプラ版シン・仮面ライダー その1 2号のマスク

ついこないだ、
劇場終演したのに早くもアマプラ
よい時代になったもんです

コンテンツそのものは映画館のものと同じなので、誤解ないように

映画館で1度鑑賞したが、

申し訳ないが、5回も寝落ちするという
失態を演じた

映画館は基本ビール片手に観る
暗いし眠くなったら仕方ない〜
が基本スタンス
リスペクト低く不真面目だが、
それでも、眠くさせない映画に出会うことが素晴らしい!
という逆説的な酒飲みの映画館視聴と許してほしい
ただ、この映画で眠くなった理由はひとまずnoteした

映画館版シン・仮面ライダー再認

素晴らしかったのは、風景画のような、
茶色っぽい荒涼とした風景の中で戦うライダーの姿
庵野監督の描く原風景のひとつは
故郷宇部のコンビナートと
監督自身よく語っている
私も昭和の瀬戸内の工場地帯生まれで
シンライダーの風景はひどく懐かしい
そんな原風景と重なり合いあうことで、
仮面ライダー=昭和東映ヒーローのノスタルジーを増幅させてくれる
おっさんの鑑賞方法だろうか?

あとは世界観や大まかなストーリー、怪人の種類ぐらいしか記憶にない
もともと、映画館で観るということは
細かな情報を把握するより、
眺めるような感覚で何時間か過ごす程度でよいのかもしれない

ただ、相変わらず庵野作品は情報量が多く、眺めているだけでは、
処理しきれず、消化不良感が酷かった

映画で消化不良の3点

いつか、手元で観れるなら確認しようとおもっていた

1アクションシーンの振り返り

暗いシーンが多く、とにかく寝落ちした
だいたいハチやニセライダーのシーンは
暗すぎる!
蜂女のサーベルを日本刀に置き換えたら、黄色な衣装と相まって、
キルビルぽい剣による殺陣になったしまった まではわかるが、
映画館ではそれ以上何をやってるか、
把握することを途中で諦めた
さらに、なぜサソリやKKが必要だったのか?

2ルリ子のこと

庵野作品は女性キャラのパーソナリティ作りと演技のつけ方や撮り方が絶妙だ
エヴァのミサト・レイ・アスカ
シンゴジラのカヨコ・ヒロミ
ハニーは、やりすぎだったが…

生態電算機ルリ子はとにかくよく喋る
そんなルリ子がつぶやく言葉のシーンで音声をカットしたシーンがある
ルリ子はコンピュータなので、
何かをインプットしたのだろうけど、
口だけ動かすなんてありか!

3エンドロール

どんな作品にも共通しているが
映画館で把握するのは無理だ
二次流通してから手元で把握することにしている
作品制作過程の素材元、知恵や技法の一端やリスペクトが詰まっている
逆引きしてなるほどーと確認できる
映画の名作佳作なら、
エンドロール観るだけで1時間
調べ始めると半日は楽しめる
庵野監督作品は特に楽しい

庵野作品の情報過多で不思議な用語や、細かい映像技法は、
巻き戻し再生し、繰り返し見ないと
なるほどー、とか まあいいかー
というところまで落ち着かない
ザワザワしたままだ

アマプラ版シン仮面ライダーの鑑賞方法

ビールは飲まず、コーヒーとリモコン片手にテレビと正対して観る
もはや、映画を観るではなく、
映像情報を把握する作業に特化する感じだ 笑
編集者のように映像、音響、演技を、
一次停止、巻き戻し何度も気になるシーンをこちらで操作させていただく

できれば、Blenderで鑑賞操作できるようなソフトが5万円ぐらいなら即買いなのですが 笑

アクションシーン(クモオーグ)

テレビで幕前編を観ていたが、
やはり出来がよいのは最初の30分
8割がたアクションシーンで
隙間を埋め尽くすようなカットの動かし方は出色
テレビ放映された幕前版と比較しても、
映画版では音の作りが重厚で、
クモオーグの電子的なハウリング音がすごく良い

味わいあるアナログ特撮爆破は、
クモパートだけかもしれない
今や爆破効果はCG全盛で、
技術者も減っていると聞く

トラックはミニチュア
石が降ってくるところは、
iPhoneで撮ったのだろうか?
小屋はミニチュア爆破+CGか?

エンブレムに関すること

小屋にクモ登場のシーンで
革素材のようなエンブレムがチラと映る
「KUMO-AUG KUA-01」
マスクの後頭部に
ID的に打ち込んであるらしい

ちなみにライダー1号は
「BATTA-AUG BAA-01」
サソリのマスクにもついているが
読み取れない
代わりに、毒入りコンテナには
「SAA KAWAII DOKU
  04 0417」
カワイイ毒ってなにさ?笑
04 は「恐怖サソリ男」の制作NO
0417は 放送日4/17のようだ

ライダー2号のマスク

ライダー2号のエンブレムが気になり
探してみたところ、意外な発見

初登場のシーン
一文字のマスクのサイズが
あってないように感じていた

当初マフラーをしておらず、
強調するための衣装演出か?
と観ていたが、、

1号対2号の遭遇シーンと
ラストのチョウと戦う時は
2号のマスクが違うようだ

初登場シーン
ボケてわかりにくいが
黒単色エンブレム
チョウオーグと戦うシーン
公式にはこちらが2号マスクらしい


さらに、本郷のマスクを引き受けるとき

ラスト新しいエメラルドマスク
を引き受ける

2号のエンブレムは
極力映さない編集になっており、
いきなり02+01が最後に出てくる
細部にこだわる庵野監督らしくない

昭和ライダーのマスクと色の変遷が
合わせてあるし、
何かオマージュなのかもしれない

そもそも、昭和ライダーのマスクに
エンブレムがついていたとは思えない
まあどうでもよい話だし、
アートワークスを買えば、
書いてあるかもだが、、

さらに追いかけていくと
エンドロールに
仮面ライダー第2+1号造形協力
村瀬直人 とある

さらに、追っていくと

シン仮面ライダーのマスク造形は
前田真宏、出渕裕らと聞いていたが、
最後のマスクは違うらしい

ひょっとすると、
一文字のキャスト発表は後だったし、
本郷サイズで2号も作ってあったが、
被せてみたら、サイズがあわず、
急遽、2+1号デザイン、サイズで
色だけ変えて作り直して、
チョウのシーン撮りに間に合わせたか?

ただ、2+1号デザインは後ろからみると下方部の丸みが強調され、
元の2号と違う感じもする

さらに、本郷以外の人のサイズで
作っていたとしたら、
当初予定していたキャスティングが
変更になったか?

などなど、気になるところ

その辺の小ネタ情報を観て
楽しめるのもアマプラだから
映画館では気にも止めてられない

長くなってしまいました。
いくつか他にも、気になるポイント
はあったので、いつか記載します

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?