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人が苦手、でも、取材したい理由

私は子どもの頃から、上手に人へ気持ちを伝えることができません。要領よく話をすることもできなければ、とにかく人前に出ることが苦手です(^^;)

そんな私が、なぜ、取材をして、ラジオ番組を作って、出演までしているのかを少しずつ書いていきたいと思います。

2016年4月から「はーもにーぷれいす」は、千葉県のコミュニティFMで~子どもたちの未来のために私たちができること~というテーマで放送しています。

きっかけは、スポーツライターをしている夫の「教育の番組を作ってみたい」というひとことでした。

夫は、自分自身のブランディングのためにスポーツの取材をし、それを元にインターネットラジオやコミュニティFMでラジオ番組を制作放送しているのですが、その頃、函館で起きた7歳の男の子が失踪したという事件をきっかけに教育問題にも興味を持ったようでした。

はじめは模索、そして迷走しながら、学研教室の先生に家庭教育や子どもの生活についてお話を聞くというスタイルで始まりました。

その後一時期、心理セラピストの方がパーソナリティをするというスタイルがあったのですが、その方が私をアシスタントにと希望されたのです。なぜかというと、まったく「色」がなかったから……。よい引き立て役だと思ったのでしょう^^

何はともあれ、番組に参加することになりました。

初めての取材は、「NPO法人 いちかわ市民文化ネットワーク」が三世代市民の文化・交流活動の一環として始まった「チャレンジドミュージカル」でした。


子ども、大人、高齢者、障害者が一緒になってミュージカルを演じるチャレンジドミュージカル。障害を持つ子どもと参加していたお母さんにお話を伺いました。

子どものために一生懸命になることはあっても、親子が協力して何かをやり遂げることは少ない。チャレンジドミュージカルでは、親子で一緒の舞台に立てる。言葉を発することができない子だけど、人の中にいるのが大好きになった。生活の一部になっている。と楽しそうに話していました。

その時間を懸命に生きている人の美しさ……眩しさににクラクラ。

幸せって何だろうって……

幸せは努力した先の未来にあるわけではなくて、日常生活のたわいのない時間に込められているのだと気づいた瞬間でした。


一瞬の時間に込められた輝きを伝えたい。

自己満足かもしれないけれど……

いつか誰かの役に立ちますように。

そんな気持ちで続けています。



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